更新日:2021年10月08日
via https://www.007.com/no-time-to-die-jp/
映画の中で重要な時に活躍する腕時計とボンドは、切っても切り離せない相棒のような存在です。年 | タイトル | ブランド | モデル型番 |
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1962年 | 007 ドクター・ノオ | Rolex | 6358 |
1963年 | 007 ロシアより愛を込めて | Rolex | 6538 |
1964年 | 007 ゴールドフィンガー | Rolex | 6538/6542 |
1965年 | 007 サンダーボール作戦 | Rolex/Breitling | 6538/Top Time 20002.3 / N |
1967年 | 007 は二度死ぬ | Gruen | golden Gruen |
1969年 | 女王陛下の007 | Rolex | 5513submariner/6238 |
1971年 | 007 ダイアモンドは永遠に | Rolex | 6538 |
1973年 | 007 死ぬのは奴らだ | Rolex/Hamilton | 5513/Pulsar P2/2900 Astronaut |
1977年 | 007 私を愛したスパイ | Seiko | 0674 LC functions |
1979年 | 007 ムーンレイカー | Seiko | M354 Memory Bank Calendar |
1981年 | 007 ユア・アイズ・オンリー | Seiko | 7549-7009/H357 Duo Display |
1983年 | 007 オクトパシー | Seiko | TV watch |
1985年 | 007 美しき獲物たち | Seiko | Diver's 150m |
1987年 | 007 リビング・デイライツ | TAGHeuer | Night-Dive Reference 980.031 |
1989年 | 007 消されたライセンス | Rolex | Submariner R980.031 |
1995年 | 007 ゴールデンアイ | Omega | Seamaster 300M 2541.80 |
1997年 | 007 トゥモロー・ネバー・ダイ | Omega | Seamaster 300M 2531.80 |
1999年 | 007 ワールド・イズ・ノット・イナフ | Omega | Seamaster 300M 2561.80 |
2002年 | 007 ダイ・アナザー・デイ | Omega | Seamaster 300M 2561.80 |
2006年 | 007 カジノ・ロワイヤル | Omega | Seamaster Diver 300M 2220.80/ Seamaster Planet Ocean 2900.50.91 |
2008年 | 007 慰めの報酬 | Omega | Seamaster Planet Ocean 600M 2201.50 |
2012年 | 007 スカイフォール | Omega | Seamaster Planet Ocean 600M 232.30.42.21.01.001 / Seamaster Aqua Terra 150M 231.10.39.21.03.001 | 2015年 | 007 スペクター | Omega | Seamaster 300 'Spectre' Limited Edition 233.32.41.21.01.001 / Seamaster Aqua Terra 150M 231.10.42.21.03.003 | 2021年 | 007 ノー・タイム・トゥ・ダイ | Omega | Seamaster 300 '007' Limited Edition 210.90.42.20.01.001 |
5代目ピアース・ブロスナンからボンドを引き継いだダニエル・クレイグ。「007」シリーズの第21作『007 カジノ・ロワイヤル』から全5作に主演しています。彼が劇中で着用したオメガの腕時計を作品ごとにご紹介しましょう。
2006年公開の『007 カジノ・ロワイヤル』(原題:Casino Royale)で鮮烈なボンドデビューを飾ったダニエル・クレイグ。007はモンテネグロの「カジノ・ロワイヤル」にて開催されるポーカーゲームにてマッツ・ミケルセン(Mads Mikkelsen)演じる悪役のル・シッフルと対決します。飛行機爆破を阻止したり、毒を盛られたり、ヴェネチアでは家屋が倒壊する中死闘を繰り広げたりと、ハラハラする展開が目白押しの名作です。ダニエル・クレイグは劇中で、「シーマスタープロダイバーズ 300M コーアクシャル」と「プラネットオーシャン 600M コーアクシャル」を着用しています。
「シーマスター プロダイバーズ 300M Ref.2220.80.00」は、直径41mmのステンレススティール製ケース、ウェーブ模様の装飾が施されたブルーダイアルに、3時位置の日付窓、ブルーの逆回転防止ベゼル、10時位置にヘリウムエスケープバルブを備えたシンプルなダイバーズウォッチです。コーアクシャル・キャリバー2500を搭載した自動巻きモデルです。
45.5 mmのビッグサイズのステンレススチール製ケースにラバーストラップを合わせた存在感抜群のプラネットオーシャン。従来作よりハードでタフなイメージを打ち出してきたクレイグのボンドにピッタリの雰囲気ですね!
2008年公開の『007 慰めの報酬』(原題:007 Quantum of Solace)は『007 カジノ・ロワイヤル』からの続編となっており、「ミスター・ホワイト」とその背後にある組織を探ります。ボンドはクラシックなブラックダイアルとベゼルを備える「シーマスター プラネットオーシャン600M コーアクシャル クロノメーター」を着用しています。コーアクシャル・キャリバー2500を搭載した自動巻きモデルです。
シリーズの50周年記念作品として2012年に公開された『007 スカイフォール』(原題:Skyfall)では、ボンドが過去と対峙します。ハビエル・バルデム演じる悪役シルヴァのサイコっぷり、ジュディ・デンチ演じるMの死など、『ダークナイト』の影響を感じさせるダークな雰囲気の本作。アデルが作詞・作曲した主題歌「スカイフォール」も何とも言えない哀愁が漂って、素晴らしかったですね。007の相棒は、「プラネットオーシャン」、そしてドレッシーな「アクアテラ」です。
「シーマスター プラネットオーシャン 600M コーアクシャル 42MM」は、直径42mmのステンレススティール製ケースにブラックのセラミック製逆回転防止ベゼル、10時位置にヘリウムエスケープバルブを備えた600m防水の本格ダイバーズモデルです。クロノメーター認定コーアクシャル キャリバー8500を搭載し、ブラックダイアルには3時位置の日付窓を備えています。
「シーマスター アクアテラ 150M コーアクシャル38.5MM」は「チークコンセプト」と呼ばれる、豪華なヨットのウッドデッキのようなストライプ模様が施されたブルーダイヤルが印象的です。直径38.5mmと小ぶりなステンレススティール製ケースにコーアクシャル キャリバー8500を搭載しています。
元海軍中佐であるボンドに相応しいのはやはり「シーマスター」・・・。というわけで、2015年公開の映画『007 スペクター』(原題:Spectre)でボンドが着用したのは、「シーマスター 300 “スペクター” 限定モデル」と「シーマスターアクアテラ 150M」です。
「シーマスター300 マスター コーアクシャル クロノメーター 41MM “スペクター” 限定モデル」は世界限定7,007本で発売されました。ボンドが実際に着用した腕時計が限定モデルとして発売されたのはこれがシリーズ初のこと。41mmのステンレススティール製ケースに、リキッドメタル®製の12時間インデックスを配したブラックセラミック製両方向回転ベゼルリング、先端が丸いいわゆる”ロリポップ”センターセコンド、最大15,000ガウスもの耐磁性能を誇るマスター コーアクシャル キャリバー8400など、レトロな外観に最新の機能を詰め込んだ魅力的な1本です。
特に目を引くのは5本のストライプを描くブラックとグレーのNATOストラップ。「ジェームズ・ボンド NATO ストラップ」とも呼ばれ、“007”と刻印されたストラップホルダーが付属します。
もう1本はブルーの文字盤を備えた「シーマスターアクアテラ 150M」です。前作で着用していたモデルよりもケースサイズが大きくなり、前述の限定モデルと同じマスターコーアクシャル キャリバー8500が搭載され、スペックアップしています。
2020年から1年公開が延期された最新作、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(原題:No Time to Die)。この作品を最後にダニエル・クレイグはボンド役を引退することを明らかにしています。劇中でボンドが着用するのは「シーマスター ダイバー300M 007エディション」。リファレンスはブレスレットモデルが210.90.42.20.01.001、NATOストラップモデルが210.92.42.20.01.001です。
軽量なグレード2チタン製ケースに、あえて焼けたような雰囲気に仕上げたブラウン トロピカルのアルミニウムを使用したベゼルリングとダイアル、そしてメッシュブレスレットや「ジェームズ・ボンド NATO ストラップ」が個性的です。
裏蓋にはボンド映画一作目である1962年公開の「007ドクター・ノオ」にちなんで、“62”という文字があしらわれており、ファンにはたまらない演出となっています。
歴代のボンドウォッチをご紹介して参りましたがいかがでしたでしょうか?!ガイガーカウンター機能を内蔵していたり、丸鋸になる回転ベゼルがついていたり、強力な磁石になったり、爆発物の起爆装置になったり、爆弾そのものになったりと、ボンド映画の中で数えきれないほど重要な役割を果たしてきた”ボンドウォッチ”。映画ファンならずとも興味を抱かずにはいられない魅力がありますね。
座のニコラス・G・ハイエック センター 14Fにて開催された、007の世界観を表現したオメガのエキシビションをご紹介します。
2015公開のジェームズ・ボンド映画『SPECTRE』を記念して発売されたアクアテラの実機レビューをお届けします!
限定7,007本で世界同時発売された「シーマスター ダイバー 300 “コマンダー“ ウォッチ リミテッド エディション」をご紹介します。
1969年公開の「女王陛下の007(ON HER MAJESTY’S SECRET SERVICE)」から50周年を祝う記念モデルが登場!
ジェームズ・ボンド愛用のグローブトロッター製スペシャルスーツケースに入った世界限定わずか257セットを発売!
ボンドの"ガンバレル(銃身)"模様をダイヤルデザインに、プラチナゴールド製ケースを採用した特別モデルが登場!
『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』に登場する007のウォッチと全く同じ、この直径42 mmの「シーマスター」が登場!