更新日:2026年01月06日

【セイコーのオーバーホール】料金や期間と頻度、見積もりなど利用方法まで徹底解説

オーバーホールとは、腕時計の部品を分解・点検し、清掃や修理などの措置を行うことです。腕時計の内部は多数のパーツによって構成されており、それらは時間とともに少しずつ劣化していきます。
一定期間を超えると、潤滑油の劣化による部品の摩耗や、防水機能の低下などに繋がり、致命的な故障を引き起こす危険性もあるのです。
こうした事態を防ぐためには、定期的なオーバーホールが必要となります。セイコーの時計は、正規サービスおよび一般時計修理店でのオーバーホールが可能です。

セイコー アストロン(夜桜) プロスペックス(ディープ・フォレスト)

今回の記事ではセイコーのオーバーホールについて、料金や修理期間、見積もり、依頼方法などを紹介します。また、正規サービスと一般店の比較も行っておりますので、修理店選びの参考にしてください。さらに、腕時計のお手入れや使用上・保管上の注意点についてもまとめています。

なお、【グランドセイコーの修理・オーバーホール・電池交換】選択肢や料金などについてはこちらをご覧ください。

時計に異常が発生した場合は、すぐに点検・修理を検討しましょう。特に異常が見られない場合も、定期的な点検を行うことが大切です。メーカーが推奨しているオーバーホールのタイミングは、モデルや搭載しているムーブメントの種類によって異なります。
プロスペックスやプレザージュなどに搭載されている自動巻きムーブメント「キャリバー6R35」をはじめ、おおよそ2~3年に一度というタイプが多いようです。取扱説明書における「アフターサービスについて」の項目に詳しく記載されているため、目を通しておきましょう。取扱説明書はモデルごとではなく、搭載されているムーブメントのキャリバーごとに分かれています。

ピアゾの腕時計豆知識 
<セイコーウォッチの型番・キャリバーの調べ方>

セイコーの腕時計のほとんどは、裏蓋または保証書に8桁の側型式番号が記載されており、前4桁がキャリバー番号となっています。

セイコーウォッチの型番・キャリバーの調べ方

上記の例の場合、「3X22-0AB0」と裏蓋に刻印があり、キャリバー番号は前4桁の「3X22」ということになります。

ダイバーズウォッチに搭載されている「キャリバーV131」なども、2~3年を目安としたオーバーホールが推奨されています。ダイバーズウォッチの使用環境は水中がメインですので、ケースやバンド以外に、内部の機械にもダメージを与える危険性が高いです。そこで、こまめな分解掃除(オーバーホール)および点検・調整を行い、重大な故障を未然に防ぐことが大切になります。
そのほか、「キャリバー7X○○」「キャリバー8X○○」「キャリバー5X○○」系を搭載しているGPSソーラーウォッチ「アストロン」の場合は、3~4年に一度のオーバーホールがおすすめです。

メンテナンスを行わずに放置しておくと、潤滑油の汚れによる部品の摩耗や、パッキンの劣化・水や汗の浸入による防水性能の低下など、様々な問題が発生してしまいます。費用や手間はかかりますが、必ず定期的にオーバーホールを依頼しましょう。

セイコー 時計分解 部品

セイコーでは、保証期間内に何らかの不具合が生じた場合、無償で修理・調整を行っています。もちろん、取扱説明書にある正しい使用方法を遵守していることが大前提で、ご自身の過失による故障は対象外です。サービスを利用する際は、購入時に受け取った正規保証書および保証カードを提示する必要がありますので、無くさないように注意してください。

保証期間の終了後は、有料での修理となります。また、誤った使い方による不調や天変地変による故障、使用中に生じる小傷や汚れ、不具合がない場合のオーバーホールなどは、保証期間内であっても有料です。メーカー保証はあくまで初期不良に対応するものだという認識をもっておきましょう。

セイコーの保証期間は、お買い上げ日より1年間または3年間です。少し短めに感じますが、ショップによって配布される保証カードを提示することで、保証期間を延長できる場合もあります。
2024年10月1日より、セイコーブランドの腕時計の保証期間が全世界で購入日から3年間に延長されました。なお、2024年7月1日〜2024年9月30日に販売された製品に対しても、修理拠点で修理を受け付けた際に、お買上げ日から3年間の保証期間が適用されます。

  • ※グランドセイコーとクレドールの保証期間は5年間です。
  • ※セイコーブランドのストップウオッチの保証期間は1年間です。
  • ※アルバブランド、ライセンスブランド、ワイアードの保証期間は1年間です。

 保証について | セイコーウオッチ公式サイト

アストロンカードなど延長保証について

例えば、セイコー創業の地である銀座に店舗を構え、セイコーブランドの世界観を体験できるという「セイコードリームスクエア」で購入した時計は、合計3年間の保証を受けることが可能な場合があります。
また、多彩なラインナップが魅力の「セイコーウォッチサロン」では、「アストロン」「プロスペックス」「プレザージュ」を対象とした延長保証カードが配布される場合があります。保証書とカードを合わせて提示することで、追加で1年間の保証を受けることが可能です。「アストロン」に関しては、セイコーウォッチサロンの特典に加え、「アストロンカード」による1年間の保証延長が適用されると、保証期間は最大3年間となります。

また以前は「プレミアムウオッチサロン」で「クレドール」「ガランテ」「グランドセイコー」を購入すると、「プレミアムカード」が配布されていました。こちらを提示することで、通常2年間のところ、追加で1年間の保証を受けることが可能でした。

2024年10月からの保証期間の延長に伴い、各種保証延長カードの新規発行が終了となっています。2024年7月1日から9月30日までの期間に購入した方は3年間の保証を適用するため、各種保証延長カードを併用することはできません。

「グランドセイコー」につきましては、2021年の改定により、5年間の保証が受けられるようになりました。→詳細は関連記事へ 「グランドセイコー、10月1日より全世界で保証期間を5年に延長」

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修理そのものに適用される保証期間は1年間です。その期間内に、修理した箇所に同様の不具合が見られた場合、無償で再修理を行ってくれます。また、セイコーは修理の際に部品の交換を行うことがありますが、各時計の機能を維持するために必要な部品については、生産終了後も約7年間にわたって保有し続けています。長期間にわたって修理できる、一つの時計を長く使用できるという安心感が魅力的です。機能に関わらない部品(ケース・ダイヤル・針・リューズほか)を交換する場合は、外観の異なる代替部品を用いることもあります。

電池交換は、保証期間内であっても有料です。液漏れによる故障を防ぐため、電池が切れたらできるだけ早く交換を依頼するようにしてください。購入時から内蔵されているモニター電池は、想定より早く切れてしまう可能性もあります。電池の寿命切れの予告機能が付いている時計であれば、早期に対応できるでしょう。

研磨のサービスもありますが、チタンモデルは取り扱いができません。また、セイコーの時計には、硬度を上げるために独自技術でコーティングされているものがあり、その種類によっては剥げたり変色したりするリスクがあるため、研磨ではなくケース・ブレスレットの交換対応となる場合もあります。

セイコーのメンテナンスサービスの一つに、分解掃除(オーバーホール)があります。オーバーホールとは、ケースからムーブメントまで完全に分解を行い、時計の隅々まで点検・清掃するサービスです。摩耗した部品や劣化したパッキン・潤滑油の交換、防水テスト、汗や汚れのクリーニングなど、徹底的な調整を行います。仕上がりまでの期間はおおよそ3~4週間、長いもので4~5週間程度です。

時計 オーバーホール過程 部品

セイコーのオーバーホールの手順としては、まず時計の状態を確認します。外観や操作性に加え、磁気や電気特性に異常がないかなど、細かなチェックが必要です。次に、ケースおよびバンドを取り外し、超音波クリーニング・点検を行います。また、文字盤や針、ムーブメントに至るまで全ての部品を分解し、状態に応じて洗浄・交換・修正などの対応をします。その後、注油やムーブメントの組み立てを行い、時計の精度チェックやパッキンの交換、防水テストなどを経て作業終了です。

オーバーホールは時計内部の点検がメインですが、外装の見た目を綺麗にしたい場合は、外装研磨(傷修理)サービスも利用できます。こちらはケース・メタルバンドの傷取りおよび研磨を行うもので、使用感のある時計でも新品(購入時)に近い輝きを取り戻すことが可能です。顕微鏡を使用しているため、肉眼では見えないような細かい傷も取り除くことができます。時計の素材や構造によっては研磨が不可能な場合もありますので、注意してください。

外装研磨の工程としては、まず傷の状態をチェックし、リューターやザラツ盤を用いてケース斜面・側面の研磨を行います。次に、バフと磨き粉を用いてケース表面に光沢を与え、目の細かな紙やすりを用いて筋目を付けます。ケースに余計なダメージを与えてしまわないよう、力加減と角度の調整がとても重要です。ケースの研磨が終わったら、メタルバンドの処理に移ります。メタルバンドには鏡面部分と筋目部分があるため、それぞれに異なる仕上げが必要です。各部分にマスキングテープを貼って保護しつつ、傷取りと筋目付けまたは鏡面研磨を同時に行っていきます。

まず、セイコー公式サイトに掲載されている簡易的な料金表をご紹介します。「セイコー ガランテ」は料金体系が異なります。

 修理メニュー・料金表|セイコー公式サイト

オーバーホール・内装修理

オーバーホール・内装修理料金(目安・税込)
ムーブメント 料金
クオーツ・ソーラー・電波 5,830円~50,160円
GPSソーラー 33,000円~50,160円
メカニカル 6,600円~55,440円
スプリングドライブ 41,800円~

※料金は品番ごとに異なります。

料金にかなり幅がある事にお気づきになったかと思いますが、セイコーの時計は、定価に応じてAランクからFランクに分かれています。セイコーの正規修理費用は、この定価ランクや修理箇所の多さ・複雑さによって大きく異なります。

以下は、2026年1月時点に確認した、さらに詳細なセイコーのオーバーホール(分解掃除)の料金表です。対象となるモデルは「セイコー、ワイアード、アルバ、ライセンス」で、こちらに掲載されている料金は目安であり、実際は現物の状態を踏まえた見積もりが必要となります。あくまで参考としてご覧ください。

セイコー オーバーホール料金表

セイコー、ワイアード、アルバ、ライセンスの内装修理の料金表です。(税抜き表示)

定価 ランク 内装修理技術料(機械式以外) 内装修理技術料(機械式)
~9,999円 Aランク 5,300円 6,000円
10,000~29,999円 Bランク 12,000円 14,000円
30,000~49,999円 Cランク 19,000円 20,000円
50,000~99,999円 Dランク 24,000円 26,000円
100,000~199,999円 Eランク 30,000円 33,000円
200,000円~ Fランク 38,000円 42,000円

※2025年2月1日改訂後の料金です。予告なく変更される場合があります。
製造中止後長期間経ている機種はこの限りではありません。

【セイコー ガランテ】オーバーホール・内装修理

オーバーホール・内装修理料金(目安・税込)
ムーブメント 料金
メカニカル・スプリングドライブ 68,200円
スプリングドライブ クロノグラフ 110,000円

キングセイコー コンプリートサービス

キングセイコーのオーバーホール・内装修理は、ライトポリッシュが付帯するコンプリートサービスとなります。
ライトポリッシュとは、ケース・メタルバンドの表面を整えつやを出すサービスですので、打痕・傷などは取り切れないことがあります。ライトポリッシュ不要の場合でも料金は変わりません。
※2021年以降発売の製品が対象です。
修理期間(目安)は約3~6週間程度です。

コンプリートサービス料金(税込)
ムーブメント 料金
6R系キャリバー搭載品 57,200円
6L系キャリバー搭載品 66,000円

電池交換

セイコーの電池交換は、単に電池を交換するだけでなく、パッキン交換やケースとバンドのブラッシングまたは洗浄、防水検査を併せて行います。
なお、電池交換は、保証期間内であっても有料となります。納期は約2週間程度が目安となります。

電池交換料金(税込)
防水性能 料金
空気潜水・飽和潜水用防水
(100m以上の防水表示)
6,600円
非防水・日常生活(強化)
防水(3~20BARの防水表示)
4,400円

※防水区分は、裏ぶたや文字盤に表示があります。

外装・バンド修理

バンド以外の外装修理には、クオーツ時計の電池交換が含まれます。 部品交換を伴う場合には、別途部品代が発生することがあります。
納期は約2~3週間程度です。

外装・バンド修理料金(目安・税込)
メニュー 料金
外装修理(ガラス・りゅうず交換等) 3,520円~
バンド交換・修理 3,300円~

※別途部品代が発生する場合があります。

【セイコー ガランテ】外装リペアポリッシュサービス

ケースや金属バンドに付いた傷を、本格研磨によって修復します。従来は取り切れなかった深い傷は、レーザーで同じ材質の金属を溶接し穴埋めすることで、新品に限りなく近い状態に修復します。納期は約4~5週間程度です。

※時計の構造や仕上げ、素材などによっては研磨できないこともあります。
※「セイコー ガランテ」のみ対象のメニューです。

セイコー ガランテ 外装リペアポリッシュサービス料金(目安・税込)
対象 料金
ケース 46,200円
バンド 37,400円
ケース+バンド 77,000円

※貴金属は都度見積もりとなります。一部対象外のモデルがあります。

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セイコーの修理サービスを受けるためには、国内在住者であること、自身のメールアドレスを持っていること、そして電話連絡が可能であることが前提条件です。条件に当てはまり、かつ正規修理を検討している方は、公式Webサイトでの見積もりをおすすめします。

セイコーの公式サイトでは、修理を依頼する前に、概算の見積もり・引き渡し日を確認することが可能です。あくまで概算ですが、おおよその目安を知ることができるため、他の時計修理店との料金比較にも役立ちます。

見積もりを取るためには、修理したい時計の【品番あるいは型式番号】が必要です。まずは公式サイトの修理受付ページにアクセスし、それらの番号を入力してください。次に、修理したい箇所を選択し、症状や依頼内容を選択・入力します(例:「ムーブメント」における「オーバーホール」/「外装部品」における「文字盤交換」など)。修理箇所および症状・依頼内容は、複数選択が可能です。その後、保証書の有無やお買い上げ日などを入力したら、概算の見積もり金額が表示されます。見積もりに納得した場合は、そのまま指示に沿って修理依頼を行ってください。

セイコー 発送キット郵送サービス 梱包

セイコーに正規修理を依頼するためには、全国の直営店・正規販売店へ時計を持ち込むか、上で述べたWeb上の見積もりに沿って依頼を行う必要があります。

Web上で依頼を行う場合は、まず概算の見積もりを確認し、そのまま次のページに進んでください。次に、表示されたページでお客様情報(氏名・住所・電話番号・メールアドレス)を入力し、時計の配送に利用する運送会社(ヤマト運輸または日本郵便)や料金の支払い方法、返送方法などを選択します。申し込み確定ボタンを押したら、修理依頼は完了です。あとは、数日後に時計の発送キットが送られてくるため、手順に沿って梱包・発送を行います。発送は着払い扱いで、選択した運送会社に集荷を依頼するか、ヤマト運輸あるいは日本郵便の荷物を扱っているコンビニエンスストアに持ち込んでください。時計の修理状況はWeb上で確認可能です。

支払いは、修理済みの品物が届いてから行います。支払い方法は、オンラインクレジットカード決済、または代引き(クレジットカード・デビットカード・現金)です。料金は、修理にかかった費用に加え、時計の配送にかかった往復送料も請求されます。往復送料は、オンラインクレジットカード決済の場合は1,540円、代引きの場合は1,870円です(※2022年3月調査時点)。時計の保証期間内であれば送料は無料となります。

料金表でご説明した通り、セイコーの時計は、「定価」に応じてA~Fランクに分かれており、正規修理費用は、この定価ランクや修理箇所の多さ・複雑さ、部品代などによって差が出ます。ここでは「保証書なし」の条件のもと、セイコーの正規修理事例をいくつか紹介します。

【セイコー 正規修理事例1】アストロン GPSソーラー 5Xシリーズ Ref. SBXC006

セイコー アストロン GPSソーラー5Xシリーズ ブラック
モデル セイコー アストロン GPSソーラー 5Xシリーズ Ref. SBXC006(ソーラー)
定価 253,000円(Fランク)
故障内容 カレンダー不具合、ガラス交換
見積金額 56,430円
内訳:38,000円(内装修理技術料)+11,800円(ガラス部品代)+1,500円(送料)+5,130円(税)

セイコーを代表するコレクションである「アストロン」。こちらは小型化・省電力化・受信性能の向上を図った5Xシリーズです。性能の高さはもちろん、ブラックを基調としたスタイリッシュなデザインが魅力的です。こちらはカレンダー機能の不具合調整と、ガラス(風防)の交換を想定しました。

【セイコー 正規修理事例2】プロスペックス マリーンマスター プロフェッショナル Ref. SBBN043

セイコー プロスペックス マリーンマスター プロフェッショナル ブルー
モデル セイコー プロスペックス マリーンマスター プロフェッショナル SBBN043(クォーツ)
定価 165,000円(Eランク)
故障内容 電池交換、りゅうず交換
見積金額 18,590円
内訳:8,300円(外装修理技術料)+7,100円(りゅうず部品代)+1,500円(送料)+1,690円(税)

高い防水性能と立体的なフォルムが特徴的な「プロスペックス」。こちらは深いブルーで統一されたダイバーズらしいモデルで、約300mの防水性を誇るクォーツ時計です。今回は電池交換とガラス交換を想定して算出しました。

【セイコー 正規修理事例3】プロスペックス ルクスライン「海」 Ref. SBDB035

セイコー プロスペックス ルクスライン「海」 200本限定モデル
モデル セイコー プロスペックス ルクスライン「海」 セイコーウォッチサロン200本限定 Ref. SBDB035(スプリングドライブ)
定価 680,000円(Fランク)
修理内容 定期的な内装修理(オーバーホール)
見積金額 43,450円
内訳:38,000円(内装修理技術料)+3,950円(税)+1,500円(送料)

こちらはプロスペックスのハイエンドラインである「ルクスライン」のモデルで、多彩なラインナップを展開するセイコーウォッチサロンでのみ販売されていました。世界限定200本です。研磨不可ではありますが、オーバーホールでは外装のクリーニングに加え、ムーブメントの分解・点検まで行うため、引き渡しまでに長い時間がかかります。

【セイコー 正規修理事例4】プレサージュ プレステージライン メカニカル チタンモデル Ref. SARW041

セイコー プレザージュ プレステージライン メカニカル チタンモデル
モデル セイコー プレザージュ プレステージライン メカニカル チタンモデル SARW041
定価 165,000円(Eランク)
故障内容 (時計が)時々止まる、ダイヤル・ボタン交換、バンド修理
見積金額 59,620円 +別途見積もり
内訳:33,000円(内装修理技術料)+12,600円(ダイヤル部品代)円+7,100円(ボタン部品代)+別途見積もり(バンド部品代)+5,420円(税)+1,500円(送料)

セイコーの機械式時計を代表するコレクションである「プレザージュ」。こちらはチタン製のケースに青針を合わせた上品なモデルです。時計が止まる症状の改善とメタルバンドの修理、りゅうず・ボタンの交換など、多くの修理工程が存在するため、納期は約3週間となっていますが、延びる可能性もあるでしょう。バンド修理が別途見積もりとなりましたので最終的な見積もりは時計をお預かり後の連絡となります。

【セイコー 正規修理事例5】プロスペックス ランドマスター Ref. SBDW005

セイコー プロスペックス ランドマスター
モデル セイコー プロスペックス ランドマスター SBDW005(キネティック)
定価 143,000円(Eランク)
故障内容 曇り、文字板交換、針交換
見積金額 51,590円
内訳:30,000円(内装修理技術料)+12,200円(文字板部品代)+2,800円(針部品代)+1,500円(送料)+4,690円(税)
納期 修理依頼品到着後、約3週間

こちらはプロスペックスのうち、冒険家に向けて作られた「ランドマスター」シリーズのモデルです。ベゼルの彫り込みが多く、立体的で革新的なデザインとなっています。今回はカレンダーの不具合調整と、文字板・針の交換を想定して算出しました。

【セイコー 正規修理事例6】セイコー5 スポーツ Ref. SBSA041

セイコー5 スポーツ シルバーグレー
モデル セイコー5 スポーツ SBSA041(メカニカル)
定価 30,800円(Cランク)
故障内容 進み(オーバーホール)、ガラス交換、文字板交換、針交換、バンド全体交換
見積金額 30,250円 +別途見積もり
内訳:14,000円(オーバーホール・内装修理代)+4,700円(ガラス部品代)+5,800円(文字板部品代)+1,500円(針部品代)+別途見積もり(バンド代)+1,500円(送料)+2,750円(税)
納期 修理依頼品到着後、約3週間

スポーティーなデザインと性能の高さから人気を集める「セイコー5 スポーツ」。今回はガラス・文字板・針・バンドと、外装パーツの交換を想定しました。こちらのモデルはオールステンレススティールのシンプルな仕様で、定価は比較的安めです。そのため、修理代・部品代を合わせると定価の半額を超えてしまいます。このように、定価の安いモデルは修理代が割高に感じられ、オーバーホールしない人が多いのが実情です。

【セイコー 正規修理事例7】クレドール リネアルクス メンズ 「湖氷」 Ref. GALH986

セイコー クレドール リネアルクス メンズ 「湖氷」
モデル セイコー クレドール リネアルクス メンズ 「湖氷」 Ref. GALH986(スプリングドライブ)
定価 18,700,000円
故障内容 (時計が)進む、傷の修復(ケース研磨)、留め具交換
見積金額 205,590円 +別途見積もり
内訳:150,000円(オーバーホール代)+35,400円(外装リペアポリッシュサービス代)+別途見積もり(留め具部品代)+1,500円(送料)+18,690円(税)
納期 修理依頼品到着後、約7週間

「クレドール」はセイコーのラグジュアリーブランドで、パーティーシーンなどでも着用できる、上品で華やかなモデルがラインアップされています。こちらはゴールド製ケースに敷き詰められたダイヤモンドと、「湖水」をイメージしたダイヤルデザインが特徴的なモデルです。高級かつ繊細な時計で、内部の修理料金は他と比べて高額になっています。

【セイコー 正規修理事例8】ガランテ Ref. SBLA049

セイコー ガランテ ブラック
モデル セイコー ガランテ Ref. SBLA049(スプリングドライブ)
定価 840,000円
故障内容 りゅうず・ボタン交換、ガラス交換、時計本体のケース研磨のみ
見積金額 75,680円
内訳:14,000円(外装修理技術料)+28,000円(研磨料金)+17,000円(ガラス部品代)+4,300円(りゅうず部品代)+4,000円(ボタン部品代)+1,500円(送料)+6,880円(税)
納期 修理依頼品到着後、約5週間

セイコーの個性派ブランドである「ガランテ」。2005年に誕生して以来、セイコーの中でも強い存在感を放っていましたが、2020年9月をもって販売を終了しています。こちらはダイヤルのデザインが独特なクロノグラフで、ベゼルを取り囲む4つの柱が特徴的です。オーバーホールは行いませんが、ケースの研磨作業があるためか、修理期間が長めに算出されています。

セイコーはメジャーなメーカーですので、対応可能な業者も多いです。まずはお近くの時計修理店にて、取り扱いの有無を確認しておきましょう。ソーラー電波など、メーカーでの見積もりが必要な場合もありますので、注意してください。

一般的な時計修理店で修理やオーバーホールを行う場合、料金は正規よりも安くなることが多いです。優れた技術士が在籍している店もあるため、メーカーに比べて著しくクオリティが劣るというわけでもありません。料金の安さを重視している方は、信頼性が高く安価な修理店をリサーチしてみましょう。

一般的な時計修理店でセイコーのオーバーホール・修理を行う場合、どれくらい費用がかかるのでしょうか。ここでは主な時計修理店を参考に、料金の相場を紹介します。時計の状態や修理箇所によって見積もり金額が変動しますので、あくまで目安として見てください。
※掲載した料金は2022年4月調査時点のものです。

種類 A社 B社 C社 D社
クォーツ式 2・3針モデル 21,000円~~ 11,000円~ 11,000円~ 11,000円~
クロノグラフ 31,000円~ 13,000円~ 11,000円~ 22,000円~
ソーラー電波 - 見積もり 11,000円~ -
機械式 2・3針モデル 29,000円~ 16,500円~ 13,000円~ 19,800円~
クロノグラフ 39,000円~ 28,000円~ 13,000円~ 19,800円~
特殊モデル 見積もり 見積もり 見積もり 見積もり
アンティーク - 見積もり 24,000円~ 18,000円~

セイコーの時計をオーバーホールする場合、正規サービスと一般的な時計修理店では、どちらを選べばよいのでしょうか。ここでは双方のメリット・デメリットをまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

正しい使用方法を遵守することが前提ですが、保証期間内に時計に不具合が生じた場合は、郵送時の送料も含めて修理料金が無料となります。これはもちろん大きなメリットですね。
保証期間外であっても、セイコーの正規オーバーホールは比較的良心的な価格設定です。一般の時計修理店に依頼する場合とほぼ変わらないことも多いため、特に理由がない限りは正規サービスの利用をおすすめします。
修理後は同一箇所の同一故障に対して1年間の保証が付いており、依頼する際の安心感も大きいです。また、メーカーは各モデルの生産終了後も、7年間にわたって純正パーツを保持しています。純正部品にこだわる方は、正規での修理を選ぶとよいでしょう。

正規オーバーホールのデメリットとしては、修理がある程度パッケージ化されているという点が挙げられます。セイコーの修理受付サービスでは比較的細かく修理内容を指定することができますが、部品交換だけは不可能であるなど、融通がきかないことも多いです。また、一般の時計店に比べて納期が長くなる傾向があります。

一般的な時計修理店では、比較的安い料金でオーバーホールを行うことができます。また、正規サービスに比べ、修理内容を細かく相談することも可能です。柔軟な対応を優先したい場合は、融通のきく時計修理店を選ぶとよいでしょう。そのほか、正規サービスよりは納期が短めな傾向があります。依頼内容が電池交換のみであれば、その場で作業を行い、1時間程度で引き渡してもらえることもあるでしょう。

一般店のデメリットとしては、「業者選びの難しさ」が挙げられます。セイコーには様々な駆動方式が存在しており、特にスプリングドライブやキネティックなどはとても特殊な機構です。民間の修理業者では電池交換やオーバーホールを行うことが難しく、受け付けてもらえないケースもあります。ご自身の時計の取り扱いがあるのかどうか、事前に確認しておきましょう。
また、一般店では純正部品が用意できず、代替パーツになることも多いです。昨今は資産としても注目されている高級時計ですが、純正外のパーツを使用している場合は、売却時の評価が下がるリスクがあります。その辺りも考慮しつつ、業者選びは慎重に行いましょう。

腕時計 お手入れ クロスふき取り

セイコーの腕時計を長く大事に使うためには、日頃から様々に気を配る必要があります。例えば、ブレスや裏蓋に付いた皮脂や汗を拭き取ったり、電池が切れたら早めに交換したり、といったことです。また、高級時計を綺麗な状態で保管していれば、いずれ高値で売却できる可能性もあります。ここでは腕時計の扱い方や保管上の注意点、お手入れ方法についてまとめました。

腕時計を身につけるうえでは、時計を害するものに触れさせないという意識が大切です。時計を害するものの例としては、石けんや洗剤、香水、化粧品などの化学製品が挙げられます。手を洗う際は石けんの成分が時計につかないようにするなど、十分に配慮してください。
そのほか、汗や水なども時計の劣化の原因となります。ダイバーズウォッチなどは例外ですが、できるだけ時計が濡れてしまわないように注意しましょう。また、汗をかいた肌と時計が密着しないよう、少しゆるめに装着するのもおすすめです。ちなみに、チタン製のブレスは耐食性が高いですが、温泉などアルカリ性の液体に触れると変色のおそれがあります。素材と物質の相性についても調べておきましょう。

加えて、腕時計は精密機械ですので、使用中は強い振動・衝撃を与えないよう注意してください。りゅうずなどのパーツに負荷がかかると防水性が低下するほか、ムーブメントが故障し、時計が進んだり遅れたりする可能性があります。

セイコーの時計には、ムーブメントの種類に応じてオーバーホールの推奨期間が設定されています。2~3年、あるいは3~4年とされている時計が多いですが、各々の取扱説明書をよく確認してください。推奨期間内に一度は、修理に出すことをおすすめします。また、自分では対処できない傷や汚れ、ムーブメントの異常などが発生した場合は、できるだけ早くプロに依頼しましょう。金属ベルトのピンが飛び出している場合も要注意です。

ご自宅では、付着した汗や汚れをクロスでふき取り、風通しのよい場所で自然乾燥させてください。汗が付いた状態で放置しておくと、時計表面の「酸化被膜」が破壊され、サビが発生してしまいます。サビの付いた時計は袖元を汚してしまう可能性がありますし、密着している肌にも悪影響を及ぼすため、予防がとても大切です。

裏蓋と本体の隙間には汗や汚れが付着しやすく、ひいては防水性の低下につながるため、乾いた柔らかい布でふき取るようにしましょう。布の素材は、マイクロファイバーやセーム革(主に鹿革)などがおすすめです。汚れが取れない場合は、毛先の柔らかいナイロンブラシを使用してもよいです。時計の心臓であるムーブメントに近い部分ですので、水を用いたクリーニングは避けてください。石けんや化学薬品(ベンジン・アルコールなど)、研磨剤、ワックスなども使用しない方がよいです。

ベゼルやりゅうず、ボタンなどの可動部分は、サビ付きを防ぐため、定期的に動かすことを心がけましょう。普段から操作している場合は問題ありませんが、あまり使用する機会がない方は注意が必要です。りゅうずは引かずに空回しを行い、ボタンは時々押すように、ベゼルは回すようにしてください。

セイコーのガラス風防にはスーパークリアコーティング(防汚膜・撥水膜)が施されており、汚れにくくなっています。掃除の際はやわらかい布でふき取るか、薄めた中性洗剤(酸性・アルカリ性はNG)を用いてふき取りを行ってください。洗剤を使用した場合は必ず水でふき取り、さらに乾いた布で拭くようにしてください。表面に水分が残っていると、シミやコーティングの劣化につながる可能性があります。

ベルトのお手入れについては、素材ごとに注意すべきポイントがあります。まず金属ベルトの場合は、パーツとパーツの隙間に汚れが溜まりやすいため、ナイロンブラシなどでかき出すようにして清掃してください。洗うときはケースや本体が濡れてしまわないよう、ラップなどで保護します。洗浄後は風通しのよい場所でしっかりと乾かしましょう。

次に革ベルトですが、こちらは水・汗・直射日光・高温・湿気に弱く、使用していない状態でも劣化が進むという特性を持っています。お手入れの際は柔らかい布を用い、付着した汗や水を吸い取るようにしてください。汗などが付着したまま放置しておくと、シミや色落ち

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腕時計を使用せずに保管しておく場合は、保管場所の選び方がとても重要です。まずは、ほとんどの時計にとって害である高温多湿な環境を避けましょう。できれば風通しのよい場所で保管するのがおすすめです。多湿な環境ではサビが発生しやすく、高温あるいは気温変化の激しい場所では内部の故障を引き起こすおそれがあります。

ソーラー時計などは例外ですが、直射日光が当たる場所も不適切です。色褪せなど、劣化の原因となってしまいます。また、テレビやスピーカーなどの電子機器や、バッグやスマホカバーの留め具など、磁気を発する部分には近づけないようにしてください。時計が磁気の影響を受けたいわゆる「磁気帯び」の状態になると、正確な時刻を表示することが難しくなります。(この場合は時計修理店やメーカー修理で「磁気抜き」をしてもらう必要があります。)そのほか、薬品の蒸気や防虫剤の影響を受ける場所なども、避けた方が無難です。

時計は、湿気がこもらないように配慮しつつ、蓋つきの入れ物や引き出しの中に保管しておくと安全です。埃を被ったり、アクシデントによってダメージを受けたりする危険性が低くなります。また、クォーツ時計を使用せず保管する場合は、電池を抜いておくのがおすすめです。長期間保管していると電池切れに気づくのが遅れてしまい、液漏れが起こる危険性が高くなります。液漏れは内部の故障やダイヤルの腐食などにつながるため、注意しましょう。

大切な時計を長く使い続けるためには、こまめなお手入れや修理、定期的なオーバーホールが欠かせません。購入時からしっかりと管理を行うようにしましょう。メンテナンスを依頼する際は、信頼性や純正パーツにこだわる方は正規サービス、料金の安さや柔軟な対応を重視する方は一般店を選ぶのがおすすめです。

しかし、オーバーホール料金があまりにも高額になる場合や、定価に対して割高になる場合などは、思い切って売却するという選択肢もあります。時計買取のピアゾでは、業界屈指のトップバイヤーによる時計の査定・買取が可能です。価格交渉はピアゾのスタッフが行い、できるだけ高額での買取を目指しています。壊れた時計も査定・買取いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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