更新日:2023年04月21日
ロレックス デイトジャスト36 126233の実機レビューをお届けします!
ロレックス デイトジャスト36 126233は、横36mmのステンレススチール、18金イエローゴールド製ケースに自動巻き Cal.3235を搭載しています。2021年話題になったロレゾール!早速実機をレビューしていきましょう~。
デイトジャストのロレゾールモデル!実機は、フルーテッドモチーフという、ロレックスのアイコンとも言うべきベゼルの形状を平面にデザインしたダイヤルです。角度によって輝く様は何ともラグジュアリー。
では角度を変えて見てみましょう。ベゼルと似て非なる輝きは、絶妙に調光されたものであることが分かりますね。シンプルなバーインデックス、同じくゴールドカラーの時分針です。
18金製のフルーテッドベゼル。
流麗な曲線を描いたケース。ロレックスのケースは形状こそ単一ではあっても、エッジの処理が本当に美しくて技術力の高さを思い知ります。
ストレートタイプのリューズ。トップに王冠が鎮座!
9時サイドから見たところ。
搭載ムーブメントは「3235」。27年エントリーし続けた、マニュファクチュール3135をチューンアップしたキャリバーです。ユーザーに一番うれしいのは、パワーリザーブが70時間と大幅に伸びたこと。パーツの90%を新しくし14の特許を取得したといいますが、ここまで来るとチューンアップというより新キャリバ―と呼ぶに相応しいようにも思います。
パワーリザーブ延長の秘密は二つ。まずは、香箱径を薄くしたことで、内部のスペースを確保したこと。こうすると従来より長い主ゼンマイを収めることが出来ます。次に、脱進機の効率化。ガンギ車とアンクルの形状を再設計し、材質をニッケル・リン合金にすることで、15%ほど効率アップに成功しました。
更に、近年のキャリバーに採用される「ブルーパラクロム・ベアスプリング」。復元性、耐磁性、温度変化にも強いという優れたヒゲゼンマイが、キャリバーの高い精度を保ちます。ローターがルビーベアリングになった点も、回転効率を高めています。
と、語りだすと枚挙に暇がありませんが…とにかく今のロレックスを支える、優れたキャリバ―なのです。
イージーリンク付きのジュビリーブレス!華やかですね~!
本日は、2021年発売の126233をご紹介しました。パームパターンと同時にリリースされて、大変話題を呼んだデイトジャストだったのですよね。多彩なダイヤルでお馴染みのデイトジャストですが、「遊び」を利かせてきたのはちょうどこの辺り…?パームやフラワーモチーフ、そしてつい先日新作が発表された「セレブレーション」や「パズル」!近年はどんどんプレイフルになってきていますね。ウォッチデザインの枠を飛び越えたダイヤルデザインに、開放感すら感じられます。
タペストリーやモノグラム、天然素材はこれまでもあって、こちらの126233は従来の流れを汲んだ古典的で、比較的親しみやすいパターンです。ですがその輝きは、本当に計算され尽くした美しいデザインだなという印象でした。きっとどこかが一つ違えば、この均衡は成り立たない。緊張感のようなものも感じられる、パーフェクトな外装でした。これ、ドームベゼルや三連ブレスだと全く違う印象です。ダイヤベゼルだとちょっとあでやか過ぎてしまうかな…などと、公式サイトの「設定するボタン」で楽しむことができますよ。2023年の現在も現行デザインですので、是非公式サイトからご自身だけのデイトジャスト、設定してみて下さいね。
ロレックスの実機レビューでは再三お話していますが、買えるか買えないかは、悲しいかなまた別の話。定価と共に上がっていく資産価値。まだ現行モデルですので、今後の動きに期待ですね。大切に温めておいて、ディスコンになった途端に急上昇する…という可能性も大いに期待できます。
モデル | デイトジャスト36 Datejust 36 |
---|---|
型番(REF.) | 126233 |
ケースサイズ | 横36mm |
ムーブメント | 自動巻き Cal.3235 |
パワーリザーブ | 約70時間 |
防水 | 10気圧防水 |
その他 | 2021年発売、ゴールデンフルーテッドモチーフ |
定価(税込) | 1,509,200円 |
※掲載内容は2023年04月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。