更新日:2024年12月18日
カルティエ サントス ドゥカルティエ ガルベ W20098D6の実機レビューをお届けします!
カルティエ サントス ドゥカルティエ ガルベ W20098D6は、35mmのステンレススチール製ケースに自動巻き Cal.049を搭載しています。
ヴィンテージ好きも、現行モデルの価格改正を憂いている方も。生産終了モデルのサントス、ガルベ!早速実機をレビューしていきましょう。
マットなシルバー文字盤!一見見慣れたサントスですが…ガルベとは?早速ディティールを見ていきましょう。
ブルースチール針に、アイコンであるローマンインデックスが放射状に並びます。
左が、今回ご紹介しているガルベ。そして右はRef.WSSA0029(現行モデル)。ベゼルはケースから僅かに立ち上がって、ガラス全体をぐるりと囲んでいます。12時側と6時側がケースに沿って尖った形状になるのが現行モデルなのですが、こちらは真っすぐ、文字通りガラスに沿って角の取れたスクエア型になっています。
ラグのエッジのカットがとても印象的。滑らかなカーブを多用することで、エレガンスを印象付けています。ガルベ(Galbee)とはフランス語で湾曲するという意味を持ちます。あれ、現行モデルも湾曲してるじゃんと思ったのですが、ガルベ登場以前は直線的なケース形状だったのです。
リューズからのカット。
9時側からのカット。素材はステンレススチールを採用しています。
搭載ムーブメントは「049」。ETA2892-A2ベースの28,800振動/時、パワーリザーブ約42時間のムーブメントです。三針にデイト表示とシンプルな機構は時刻合わせも非常に簡単で、自動巻きながら時計初心者にも大変扱いやすい仕様。ETAというところに時代を感じるなぁ、なんて思った方はこちら側です(誰)
ずらーっと並んだビス打ちも、サントスのアイコンと言えるでしょう。
本日は、サントスのガルベをご紹介いたしました。現行品のサントスに繋がるデザインコードが多くありながらも、「ヴィンテージ感」を楽しめる旧仕様もあって、幅広くお勧めしたい一本でした。さすがジュエラーでもあるカルティエ!
どのカルティエウォッチにも共通して言えることは、洒落た存在感と確かな知性が同居していること!TPOやオンオフも、コーディネートにも迷う事もなく永く愛用できますね。こうした「とりあえず」も「ここぞ勝負時」も叶えてくれる優秀な一本は、絶対に持って損はないと思います。ご予算もあると思いますが、ちょっと背伸びをして「間違いなく一生愛せるファーストウォッチ」としてもお勧めです!
カルティエのウォッチは資産価値が下がりにくい。それどころか中古市場での需要も高いため、現在のところリセールはどんどんと上昇の兆し。ただし定価も上昇の兆し、ですのでご注意を。こちらのモデルに限って言えば高い換金率を誇っていますが、市場の流通数が増えてきていますので今が天井価格です。カルティエの商品が気になった方は是非クエリまで!ご売却価格が気になった方はピアゾの一括査定サービスを、ぜひご検討くださいね。
モデル | サントス ドゥカルティエ ガルベ Santos de Cartier Galbee |
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型番(REF.) | W20098D6 |
ケースサイズ | 35mm |
ムーブメント | 自動巻き Cal.049 |
パワーリザーブ | 42時間前後 |
防水 | 日常生活防水 |
その他 | 生産終了モデル |
定価(税込) | 739,800円 |
※掲載内容は2024年12月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。