更新日:2024年05月13日
タレントのヒロミさんとシソンヌの長谷川忍さん、Snow Manの佐久間大介さんが出演する、日本テレビ系バラエティー『ヒロミのおせっ買い!』が、2024年5月11日午後3時から放送されました。買い物好きの3人が『お買い物で悩む芸能人たち』に“おせっ買い”を焼くロケバラエティー第2弾で、Travis Japan松田元太さんの時計購入のコーナーにて、時計買取のピアゾは写真提供や相場情報などで協力させて頂きました。
『ヒロミのおせっ買い!』 (C)日本テレビ
天然キャラで人気の松田さん、最近はバラエティー番組でもよくお見掛けしますね。もうすぐ迎える25歳の誕生日(4月19日、ロケは4月15日)に、自分に”大人な”プレゼントを、ということで、予算300万円でロレックスを購入したい、と希望されていました。
メインの3人のほか、ジュニア時代を共に過ごしたという親友・INIの田島将吾さんとともに、”時計の聖地”中野ブロードウェイの高級腕時計販売店をいくつか回り、”全く知識がない”という松田さんが果たして購入した時計とは?
本ブログでは番組を拝見いたしましたスタッフが、番組中に登場した中野ブロードウェイの店舗や腕時計などを詳しくご紹介させて頂きたいと思います。なお、Tverでしばらく配信もされていますので、ご興味のある方はぜひご覧くださいね!
まず皆さんが訪れたのは、中野ブロードウェイ3Fに店舗を構える「JACKROAD(ジャックロード)」です。
1987年創業の老舗で、この業界でその名を知らない者はいないでしょう。
こちらの店舗で皆さんがチェックしていた腕時計をご紹介します。
ロレックスのプロフェッショナルモデルの中でも圧倒的な人気を誇る「デイトナ」。その中でも今回登場した「ロレックス コスモグラフ デイトナ アイスブルー Ref. 126506A」はケース素材にプラチナを採用した最上級機で、アイスブルーの文字盤、濃いブラウンのベゼルが特徴的です。ちなみにこの「アイスブルー」というカラーはロレックスではプラチナモデルにだけ許される特別なカラーです。
さらに型番末尾に「A」のつくこちらのモデルは、文字盤のインデックス(時刻を表す目盛り)に8個のダイヤモンドがセッティングされた豪華版です。
なお、「A」の表記はバゲットダイヤインデックスを表す通称のようなもので、ロレックス公式の表記には使われていませんのであしからず。
ちなみに佐久間さんも仰っていましたが、木村拓哉さんが愛用されていることでも大変有名な「ロレックス コスモグラフ デイトナ アイスブルー」は、通称”プラトナ”とも呼ばれます。木村さんが所有しているプラトナはダイヤなし&1世代前の「Ref.116506」だったと記憶しております。
さて番組中では価格が約1,900万円と表示されていましたが、これはお店での販売価格や実勢価格で、公式な定価は11,881,100 円(2024年5月時点)となっています。定価より高い価格で販売されているのは、それだけ正規販売店での定価購入が難しい、人気モデルだということで、ロレックスの腕時計は多くのモデルが定価を上回るプレミア価格で販売されているのが現状です。
試着した松田さん、「大人って感じがする」と仰っていましたが、値段を聞いてびっくりされていました。こちらはいくらなんでも予算オーバーでしょうね。
続いて試着したヒロミさん、「重っ」と驚かれていました。そうなんです、ゴールドやプラチナだとステンレススティールより比重が高いので物凄く重く感じられるんですよね。
次に松田さんがショーウィンドウを指さし、「イメージしていた、文字盤黒で、シルバーとゴールドで、数字がダイヤみたいな・・・」と仰っていたのが、「ロレックス デイトジャスト36 Ref. 126233G(126233-0021)」です。
ロレックスの超定番モデルである「デイトジャスト」。そのモデル名の通り、3時位置にある日付表示(デイト)が0時ちょうど(ジャスト)に切り替わる、という機能を特徴としています。
紹介された「ロレックス デイトジャスト36 Ref. 126233G」は黒文字盤にダイヤインデックス(10Pダイヤ)、フルーテッドベゼル(文字盤の周りの縁がギザギザ)、ケース径は36mm、素材がステンレススティールとイエローゴールドのいわゆる”コンビ”モデルで、ブレスレットはジュビリーと呼ばれる5連タイプのものでした。
なお、こちらも型番末尾の「G」の表記はダイヤインデックスであることを表す通称のようなもので、ロレックス公式の表記には使われていません。
番組内では約270万円と紹介されていましたが、公式な定価は2,134,000円(2024年5月時点)です。こちらもややプレミアがついていますね。
いくつか並ぶアンティークロレックス(ジャックロードでは1990年代を境にアンティークと呼ぶそうです。)の中から松田さんが目を付けたのは「ロレックス デイトジャスト Ref. 1601」でした。
18Kイエローゴールド製ケース&フルーテッドベゼル、シャンパンゴールドの文字盤、自動巻きムーブメント キャリバー1570H搭載の1972年製造モデルに、非純正の革ベルトを合わせていました。
放映時の販売価格は約172万円とのこと。さすがロレックス、もちろん金無垢、ということもありますが、製造から50年以上経過していてこの価格は驚異的です。
松田さん、「俺コレ好きっす、ビビビだ、やばいっす」とかなりお気に召した様子。なかなか渋いお好みですね。
こちらの店舗ではこちらの時計を候補として1本選ばれていました。
テンションが上がった松田さんのもとへ、お店のイチ押しの時計、と大きな箱を抱えた店長さんが現れます。
佐久間さんが「ロレックスの箱ってここまで大きくない」と仰る通り、通常よりもかなり大きさの箱からしてただならぬ雰囲気が漂います。
そして箱を開けると現れたのが、「ロレックス コスモグラフ デイトナ ”レインボー” Ref. 116598RBOW-0004」です。
佐久間さん、思わず「うわぁぁーーー!」と叫んでいらっしゃいました。それもそのはず、この時計はそんじょそこらの時計とは違います。レインボーカラーのサファイアをセッティングした「デイトナ レインボー」は、一生のうちに一度、目にすることがあるかどうか、ぐらいの超絶レア時計なのです。
日本ではヒカキンさん、海外セレブではデイビット・ベッカムやクリスティアーノ・ロナウド、アダム・レヴィーン、ポスト・マローン、マーク・ウォールバーグなど、錚々たる方々が愛用者に名を連ねます。
人気の「デイトナ レインボー」の18Kイエローゴールドモデルです。同じ「116598RBOW」という型番でもダイヤインデックスやパヴェダイヤなどのバリエーションがありますが、こちらはベゼルとインデックスバケットカットカラーサファイア、さらにラグ(ブレスレットに繋がる部分)とケースサイドのリューズ(右側のねじ)周りにもダイヤモンドを配した豪華仕様のモデルです。
販売価格は約6,000万円とのこと。
佐久間さんも試着され、ピンクの髪色にもよくお似合いでした。7色あるから何色でもいけますが、便乗買い、とはなりませんでしたね。
ロレックスの公式サイトには掲載されていない、特別なシークレットモデル(オフカタログモデル)についてご興味のある方はこちらのブログをどうぞ。
ロレックス(ROLEX)の公には発表されていない特別モデルをご紹介します。
業界トップクラスの流通量を誇る「WATCHNIAN (ウォッチニアン) 」です。1件目のジャックロードと同じく、中野ブロードウェイ3Fで時計の新品・中古商品の販売・買取を行なっている、ブランド腕時計専門店です。
まずお勧めとして登場したのは、「ロレックス デイデイト36」でした。一見「デイトジャスト」に似ていますが、「デイデイト」には3時位置の日付表示のほかに、12時位置に曜日(デイ)表示があります。デイトジャストより上位機種となり、素材はゴールドもしくはプラチナ仕様のみ、ステンレススティール仕様はありません。また、ブレスレットの形状が1つ1つのパーツが丸みを帯びた半円形で3列リンクの「プレジデントブレスレット」を採用しています。その名の由来は、デイデイトが誕生した1956年に、当時のアメリカ大統領・アイゼンハワー氏に送られた事と言われています。つまりそれほど、”ハイクラス感”のある時計なのです。
お店で紹介された時計はホワイトゴールド製ケース&ブレスレット、フルーテッドベゼルを備えており、黒文字盤のインデックスには8個のダイヤモンドと6・9にバゲットダイヤモンドをセッティングしたモデルです。このタイプは現行モデルにはラインナップがありません。
こちらは型番を明らかにしていませんでしたが、価格は396万円と紹介されておりましたので、その相場感からしても恐らくは「ロレックス デイデイト36 Ref.118239A」かなと推測します。
ちなみに現行のホワイトゴールド製「ロレックス デイデイト36」は「Ref.128239」となっており、大きな違いは搭載されるムーブメントがキャリバー3155から新世代のキャリバー3255へ変わっている点です。
試着された松田さんは「これ好きかも、かっけぇ!」と仰っていましたね。ただ上述の通り、「デイデイト」はエグゼクティブが着ける時計、という印象の強いモデルですから、25歳の松田さんがつけるにはちょっと早いかなー、というのが正直なところです。まぁ若い方でも例えばNumber_iの平野紫耀さんはパヴェダイヤ仕様のめちゃくちゃラグジュアリーなデイデイト40を愛用されていますけどね。
松田さんはこちらの店舗ではこの「デイデイト36」を候補としてキープされました。
さて、時計には興味がないということでストッパーの役割で同行していたINI・田島さんがここでなんと「つけてみてもいいですか?」と試着を申し出ました。時計好きでもない方までもを動かした時計、それは「ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref. 116520」でした!
40mmのステンレススティール製ケースにホワイトダイヤルという爽やかなルックス。現行のステンレススティール製デイトナは黒のセラクロムベゼルを備えており、白黒のコントラストがはっきりしていますが、こちらはより軽やかな印象がありますね。
価格は約409万円とのこと。最終定価は120万円ぐらいだったと記憶しております。デイトナは生産終了で廃番となっても高い価値をキープし続ける世にも珍しい時計の1つです。
「かっこいい。めちゃめちゃ可愛いですね」とすっかり気に入った様子の田島さん。 「稼いでる稼いでないじゃない」「自分が時計に追いつく」と、ヒロミさん(と佐久間さん)が猛烈な営業トーク(?)を繰り広げましたが、購入、とはならなかったようです。
最後はこちらも中野ブロードウェイ 3Fに店舗を構える、「かめ吉」です。50を超えるブランドを取り扱い、店内には常時3,000本以上を展示しているというブランド腕時計販売・買取のスペシャリストです。
お店に入るや否や、佐久間さんはブレゲの時計を見て、「ブレゲは腕時計の歴史を200年早めた」など蘊蓄を披露。お詳しいですね!
さらにブランパンのメトログラードが好き、とテロップが出ていましたが、恐らくこれは「レトログラード」のことかと思います。
「Rétrograde(レトログラード)」とはフランス語で「逆行、後退」を意味し、扇型の目盛りで最大値に達すると帰零(ゼロの位置に戻る)する機構のことを指します。ブランパンだけでなく、様々なブランドがこの機構を採用した時計を製造しており、ミッキーマウスなどのディズニーキャラクターが指で分を指し示すジェラルド・ジェンタの「レトロ・ファンタジー」や、ヴァシュロン・コンスタンタンのパトリモニーやオーヴァーシーズなどに多用されています。
そして一行はオーデマ・ピゲの「ロイヤルオーク」のコーナーへ。
まず1本目は、ローズゴールド製ケース&ラバーベルトの「ロイヤルオーク」です。「ロイヤルオーク」はオーデマ・ピゲの代表モデルで、「時計界のピカソ」と評されるジェラルド・ジェンタのデザインによる、ビス留めされた八角形のベゼルを最大の特徴としています。いわゆる「ラグスポ(ラグジュアリー・スポーツ)の雄として、高級腕時計の中でも一二を争う人気モデルです。
2022年登場の50周年記念モデル、ローズゴールド製ケース、ラバーベルト、黒文字盤に3針&デイト表示、ということで恐らく型番は「15510OR.OO.D002CR.01」と推測されます。基本は上の写真のような革ベルト仕様のはずですが、付属の純正ラバーベルトを装着されているのでしょう。
松田さんも「キレッキレっすね」と感じ入った様子でしたが、約860万円という販売価格を聞いて若干引き気味でしたね。
こちらはすでに生産終了しており、当時の定価は561万円だったかと思います。現在は「15510OR.OO.D002CR.02」という型番の後継機が定価5,995,000円で販売されています。
次に松田さんが試着したのは、ステンレススティールとイエローゴールドのコンビモデルの「オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク」です。
シャンパンゴールドダイヤルにバーインデックス、12時位置にゴールドの「AP」ロゴ、6時位置に「AUTOMATIC」表記、3時位置にデイト表示を備えたシンプルな「オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク」自動巻きのコンビモデル。サイズや製造年が分からないため特定も難しいところですが、恐らく「15000SA」あたりかな、と推測されます。
「大人っぽい」「落ち着きがある」と大絶賛。松田さんご本人も、先の1本と合わせて「この2本マジで気になってます」とノリノリ。予算にもぴったりですね。こちらも候補となりました。
候補4本が決まったところで、松田さんが現在お持ちの時計を査定することに。この時計、松田さんが20歳を迎えたときにお父様からプレゼントされたもので、当時75万円で購入されたそうです。
松田さんがお持ちのデイトジャストは詳しく公表されていませんでしたが外装はステンレススティールケースにスムースベゼル(つるつるの縁)、オイスターブレスレット。ダイヤルはシルバーグレーに、ローマン数字インデックスと外周のレイルウェイ ミニッツトラックが特徴的でした。サイズが不明ですが、「ロレックス デイトジャスト Ref.16200」などが近い感じだと推測されます。
5年経った現在の査定額はなんと88万円と、当時の購入額を上回り、松田さんも驚いた様子でしたね。
11日放送『ヒロミのおせっ買い!』より(C)日本テレビ
いよいよ査定結果や、25歳の誕生日に時計を買おうとしていることをお父様に電話で報告することに。しかし、話を聞いた松田パパは、「さっき査定してもらった額ぐらいが妥当では」と諭します。
松田さんは父への憧れや今後の意気込みを語り、
「親の卒業から5年経って、自分の力それ以上のロレックスが買えるような歳になったのかな」とお許し(?)を得ます。「身の丈に合った時計をね」との助言もあり、松田さんが購入を決意した時計は・・・約298万円の「オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク」(ステンレススティールとイエローゴールドのコンビモデル)でした!しかも現金一括購入!男前ですね!
ところで時計買取のピアゾがどこで番組協力したのかと言いますと、ロレックスの相場情報のところでした。
時計は一生もの。その時その時に「ふさわしい時計」というものが必ずあると思います。
松田さんの25歳、という年齢から考えれば、なかなか高額時計ではあることは間違いありません。ただ、今回は当初から予算を300万円と設定していて、きっちりそれにおさめていますし、目覚ましい活躍を見せていますから、まさに今の「身の丈に合った」時計を選ばれたのではないでしょうか。
人生最大のお買い物をした松田さんですが、所属するグループTravis Japan が、自身初となるワールドツアー『Travis Japan World Tour 2024 Road to A』を2024年秋に開催することも発表されました。
オーデマ・ピゲの「ロイヤルオーク」と言えば、時計好きならば誰もが憧れる名品です。これからますます飛躍して、時計同様、一目を置かれる存在になっていってほしいですね!
そしてまた、ステップアップした頃に、次なる時計を購入される企画も楽しみにしています!
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