更新日:2025年05月09日
グランドセイコー ヘリテージコレクション メカニカルハイビート36000 薫風 SBGH351の実機レビューをお届けします!
グランドセイコー ヘリテージコレクション メカニカルハイビート36000 薫風 SBGH351は、横40.0mmのエバーブリリアントスチール製ケースに手巻き付き自動巻き Cal.9S85を搭載しています。
ようやく季節が追いついた!二十四節気シリーズの新作を早速実機レビュー!
根強い人気のグリーンダイヤルですが、ディティールが変わるとがらっと印象が変わるのが腕時計の面白いところ。早速見ていきましょう!
GS人気の二十四節気シリーズ。今作は「立夏」という春と夏の端境をテーマに、工房付近の草原を駆け抜ける薫風(くんぷう)からインスパイア。深緑を思わせるグリーンカラーに繊細な型打ちが特徴的です。海外では薫風にあたる英語はなく、「Rikka」と呼んでいたりいなかったり。ロゴと秒針はゴールドカラーです。
丸みを帯びてベゼルの無いケースデザイン「62GS」の優美さといったら!ガラスは立ち上がったクラシカルなデザインです。
ラグ部分のカット。ケースサイドがダイヤルを包み込むようにまろやかなカーブを描き、下降しています。
リューズからのカット。
9時側からのカット。ケースは耐食性に優れたGSウォッチの中でも上位にあたる、エバーブリリアントスチールを採用しています。
搭載ムーブメントは「9S85」。半導体製造に用いられる技術「MEMS(メムス)」により、ミクロ単位で部品を再設計。がんぎ車に中間車を挟んで、ハイビートのデメリットであるパーツの消耗を抑え、テンワの支柱を四本にすることで熱膨張による時刻のズレを防ぐ工夫がされています。
三連に見えるブレスは…もう言わずもがなですね!中央コマのサイドは別パーツなので、厳密には五連です。このきらりと光る部分が奥ゆかしくも、印象の差となってきます。
本日は、今の季節にピッタリなグリーンダイヤルのGSをご紹介いたしました。一言で申し上げると、実物の方が断然素敵な時計です。と言いますのもこの型打ち、繊細過ぎて写真で写すのとっても大変。伝わりづらくて申し訳ないのですが、GS公式写真もおやおやっといった感じなのでやっぱり難しいみたいと安堵。気になった方は姉妹サイトクエリまで!…と言いたいところですが、まずはブティックで是非実物をご覧になってみてください。ほう、とため息の出る美しさですよ。
現在のところ安定した水準で価格が推移しています。ご売却価格が気になった方はピアゾの一括査定サービスを、ぜひご検討くださいね。
モデル | ヘリテージコレクション メカニカルハイビート36000 「薫風」 Heritage Collection Mechanical Hi-Beat 36000 「Rikka」 |
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型番(REF.) | SBGH351(9S85-02G0) |
ケースサイズ | 横40.0mm |
ムーブメント | 手巻き付き自動巻き Cal.9S85 |
パワーリザーブ | 最大巻き上げ時約55時間持続 |
防水 | 10気圧 日常生活強化防水 |
その他 | 2025年2月7日発売 GSブティック、サロン、マスターショップ限定取り扱いモデル |
定価(税込) | 990,000円 |
※掲載内容は2025年05月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。