シャネル（CHANEL）は2023年3月27日から4月2日にかけてスイスのジュネーブで開催された「Watches and Wonders 2023」にて、新作を発表しました。宇宙を想起させる「インターステラーカプセルコレクション」をはじめ、煌びやかで個性的なモデルが多数ラインナップされています。

SFの世界や宇宙、タイムトラベルから着想を得た「シャネル インターステラー カプセル コレクション」。こちらは個性豊かな7本の新作をメインに展開されています。星々のきらめきをダイヤモンドで表現したり、ダイヤルやケースデザインを大胆にアレンジしたりなど、テーマに寄り添う工夫が多く見られました。

引用： https://www.chanel.com/jp/watches/interstellar-capsule-collection/

引用： https://www.chanel.com/jp/watches/p/3599594199506/j12-cybernetic-watch-38-mm/

『J12 サイバネティック（H7988）』、2,013,000円。
高耐性ブラック＆ホワイトセラミック×ステンレススティールケース、38mm径、自動巻きCal. 12.1搭載、防水性50m。

J12従来のデザインをベースにしつつ、ブラックとホワイトのピクセルモチーフを大胆に取り入れた目を引く一本です。ブラックラッカーダイヤルにはマットホワイトの仕上げを施し、サファイアクリスタルのベゼルにはブラック＆ホワイトカラーを塗布。さらに高耐性ブラックセラミックをベースとするケースに、階段状のホワイトセラミックを組み合わせることで、時計全体でツートーンのピクセル模様を描き出すことに成功しています。ねじ込み式のリューズは、ホワイトセラミックのカボション付きです。

アグレッシブな造形、さすがシャネルですよね！

引用： https://www.chanel.com/jp/watches/p/3599594199513/j12-interstellar-watch-38-mm/

『J12 インターステラー（H7989）』、1,386,000円。
高耐性ブラックセラミック×ステンレススティールケース、38mm径、ダイヤルにブリリアントカットダイヤモンド6個、自動巻きCal. 12.1搭載、防水性200m。

漆黒の宇宙を思わせるオールブラックモデルで、アベンチュリン効果のブラックグリッターダイヤルと6粒のダイヤモンドが、動き回る彗星や煌めく星々を表現しています。秒針に備え付けられた星型のカウンターウェイトがアクセントです。
また、ブラックカラーが塗布されたサファイアクリスタルベゼルは、宝石のバゲットカットを模したデザインが特徴的で、時計全体に動きや立体感を与えています。ダイヤルの一部や針の先端にはスーパールミノバが塗布されており、暗所では青色に光る美しい盤面を眺めることが可能です。

まるで満天の星空のよう。実機も見てみましょう。

実機は文字盤が光の加減で青っぽく見えることも。余談ですが『インターステラー』と聞くとクリストファー・ノーラン監督の映画を思い出したりもしてしまいますよねー。

引用： https://www.chanel.com/jp/watches/p/3599594199520/j12-cosmic-watch-33-mm/

『J12 コズミック（H7990）』、1,116,500円。
高耐性ホワイトセラミック×ステンレススティールケース、33mm径、ダイヤルにブリリアントカットダイヤモンド12個、クォーツ、防水性200m。

高耐性ホワイトセラミックケースを使用したオールホワイトモデルです。ダイヤルに描かれた宇宙モチーフにはポリッシュ＆ロジウム仕上げが施され、12個のダイヤモンドと共に盤面を飾り立てています。ベースのホワイトダイヤルにはスーパールミノバがあしらわれているため、暗所ではダイヤル全体が青く光り、UFOやロケットなどのモチーフが浮かび上がる仕様です。ホワイトカラーを塗布したサファイアクリスタルベゼルには、立体感のあるバゲットカットモチーフが採用されています。

遊び心溢れる楽しいデザインですね。

引用： https://www.chanel.com/jp/watches/p/3599594198509/premiere-robot-watch/

『プルミエール ロボット（H7944）』、3,663,000円。
18Kイエローゴールド×ブラック セラミック×ブラックチタン製ケース、19.7×15.2×7.5 mm、ケースにオニキス2個・ブリリアントカットダイヤモンド4個、クォーツ、防水性30m。

イエローゴールド・セラミック・チタンを組み合わせたロボット型ケースが印象的です。ロボットの目や腕にはダイヤモンド、耳に当たる箇所にはオニキスのカボションがセットされています。ロボットの胴体に当たる時計本体は、ブラックラッカーダイヤルに2針を合わせたシンプルな仕様です。ベルトにはヴェルヴェットタッチのラバー素材を採用しています。

ロボット、そう、ロボットなんですよねぇ。しかしどうしてもサザエさんヘアに見えてしまうのは筆者だけでしょうか・・・？

引用： https://www.chanel.com/jp/watches/p/3599594198493/premiere-lucky-star-watch/

『プルミエール ラッキー スター　（H7943）』、1,210,000円。
ステンレススティールケース、19.7×15.2×7.5mm、ケースにブリリアントカットダイヤモンド52個、コメットチャームにブリリアントカットダイヤモンド6個、クォーツ、防水性30m。

ケースを取り囲む52個のダイヤモンドや、アベンチュリン仕上げのブラックグリッターラッカーダイヤルが、夜空に散りばめられた星々の輝きを表現しています。また、ケースサイドに吊り下げられた星型のラッキーチャームが、手首に華やかさをプラスしてくれます。ベルトはヴェルヴェットタッチのブラックラバー製です。

キラキラと光る星型チャームの可愛さは格別ですね！

引用： https://www.chanel.com/jp/watches/p/3599594198523/boy-friend-cyberdata-watch/

『ボーイフレンド サイバーデータ　（H7946）』、1,309,000円。
ステンレススティールケース、34.6×26.7×7.3mm、ダイヤルにブリリアントカットダイヤモンド54個、クォーツ、防水性30m。

ロジウム仕上げで描かれた回路基板のモチーフが独創的なモデルです。回路の端々にはブリリアントカットダイヤモンドが配置されています。ストラップの素材には、パテントブラックキルティングパターンのカーフスキンを採用。ちらりと覗く裏地のシルバーカラーも、時計のデジタルな雰囲気にぴったりです。ケース・ストラップ・ダイヤルともにブラックで統一されており、ステンレススティールケースにはブラックコーティングが施されています。

ピクセルとはまた違う、デジタル感満載のデザインですね。文字盤のダイヤが眩しく輝いていました。

引用： https://www.chanel.com/jp/watches/p/3599594198516/code-coco-cybergold-watch/

『コード ココ サイバーゴールド（H7945）』、1,331,000円。
ステンレススティールケース、39.3×25.0×8.8mm、ダイヤルにプリンセスカットダイヤモンド1個、クォーツ、防水性30m。

太陽の要素を取り入れたという本作は、キルティングパターンが施されたゴールドのカーフスキンストラップが特徴的です。浮き上がる「CHANEL」のゴールドプレートがひと際目を引きます。また時計本体は、縦長のスティールケースに二つのダイヤルが収められるという特殊な仕様です。下のダイヤルは時計として使用されますが、上にはプリンセスカットのダイヤモンドが1粒埋め込まれているのみで、デザインのアクセントとして使用されています。

ゴールドのキルティング、ということで、他のアクセサリーは不要なほど、ゴージャス感がありますね！

煌びやかな宝石をあしらい、シャネルウォッチに再解釈を施した「オート オルロジュリー クリエイション」。ひと際華やかなタイムピースは、何気ない日常に特別感をもたらしてくれることでしょう。

引用： https://www.chanel.com/jp/watches/gem-set-watches/

『プルミエール ハイパーラッキー スター（H7888）』、18,040,000円。
ホワイトゴールドケース、19.7×15.2×7.5mm、ダイヤル・ブレスレット・チャームにダイヤモンド、クォーツ、防水性30m、世界55本限定。

ダイヤル・ブレスレットに余すところなくダイヤモンドを敷き詰めた、煌びやかなモデルです。ケースにはホワイトゴールドを採用しており、全体がシルバーカラーで統一されています。手首に合わせて揺れ動く星形のラッキーチャームもポイントです。

『J12 ハイパーサイバネティック（H7889）』、10,406,000円。
高耐性ブラックセラミック×ホワイトゴールドケース、38mm径、ベゼル・ダイヤル・ケースにパヴェダイヤモンド、自動巻きCal. 12.1搭載、防水性50m、世界55本限定。

「J12 サイバネティック」のホワイトセラミックをダイヤモンドで置き換え、より輝きの強いデザインへとモデルチェンジしました。ダイヤル・ベゼル・ケースにまでピクセルモチーフが繋がっており、縁取りの中にはぎっしりとパヴェダイヤが敷き詰められています。

細かいダイヤモンドが繊細な光を放ちます。

特別仕様の箱に入った『J12 ハイパーサイバネティック』が並んで展示されていました。左がダイヤなしのH7988、右がダイヤありのH7889です。

『マドモアゼル J12 コズミック（H7890）』、22,220,000円。
高耐性ブラックセラミック×ホワイトゴールドケース、38mm径、ベゼルにバゲットカットダイヤモンド46個、ダイヤルにブリリアントカットダイヤモンド10個、自動巻きCal. 12.1搭載、防水性50m、世界55本限定。

ドレス姿のガブリエル・シャネルを中心に据えた、「マドモアゼル」シリーズの新作です。夜空を模したグリッター加工のダイヤルに10個のダイヤモンドを散りばめ、星空の輝きを表現しました。ベゼルにセットされた46個のバゲットカットダイヤが時計全体のコントラストを強めています。

圧巻のバゲットダイヤの輝きもさることながら、エレガントなドレス姿のガブリエルの存在感も負けていません！

『J12 ナイト スター（H7892）』、14,520,000円。
高耐性ブラックセラミック×ステンレススティールケース、33mm径、ベゼル・ダイヤルにバゲットカットダイヤモンド、自動巻きCal. 12.2搭載、防水性50m、世界55本限定。

夜空のように輝くグリッターダイヤルを星型のカウンターウェイトが一周するという、ロマンティックな仕様の時計です。ベゼルおよびインデックスには白く輝くバゲットカットダイヤが使用されており、ブラックケースやダイヤルとの美しいコントラストが楽しめます。

『J12 ナイト スター（H7893）』、19,470,000円。
高耐性ブラックセラミック×ステンレススティールケース、38mm径、ベゼル・ダイヤルにバゲットカットダイヤモンド、自動巻きCal. 12.1搭載、防水性50m、世界55本限定。

「H7892」の38mmモデル。コントラストが強く、サイズが小さくても映えるデザインですが、より存在感のあるモデルをお求めの方にはこちらがおすすめです。

『J12 スペイシオテンポラル（H7896, H7897）』 高耐性ブラック＆ホワイトセラミックケース、38mm径、ベゼル・ダイヤルにバゲットカットダイヤモンド、自動巻きCal. 12.1搭載、防水性50m、世界12本限定。

ブラックとホワイトの比率を入れ替えた、対となるモデルです。二つのモデルを隣に並べると、模様が繋がっている様子を見ることができます。「スペイシオテンポラル」は空間と時間の関連を意味しており、空間を超えて繋がる二つの時計を象徴した名前であると思われます。

H7896はダイヤル中心から右上4分の1がホワイト、残りがブラックの仕様。H7897はダイヤル中心から左下4分の1がブラック、残りがホワイトの仕様です。ダイヤル・ベゼルはバゲットカット加工が施されており、ホワイト部分にはダイヤモンドがセットされています。

時計のゴージャスさも半端ないですが、ボックスも大きい・・・。

『J12 エクリプス（H7776, H7778, H7779, H7780, H7781, H7782, H7783）』 高耐性ブラック＆ホワイトセラミックケース、38mm径、自動巻きCal. 12.1搭載、防水性50m、世界1本限定。

高耐性ブラック＆ホワイトセラミックを用いて月の満ち欠けを表現するという、革新的なデザインが魅力です。セラミックのベゼル・ダイヤルにはバゲットカット加工が施されています。世界でたった1ボックスという、大変希少なモデルです。

『J12 ダイヤモンド トゥールビヨン キャリバー5』、29,150,000円。
高耐性ホワイトセラミック×18Kホワイトゴールドケース、38mm径、リューズ・ベゼル・ダイヤルパーツにダイヤモンド、手巻きフライングトゥールビヨンCal. 5搭載、防水性50m、世界55本限定。

フライングトゥールビヨンの中心に配置された大粒のダイヤが目を引く一本。キャリッジにもダイヤがセットされており、自転する度に煌めく様子を楽しむことができます。ベゼルにはバゲットカットダイヤが並び、独創的なダイヤルの印象をさらに強調しています。2022年に登場したブラックモデルのホワイトバージョンです。

同じく55本限定だったブラック（H7381）と同じく￥ 29,150,000（税込）。ハイエンドなJ12です。

『ムッシュー ドゥ シャネル トゥールビヨン メテオライト（H7956）』 高耐性ブラックセラミックケース、42mm径、手巻きフライングトゥールビヨンCal. 5.1搭載、防水性30m、世界55本限定。

フライングトゥールビヨンのケージの中心に据えられているのは、シャネルを象徴するライオンのエンブレム。時を刻みながら回転する様子を眺めることができます。ダイヤルには隕石の欠片であるメテオライトを使用しており、宇宙のロマンを感じられる一本です。ナイロン製のブラックストラップを組み合わせています。

ロレックスのメテオライトとはまた違ったシックな印象がいかにもシャネルらしいですね。

『ライオン アストロクロック（H7784）』 サファイアガラス球、18Kホワイトゴールド針、ダイヤモンド、真鍮のライオン、手巻きムーブメント搭載、世界5本限定。

時計全体を包み込むサファイアガラスの球と、真鍮製のライオン像で構成される置き時計です。

ガラス内に浮かぶ黒い球体が時間を示し、18Kホワイトゴールドの彗星と星座の針が分数を示しています。針の形はガブリエル・シャネルの星座であるしし座をもとにデザインされており、ブラックのライオンは力と権力の象徴として置かれています。
こんな時計がある部屋、素敵すぎますね・・・！

2022年にも発表されていた「ラ パウザ」シリーズ。2023年はベゼルのダイヤが取り除かれ、よりカジュアルに身につけられる2モデルが登場しました。

引用： https://www.chanel.com/jp/watches/p/H7481/mademoiselle-j12-la-pausa-watch-38-mm/

『マドモアゼル J12 ラパウザ（H7481）』、1,452,000円。
高耐性ホワイトセラミック×ステンレススティールケース、38mm径、自動巻きCal.12.1搭載、防水性200m。

ボーダーのカットソーにパンツスタイルという、リゾートカジュアルのマドモアゼルが描かれた「ラ パウザ」シリーズ。ホワイトモデルではマドモアゼルの衣装にも白い部分が多く、爽やかな印象です。逆回転防止のサファイアクリスタルベゼルには、ホワイトカラーが塗布されています。

引用： https://www.chanel.com/jp/watches/p/H7609/mademoiselle-j12-la-pausa-watch-38-mm/

『マドモアゼル J12 ラパウザ（H7609）』、1,452,000円。
高耐性ブラックセラミック×ステンレススティールケース、38mm径、自動巻きCal.12.1搭載、防水性200m。

こちらはマドモアゼルの帽子やパンツまで黒く塗り替えられた、オールブラックモデルです。ブラックラッカーダイヤルに、逆回転防止のブラックセラミックベゼルを合わせています。

シャネルの自動巻きキャリバー12.1は、「COSC（スイス公認クロノメーター検査協会）」の認定を受けた高精度なムーブメントです。2023年はキャリバー12.1を搭載した「J12」に、イエローゴールドを用いたモデルが初登場しました。

『J12 キャリバー 12.1（ホワイト）』、2,200,000円。
高耐性ホワイトセラミック×イエローゴールドケース、38mm径、自動巻きCal.12.1搭載、防水性200m。

高耐性ホワイトセラミックを使用したケースに、イエローゴールドの縁取りやインデックスが加えられた一本。白地に金が鮮やかに映えて、定番モデルであるJ12に特別感がプラスされました。

『J12 キャリバー 12.1（ブラック）』、2,200,000円。
高耐性ブラックセラミック×イエローゴールドケース、38mm径、自動巻きCal.12.1搭載、防水性200m。

こちらは高耐性ブラックセラミックケースのJ12に、イエローゴールドを取り入れた一本。黒地に金の組み合わせは、気品と高級感をプラスしてくれます。

ガブリエル・シャネルがパリのアトリエで過ごす際、常に身につけていたというピンクッション。そこに着想を得て設計されたのが、「マドモアゼル プリヴェ ピンクッション」です。ドーム状のサファイアクリスタル風防はピンクッションの形状を表しています。また、通常より大ぶりの55mm径ケースを使用しており、広々としたダイヤルにはシャネルのオートクチュールのシンボルが飾られています。

ストラップにはマットブラックのグログラン織を採用しました。ケースやバックルを覆う数百のダイヤモンドや、再現された生地の質感など、細部まで見応えのある芸術的なコレクションです。

引用： https://www.chanel.com/jp/watches/artistic-crafts-watches/

『マドモアゼル プリヴェ ピンクッション（ツイード モチーフ）』、34,650,000円。
18Kイエローゴールド×チタンケース、55mm径、ケースにブリリアントカットダイヤモンド、ダイヤルにブリリアントカットダイヤモンド＆パール、リューズにブリリアントカットダイヤモンド10個、バックルにブリリアントカットダイヤモンド45個、ダイヤモンド計480個。クォーツ、防水性30m、世界20本限定。

シャネルのツイードジャケット（パターン）をモチーフにしたモデル。真鍮にツイードエフェクトを施し、その上にハサミ、メジャー、指ぬきのゴールドパーツを配置することで、ジャケットの制作過程を表現しています。シャネルジャケットの内側に縫い付けられているチェーンは、ダイヤル外周のミニチュアチェーンで再現。ジャケットはブリリアントカットダイヤモンドで縁取られ、ボタンを模したパールも散りばめられています。

引用： https://www.chanel.com/jp/watches/artistic-crafts-watches/

『マドモアゼル プリヴェ ピンクッション（レース モチーフ）』、24,310,000円。
18Kイエローゴールド×チタンケース、55mm径、ケースにブリリアントカットダイヤモンド、ダイヤルにブリリアントカットダイヤモンド＆パール、リューズにブリリアントカットダイヤモンド10個、バックルにブリリアントカットダイヤモンド45個、ダイヤモンド計392個。クォーツ、防水性30m、世界20本限定。

シャネルを象徴するカメリアの花を、レースモチーフで表現したモデル。手彫りによって質感を加えた18Kイエローゴールドダイヤルに半透明のグランフーエナメルを重ね、さらにデカール（転写）技術を用いてカメリアのレースモチーフを描きました。花の中心にはダイヤモンドが1粒セットされており、それを取り囲む形でパールが散りばめられています。また、ダイヤル外周には18Kイエローゴールドのミニチュアパールが配置されています。

引用： https://www.chanel.com/jp/watches/artistic-crafts-watches/

『マドモアゼル プリヴェ ピンクッション（キルティング モチーフ）』、28,490,000円。
18Kイエローゴールド×チタンケース、55mm径、ケースにブリリアントカットダイヤモンド、ダイヤルにブリリアントカット＆バゲットカットダイヤモンド、リューズにブリリアントカットダイヤモンド10個、バックルにブリリアントカットダイヤモンド45個、ダイヤモンド計401個。クォーツ、防水性30m、世界20本限定。

ブラックマザーオブパールの象嵌により、キルティングのハンドバッグを表現したモデル。重なり合うバッグの輪郭やチェーン、ダイヤル外周のミニチュアパールなどは全てイエローゴールド製です。彫金によって形作られたバッグチェーンにはブリリアントカットダイヤのチャームが添えられ、バッグの留め具部分はバゲットカットダイヤで再現されています。

引用： https://www.chanel.com/jp/watches/artistic-crafts-watches/

『マドモアゼル プリヴェ ピンクッション（パール モチーフ）』、29,150,000円。
18Kイエローゴールド×チタンケース、55mm径、ケースにブリリアントカットダイヤモンド、ダイヤルにブリリアントカットダイヤモンド・オニキス・パール、リューズにブリリアントカットダイヤモンド10個、バックルにブリリアントカットダイヤモンド45個、ダイヤモンド計394個。クォーツ、防水性30m、世界20本限定。

ブラックツイードを再現した立体的なダイヤルに、18Kイエローゴールドのアイテムやジュエリーを配置した華やかなモデル。ロングネックレスにはパールとダイヤモンドが繋げられ、ビザンチンモチーフのブローチにはダイヤモンドとオニキスがセットされています。また、リボン付きのチェーンにはラッカー装飾も施されています。18Kイエローゴールドのミニチュアパールで縁取られたダイヤルは、さながらアクセサリーボックスのようです。

引用： https://www.chanel.com/jp/watches/artistic-crafts-watches/

『マドモアゼル プリヴェ ピンクッション（エンブロイダリー モチーフ）』、24,970,000円。
18Kイエローゴールド×チタンケース、55mm径、ケースにブリリアントカットダイヤモンド、ダイヤルにスノーセッティングされたダイヤモンド650個、リューズにブリリアントカットダイヤモンド10個、バックルにブリリアントカットダイヤモンド45個、ダイヤモンド計917個。クォーツ、防水性30m、世界20本限定。

ブラックファブリックに刺繍されたスパンコールをイメージしたモデル。下地を最大限に覆い隠すスノーセッティング技法を用いて、ブラックコーティングされた18Kホワイトゴールドのダイヤル上に650個のダイヤモンドを敷き詰めました。宝石の輝きが強調されるよう、ゆるやかな凸面文字盤を採用しています。白く輝くダイヤとブラックダイヤルのコントラストが美しい一本です。

シャネル2023年新作時計をご紹介して参りました。どれもシャネルらしさ溢れるロックでエレガントかつロマンに満ちた時計でしたね。それではここで2023年3月27日から4月2日にかけてスイスのジュネーブで開催された「Watches and Wonders 2023」でのシャネルのブースの様子をご紹介します。

シャネルのエスプリに則り、モノトーンを基調としたシックな雰囲気です。

ブース外側のショーウィンドウには時計が飾られています。

こちらは新作の「インターステラーカプセルコレクション」ですね。ちなみに同時期にジュネーブ市内では”In the City”と題してブランド店舗でも新作を展示したりするイベントが開催され、シャネルの店舗も店前に大きな”Ｗ＆Ｗ”立て看板が置かれています。

ショーウィンドウには会場と同じテーマで新作が飾られていました。

並びも同じですね！
では戻りまして、会場の中へとご案内しましょう。

ブース内もやはりモノトーンのシックな雰囲気。天井に映像を投影する中央の鏡を囲むようにソファがあり、なんだかお洒落なマダムが座っているなぁ、、と思ったら、フィギュアじゃないですか！漆黒のお体にシャネルスーツと思しきお洋服。腕にはプルミエールやボーイフレンドといった時計が。

なんとも不思議な世界観です。

こちらはガブリエル シャネルの星座であるしし座に敬意を表する、ライオンモチーフの『マドモアゼル プリヴェ リオン』です。

これらのブラック チタン製のカフ、レザーストラップのシークレットウォッチ、ネックレスは、スイス　シャネルマニュファクチュールの卓越した職人技を駆使して製作された逸品です。

独創的なデザインだけでなく、ローマン・ゴティエ、ケニッシ、F.P.ジュルヌと資本関係を結び、確かな技術力を駆使した複雑機構までも搭載可能とするシャネル。今後も時計界でのシャネルの快進撃は続くでしょう。