更新日:2024年12月20日
グランドセイコー ヘリテージコレクション メカニカルハイビート36000 GMT 2017年アジア限定モデル SBGJ225の実機レビューをお届けします!
グランドセイコー ヘリテージコレクション メカニカルハイビート36000 GMT 2017年アジア限定モデル SBGJ225は、横40mmのステンレススチール製ケースに手巻き付き自動巻き Cal.9S86を搭載しています。
またまた珍しいモデルを発見!早速実機をレビューしていきましょう。
ネイビーカラーの、ジャポニズムを感じられるダイヤル。早速ディティールを見ていきましょう。
GMT表記と針にのみゴールドカラーを採用。ダイヤルの模様は、日本伝統の織物技法「絣(かすり)」を採用しました。
現代では、完成された布地にプリントを施すことがほとんどだと思いますが、絣は糸を部分的に染めることで、縦と横に糸を渡したときに模様が浮かび上がるようになっています。糸を数十本単位でつまんだり、束ねたりしてから染色し、糸を干して乾かし、織っていきます。1ミリにも満たない細さの糸から、規則的な模様を想定して染色する…完成するまでに膨大な手間と時間がかかります。輪郭が柔らかくぼかされた、完ぺきではないその文様たちに美しさを見出す心は、まさに日本ならではの美意識ですね。
ベゼルは全面鏡面仕上げ。一度角度を変えてから、ケースへ垂直に落ちていきます。
44GSケースを採用したこちら。ケースサイドからラグ先端までシャープなエッジを描きます。
リューズからのカット。
9時側からのカット。素材はステンレススチールを採用しています。
搭載ムーブメントは「9S86」。メカニカルの9S上位キャリバー「9S8」の、GMT機能付きのもの。リミテッド表記はありませんが、分母250のシリアルがあります。
三連風の五連ブレス。中央駒のサイドが別パーツになっているので、こう呼ばせてもらっています。(笑)
本日は、2017年発売のアジア限定モデルをご紹介いたしました!日本伝統の染織をテーマに、国内屈指時計メーカーの技術が見事に重なって、素晴らしい一本でした。44GSってこういう「和」を感じるパターンすごく似合う気がするのは筆者だけ?
アジア限定モデル、とありますが日本は含まれず、アジア諸国のGS上位ブティックでのみ発売されたのだと推測すると、とても少ない本数ですね。結構分かりやすく日本っぽさがデザインされているモデルは人気が出やすいですし、現在の資産価格も高水準をマーク!しています。姉妹サイトクエリではその他にも、腕利きバイヤー選りすぐりのGS限定モデルを数多くそろえておりますので、是非ご覧になってみてくださいね。ご売却価格が気になった方はピアゾの一括査定サービスを、是非ご検討ください!
モデル | ヘリテージコレクション メカニカルハイビート36000 GMT 2017年アジア限定モデル Heritage Collection Mechanical Hi Beat 36000 GMT Asia Limited Edition on 2017 |
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型番(REF.) | SBGJ225(9S86-00F0) |
ケースサイズ | 横40mm |
ムーブメント | 手巻き付き自動巻き Cal.9S86 |
パワーリザーブ | 最大巻上時約55時間持続 |
防水 | 10気圧 日常生活強化防水 |
その他 | 2017年アジア限定モデル 数量250本限定、限定シリアル有 |
定価(税込) | 737,000円(参考) |
※掲載内容は2024年12月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。