更新日:2022年11月26日

Watches and Wonders Geneva 2023 (ウォッチズアンドワンダーズ ジュネーブ2023)の開催日程・出展ブランドが発表!一般公開も決定

ウォッチズアンドワンダーズ ジュネーブ2023開催情報まとめ

「Watches and Wonders Geneva 2023(ウォッチズアンドワンダーズ ジュネーブ 2023)」の開催詳細が決定しました。 Watches and Wonders Geneva 2022は完全招待制でしたが、なんと2023年は一般入場が開始するとのことです。本ブログでは、開催概要、出展ブランド詳細に加え、一般公開が始まることになった背景などについてご紹介します。

★WW2022の情報はこちら★

Watches & Wonders2022(ウォッチズアンドワンダーズ2022)新作腕時計情報

2022年3月30日~4月5日開催のWatches and Wonders 2022にて新作発表したブランドをまとめています!

スイス・ジュネーブの国際見本市

2020年から始まったものの、パンデミックの影響でリアル開催を中止した年もあるWatches and Wonders。スイス・ジュネーブで行われるWatches and Wonders Geneva 2023に関しては、前々から公式サイトにおいて開催予定が発表されていましたが、今回ついに開催日程や出展ブランドの詳細情報が公開されました。発表当初の情報は関連ブログをご覧ください。

「Watches and Wonders Geneva 2023(ウォッチズ&ワンダー ジュネーブ 2023)」はいつ、どこで開催されるのでしょうか?一般入場可能な日、チケットの購入方法などをまとめています。

 パレクスポ展示場
WATCHES & WONDERS Geneva 2023
会期 2023年3月27日(月)~2023年4月2日(日)
一般公開日 2023年4月1日(土)、4月2日(日)
会場 パレクスポ展示場(Palexpo)
入場料 70CHF(スイスフラン)
チケット発売日 2023年2月1日
チケット購入方法 公式サイトにてオンライン限定販売 www.watchesandwonders.com/

<<会場地図>>

※主催者により変更、延期、中止されることがあります。詳細については直接各主催者のサイト等をご確認ください。

Watches and Wonders Geneva 2023は、2023年3月27日~4月2日の期間、スイス・ジュネーブのパレクスポ展示場にて開催されます。オンラインによるデジタル開催となった2020年度と2021年度を経て、ようやくリアル開催された2022年度のWatches and Wonders Genevaは、パレクスポ展示場で行われました。今回、2023年3月の終わりから4月の初めにかけて開催されることが決定したWatches and Wonders Geneva 2023も、ジュネーブ2022と同じ会場で開催されます。

パレクスポ展示場といえば、 Watches and Wondersの前身で、世界最大の高級時計の見本市であった「 SIHH(Salon International Haute Horlogerie)」、通称ジュネーブ・サロンが開催されていたときにも使用されていた会場です。前年度は、期間全体で約2万2,000人もの来場者があったことから、ジュネーブ2023はさらに大きな規模のショーになると期待できるでしょう。開催初日である3月27日~3月31日までの5日間は、小売業者やメディア関係者、出展ブランド49社の招待客限定の入場で、4月1日と2日のみ一般公開となっています。

ジュネーブ

2022年には、39のブランドが出展したWatches and Wonders Geneva。今回開催されるWatches and Wonders Geneva 2023には49ブランドの出展が決まっており、50近いブランドがジュネーブの会場に一堂に集まります。出展ブランドの詳細は、下記の通りです。

  • A. LANGE & SÖHNE (A.ランゲ&ゾーネ)
  • ALPINA (アルピナ)
  • ANGELUS (アンジェラス)
  • ARNOLD &SON (アーノルド&サン)
  • BAUME & MERCIER (ボーム&メルシエ)
  • BEAUREGARD (ボールガール)
  • BELL &ROSS (ベル&ロス)
  • CARTIER (カルティエ)
  • CHANEL (シャネル)
  • CHARLES ZUBER (シャルル・ズベル)
  • CHARRIOL (シャリオール)
  • CHOPARD (ショパール)
  • CHRONOSWISS (クロノスイス)
  • CYRUS GENÈVE (サイラス)
  • CZAPEK &CIE (チャペック)
  • FERDINAND BERTHOUD (フェルディナント・ベルトゥー)
  • FREDERIQUE CONSTANT (フレデリック・コンスタント)
  • GRAND SEIKO (グランドセイコー)
  • GRÖNEFELD (グローネフェルト)
  • HAUTLENCE (オートランス)
  • HERMÈS (エルメス)
  • HUBLOT (ウブロ)
  • HYSEK (ハイゼック)
  • IWC SCHAFFHAUSEN (IWCシャフハウゼン)
  • JAEGER-LECOULTRE (ジャガー・ルクルト)
  • KERBEDANZ (ケルベダンズ)
  • LAURENT FERRIER (ローラン・フェリエ)
  • LOUIS MOINET (ルイ・モネ)
  • MONTBLANC (モンブラン)
  • ORIS (オリス)
  • PANERAI (パネライ)
  • PARMIGIANI FLEURIER (パルミジャーニ・フルリエ)
  • PATEK PHILIPPE (パテック・フィリップ)
  • PEQUIGNET (ペキニエ)
  • PIAGET (ピアジェ)
  • REBELLION TIMEPIECES (レベリオン タイムピース)
  • RESSENCE (レッセンス)
  • ROGER DUBUIS (ロジェ・デュブイ)
  • ROLEX (ロレックス)
  • RUDIS SYLVA(ルディ・シルヴァ)
  • SPEAKE-MARIN(スピーク・マリン)
  • TAG HEUER(タグ・ホイヤー)
  • TRILOBE(トリローブ)
  • TUDOR(チューダー)
  • U-BOAT(ユーボート)
  • ULYSSE NARDIN(ユリス・ナルダン)
  • VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン・コンスタンタン)
  • VAN CLEEF & ARPELS(ヴァン クリーフ&アーペル)
  • ZENITH(ゼニス)

Watches and Wonders Geneva 2023には、1992年に設立されたベル&ロス、1988年に設立されたフレデリック・コンスタント、1983年にドイツ・ミュンヘンで設立されたクロノスイスなどが初めて参加します。
主要な独立系ブランドとしてはグランドセイコー、シャネル、パテック・フィリップ、パルミジャーニ・フルリエ、ロレックス、チューダーがジュネーブ2023にも出展。2022年のWatches and Wonders Genevaに初参加したグランドセイコーは、今回で2度目の出展です。シャネル、パテック・フィリップ、ロレックス、チューダーなどは、バーゼルワールド2021から撤退を表明した後、揃ってWatches and Wondersに連続参加しています。

リシュモングループからは、 A.ランゲ&ゾーネ、ボーム&メルシエ、カルティエ、ジャガー・クルト、ヴァシュロン・コンスタンタン、IWCシャフハウゼン、モンブラン、パネライ、ピアジェ、ロジェ・デュブイ、ヴァン クリーフ&アーペルの11ブランドが出展します。また、バーゼルワールド2021から撤退することを発表したLVMHグループのタグ・ホイヤー、ウブロ、ゼニスが2022年に引き続き出展するとのことです。

一方、有名時計ブランドが属するスウォッチグループのオメガ、ブレゲ、ブランパン、ロンジン、ハミルトン、ティソ、スウォッチは前年度同様、Watches and Wonders Geneva 2023には出展しません。これは、スウォッチグループに属する各ブランドが、独自に新作を発表するようになったためです。
スウォッチグループに関しては、2018年7月に、スイス・バーゼルで開催されていた世界最大の宝飾と時計の見本市であるバーゼルワールドから撤退することを表明して以来、 Watches and Wondersなどの国際見本市には出展していません。

さらに、独立系ブランドのオーデマ・ピゲやリシャール・ミルも、Watches and Wondersには出展しません。この2つのブランドは、2019年に開催されたSIHH2019への出展を最後に、 SIHHの後釜であるWatches and Wondersへは不参加を貫いています。

一般公開

2020年から開催されているWatches and Wondersですが、 Watches and Wonders Geneva 2023はこれまでと異なり、一般公開日が設けられることになりました。一般公開は、2023年4月1日(土)と4月2日(日) の2日間で、入場チケットを購入した一般来場者は、ガラスのショーケース越しに出展ブランドの新作を鑑賞できます。

入場チケットの価格については、1日券が70CHF(スイスフラン)で販売されます。70CHF(スイスフラン)は、日本円にすると約10,378円(2022年11月時点)です。じつはWatches and Wondersの前身であるSIHH時代にも、一般公開され入場チケットが販売されたことがありました。長らく招待制だったSIHHでしたが、2017年からは最終日のみ一般公開されるように。ちなみに、一般公開開始から2年後のSIHH2019の入場チケット価格も、70CHF(スイスフラン)でした。

円安の影響も多いにありますが、日本円で1万円を超えるチケットの価格に、「高い…」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、世界的に物価上昇がみられる中、今回開催されるWatches and Wonders Geneva 2023の入場チケット価格はSIHH時代からお値段据え置きで、意外にも良心的な価格設定ととも言えるのではないでしょうか。

Watches and Wonders Geneva 2023の入場チケットは、2023年2月1日からWatches and Wonders Genevaの公式サイトで販売が開始されます。会場での当日券販売の予定はなく、オンライン限定販売とのことですから、 Watches and Wonders Geneva 2023に参加したい方は忘れずにチケットを事前に購入しておきましょう。時計ファンの皆さん、いよいよスイス旅行を計画するときが来ましたね!!

例年通りであれば、ロレックスやパテック・フィリップなど豪華ブランドの最新作を最速で拝むことができるはず。ロレックスは今年11月というタイミングで「ディープシー チャレンジ 126067」を単発で新作を発表しましたが、恐らくこのWWG2023で新作を発表するでしょう。

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行けるか行けないかは状況次第、というところでしょうが、一般入場が可能ならば、ウォッチ&ワンダーズ ジュネーブ2023への行き方を知りたい!という方のために、日本からスイス・ジュネーブのパレクスポ(Palexpo)へのアクセスについてご紹介します。

会場となるパレクスポ(Palexpo)は、空港から徒歩10分、スイス各地の鉄道駅からも多数接続しており(ジュネーブまで10分、ローザンヌまで40分、チューリッヒまで3時間以内)、非常に便利な立地にあります。ジュネーブ中心街からも鉄道やバスでアクセス可能です。

まず日本からジュネーブへの行き方ですが、残念ながら2022年11月現在、日本からジュネーブの空港への直行便は運航されておらず、スイス国内の都市ではチューリッヒへの直行便が成田から出ているのみ。スイスインターナショナルエアラインズ(LX)でチューリッヒ経由、もしくはJAL、ANA、エールフランス(AF)、ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)、KLMシティホッパー(WA)などを利用して他の都市で乗り継ぎし、早くても約15時間ほどかかる、というイメージですね。

日本からジュネーブ パレクスポへの行き方は?

チューリッヒから鉄道でジュネーブに移動することも可能ですが、2時間40分~3時間ほどかかります。日程に余裕があり、のんびりとスイスを周遊するような旅を計画するのであれば、チューリッヒから途中でベルンやローザンヌなどに立ち寄りながらジュネーブを目指してもいいかもしれませんね。

ジュネーブ空港(GVA、ジュネーヴ・コアントラン国際空港)からパレクスポまではなんと徒歩10分という近さです。SIHHなどでは確かジュネーブ空港から無料のシャトルバスなども用意されていたような記憶がありますが、WWG2023では今のところそういった情報は確認していません。

ジュネーブ空港からパレクスポへのアクセス

画像引用: https://palexpo.ch/

マップの左上にあるのがジュネーブ空港、”ARENA”を挟んで右側にあるオレンジ色の丸印のところ(707)がパレクスポの”VISITORS ENTRANCES”つまり入口です。ちなみに赤い点線が歩行者用通路です。

なお、車で来場することも可能です。P12駐車場には、来場者・出展者用に1,600台のスペースが用意されています。

 Watches and Wonders財団

変革期を迎えたといえる高級時計の国際見本市ですが、「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ財団」(WWGF =Watches and Wonders Geneva Foundation) が設立されたことにより、新しい時代に突入すると予測されます。

 Watches and Wonders Geneva 2022

パンデミックの影響がまだ残る中、約2万人以上もの来場者を集めたWatches and Wonders Geneva 2022。この成功を受けて2022年9月、ロレックス・パテックフィリップ・リシュモングループの3社は、 非営利財団「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ財団」 (Watches and Wonders Geneva Foundation、WWGF)を設立しました。

WWGFは、世界中に優れた時計製造技術を普及させること、 さらには、ジュネーブと海外の別の地域で、時計とジュエリーの国際見本市をリアルとデジタルの両方で開催していくことを目的としています。興味深いことに、WWGFはデジタル開催となった2020年度と2021年度をカウントせず、リアル開催されたWatches and Wonders Geneva 2022を、第1回目の「Watches and Wonders Geneva」と見なしているとのこと。ですから、2023年3月27日から1週間の間ジュネーブで開催されるWatches and Wonders Geneva 2023は、第2回目の開催となります。

 ジャン=フレデリック・デュフール

スイス・ジュネーブに設立された、この新しい財団WWGFの運営を担う財団理事会の会長には、ロレックスの最高経営責任者であるジャン=フレデリック・デュフール氏が就任。副会長を務めるのは、リシュモンの時計部門の責任者であるエマニュエル・ペラン氏です。
明言されてはいませんが、新しく設立されたWWGFは、SIHHやWatches and Wonders Genevaの主催者であった高級時計財団(FHH)の後継組織と考えられます。高級時計財団の現CEOであるマチュー・ユメール氏が、 Watches and Wonders財団のCEOに就任したのも、それを裏付ける証拠となっているのではないでしょうか。

これまで高級時計財団といえば、リシュモングループに支配されていると見なされていました。しかし今回、独立系ブランドのロレックスとパテック・フィリップがWWGFの設立に加わったことで、これまでリシュモングループが主役だったWatches and Wondersが今後は変わっていくと予測されます。

 バーゼルワールド

SIHH時代に中心的存在であったリシュモングループは、ラグジュアリーなブランドイメージを守り、格式を重んじるため、高級時計の国際見本市の伝統的な排他性を維持したいと望んでいました。 そのため、Watches and Wondersは高級ブランドと認められているブランドしか出展できず、小売業者やメディア関係者、出展ブランドの重要な顧客しか入場できない招待制のイベントであるべきだと考えていたのです。

ところが、バーゼルワールドに出展していたロレックスなどのブランドは、リシュモングループの意見に反対しました。かつて世界最大の時計見本市であったバーゼルワールドには、数千を数えるブランドが出展し、来場者数も6桁を記録したといいます。これらのブランドがWatches and Wondersの規模を拡大することを希望した結果、Watches and Wonders Geneva 2023にて一般公開が決定したようです。

一般公開されれば、限られた人たちだけではなく、より多くの人に高級時計のすばらしさが伝わるでしょう。しかし、過去には「誰にでも門戸を開く見本市は、ラグジュアリービジネスの場にふさわしくない」と主張したブランドが、時計の国際的な見本市から撤退することもありました。WWGFが今後主催者になれば、Watches and Wondersのバーゼルワールド化はさらに進む可能性も考えられます。

バーゼルワールド出展には莫大な費用を要した点も、結局多くのブランドの撤退を招く要因の1つでした。一般入場が可能になった点は喜ばしいですが、規模が拡大するにつれ、果たして同じ轍を踏むことにはならないのか、ちょっと心配なような、複雑な気分ですね。

ジュネーブ2023開催日

Watches and Wonders Geneva 2023の開催日程や場所、出展ブランドが明らかにされました。今回のジュネーブ2023は約50ものブランドが集結し、さらには一般公開もあるとのことで、ジュネーブ2022よりもさらに盛り上がるのではないでしょうか。WWGFの設立でこれからWatches and Wondersがどう変化するのか、今後の動向に目が離せません。




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