ヴァシュロンコンスタンタン ヒストリーク買取なら時計9社一括査定で高く売れる

ヴァシュロン・コンスタンタンの「ヒストリーク」は、メゾンで培われてきた創造性へのオマージュをこめて、現代に蘇らせたコレクションです。

1755年以来続くメゾンが所有する、壮大な遺産に収められた象徴的なタイムピースを現代風にアレンジしています。

「ヒストリーク・アメリカン1921」はアメリカ人のコレクターによるオーダーで作られたモデルの復刻で、2009年ジュネーブサロンで発表されました。
車のハンドルを握った時に視認しやすいように作られたクッションケースが特徴的なドライビングウォッチです。

「ヒストリーク・エクストラフラット1955」は1955年に発表された超薄型の手巻きモデルの名作の復刻版です。
1955年、ヴァシュロン・コンスタンタンは、創業200年を記念して開発された直径21.05mm、厚さ1.64mの当時で世界最小の機械式手巻きムーブメント「キャリバー1003」を搭載する、レファレンスナンバー6099という当時世界最薄のエレガントな名作を発表しました。
復刻モデルではそのデザインとメカニズムを忠実に継承しつつ、3気圧の防水性能を新たに加え、オリジナルの4.54mmよりもさらに薄いケース厚4.1mmを実現しています。
搭載されているキャリバー1003は厚みはわずか1.64mmであり、同じ名称ながらパワーリザーブ時間を延長し、ブリッジ及び地板にゴールドを用いたり、ジュネーブシールを取得するなど、こちらも大きく進化しています。
ダイアルのデザインはバーインデックスのみ。針もバータイプでまとめており、シンプルさが際立っています。

「ヒストリーク・エクストラフラット1968」は、手巻きモデルの「1955」と共に登場した、超薄型・スクエアケースの自動巻きモデルです。
1968年に発売された薄型スクエアケースモデルを復刻しており、ジャガー・ルクルト製をベースとしたセンターローターで世界最薄となる、厚さ僅か2.45mmの超薄型自動巻ムーブメント キャリバー1120を搭載しています。
オリジナルモデルではケースサイドが緩やかにカーブしていましたが、新作ではすべての面を強い直線で描いているのが特徴です。
ダイアルのデザインも直線が基調となっており、長短を織り交ぜたバーインデックス以外一切の装飾を省いており、この潔さが洗練の佇まいを生み出しています。

「ヒストリーク・アロンデ1954」は2010年に日本限定でホワイトゴールドモデルが20本のみ発売され、翌年にはピンクゴールドモデルが世界限定で発売されました。
「アロンデ」とは、カモメの翼を意味する古いフランス語で、ケースサイドが翼をひろげた鳥のように見えることから名づけられました｡
ベースとなったのは1954年に作られたドレスウォッチで、オリジナルはイエローゴールドケースでした。ダイアルの仕上げに特徴があり、ダイアルを4等分し縦と横のギョーシェを組み合わせて市松模様を織り成しています。

「ヒストリーク・クロノメーター・ロワイヤル1907」は、世界限定100本という、稀少なタイムピースです。
極めて美しいエナメル文字盤に記された朱文字の「12」がアクセントとなっています。

「ヒストリーク・トレド1951」は2013年新作で、1951年に発表されたスクエアのオリジナルモデルは、イタリアではケースの形が似ていることから「チョコレート」と呼ばれたそうです。
2003年にカレンダー付きで復刻されましたが、「ヒストリーク・トレド1951」はよりオリジナルに近いセンター針となり、さらにヴァシュロン・コンスタンタンが自社開発および製作した有名なキャリバー 2460SCが搭載されています。
美しく流麗な角形ケースが際立った特徴ですが、ケースはポリッシュ仕上げの高さの異なる三つの曲面で構成されており、その四隅も丸くすることでダイナミックな印象を与えています。

1755年以来続くヴァシュロン・コンスタンタンの伝統の豊かさを際立たせたい、という思いから生まれた「ヒストリーク　コレクション」。
メゾンの魂と技能を伝える象徴的な伝説のモデルを現代風にアレンジし再生させることによって実現され、今後の展開も楽しみなラインの一つです。