2017年 シャネル 新作 J12 XS H5235 とは?
時代を切り開くシャネルが時計業界に投じた一石"J12"
シャネル初の本格的な機械式時計で、2000年に誕生しました。
シャネルの創業者、ココ・シャネル(ガブリエル・シャネル)はまだ今のように女性の自由が認められず男性の理念のもとに生活していた時代に、その固定概念を打ち破って女性にいくつもの選択の自由をもたらした人物です。その過程で生まれたのがシャネルです。シャネルは「女性の服の解放」「古い価値観にとらわれない自由で自立した女性像」をブランドコンセプトに女性のためのアイテムを様々な業界で展開し、新しい女性のファッションの楽しみ方や、モデルロールを世に送り出してきました。
今でこそ定番となった"ブラックコーデ"や"モノトーンコーデ"も、「黒は喪服の色」という固定概念をシャネルが美しいブラックドレスを身にまとうことがなければ生まれなかったと思うと感慨深いですね。
そんななか、初めて男性もターゲットにした腕時計を考案したのが、この「
J12」です。
J12はセラミック素材をメインに使ったモデルがほとんどです。今ではセラミックの艶感も美しいと認められたものになりましたが、J12誕生当初は全くそんなことはなく、すでに香水などでおしゃれな高級ブランド「シャネル」として名を確立していたからこそ成せた技だと思います。J12は「セラミック素材の高級時計」という新たなジャンルを開拓したのです。
実は色と質感こそ斬新なものでしたが、それぞれの機構は伝統的なスポーツウォッチをなぞっていました。
そんなJ12は2020年には20周年を迎え、初のフルリニューアルを行いました。全体的なスポーツウォッチの雰囲気はそのままに、ディティールの70%以上をリデザインし、より洗練された今の時代らしいデザインになりました。
このモデルは2017年のものなのでリニューアル前の古典と現代デザインが織り交ざった一本になります。
先に述べたように、シャネルは「喪服の"黒"をファッション化」し、「セラミック素材の高級時計」を定着させました。
このモデルは
"ブラックセラミックモデル"です。つまり、シャネルのシンボルとも言えるでしょう!
全面ブラックベースで、ベゼルにステンレススチールを、ダイヤルにはブリリアンカットダイヤモンドがぐるっと一周敷き詰められており、そのコントラストからクールな華やかさを感じます。ケースサイズ19mmという小さいモデルなので、ダイヤモンドだけがとても印象的に見え、時計ではなく一種のアクセサリーのようなアイコンウォッチとなっています。
ベゼルの外側にあるくぼみで少しメンズライクな印象を醸し出しているのが、男性もターゲットにしているJ12らしさではないでしょうか。
バーゼル2017最新作シャネル J12 XS H5235
(Basel 2017 New model CHANEL J12 XS H5235)
J12 XS |
説明 |
型番(ref) |
H5235 |
ケースサイズ(mm) |
19 mm |
ケース素材 |
ブラックハイテクセラミック ステンレススティール |
ベゼル |
ステンレススティール |
ダイヤル |
ブラックラッカーダイヤル フランジに32個のブリリアントカット ダイヤモンド |
リュウズ |
非ねじ込み式リュウズ |
防水性 |
30 m |
ブレスレット |
ブラックハイテクセラミックブレスレット ステンレススティール製3重折りたたみ式バックル |
ムーブメント |
高精度クォーツ |
国内発売予定日 |
2017年6月1日 |
国内発売価格 |
¥750,600 |
推定日本発売日前後1ヵ月新品未使用換金率 |
95%前後 |
推定日本発売日前後1ヵ月中古換金率 |
88%~92%前後 |