更新日:2024年05月10日
パネライ マーレ ノストゥルム 5218-301/Aの実機レビューをお届けします!
パネライ マーレ ノストゥルム 5218-301/Aは、横42mmのステンレススチール製ケースに手巻き Cal.ETA2801を搭載しています。
お待たせしました!連休いかがお過ごしでしたか?五月病も逃げていく、超レアモデル!早速実機をレビューしていきましょう。
ダイヤルは深みのあるネイビーブルー。早速ディティールを見ていきましょう!
3時位置にスモールセコンド、9時位置に30分積算計があります。クロノグラフにしては随分とあっさりとした機能性ですが、1940年代の復刻モデルなのでそりゃそうです。
Ref. | 発売年(販売本数)) | 文字盤カラー、ベゼル |
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5218-301/A | 1993年(597本) | ブルー、タキメーターベゼル(キロ表記) |
5218-302 | 1995年(32本) | ブルー(SLYTECH表記)、タキメーターベゼル(キロ表記) |
5218-304 | 1995年(50本) | ブルー(SLYTECH表記)、スムースベゼル |
PAM00006,7,8 | 1997年( - ) | ブルー(00006)、ホワイト(00007)、ブラック(00008)、タキメーターベゼル |
PAM00716 | 2017年(1000本) | ブルー、タキメーターベゼル(キロ表記) |
ベゼルはステンレススチールに、同心円状のヘアライン仕上げが施されています。こちらが「キロ表記」で、PAM00006~00008は「TACHYMETER」表記となります。
ケースも上記同様、プリミティブな印象です。
リューズから見たところ。ケースの厚さたるや!
9時側からのカット。ケースはステンレススチール素材を採用しています。
搭載ムーブメントは手巻き、三針の「ETA2801-2」+デュボアデプラ社のクロノグラフモジュールを載せたもの。2階建てクロノグラフですね。28,800振動/時、パワーリザーブは約42時間となっています。
ブルーステッチの入ったアリゲーターストラップ、軍用の雰囲気を醸し出しながら、洒落感もきちんと存在しています。
本日は、パネライのプレ・ヴァンドーム時代の希少な一本をご紹介致しました。見慣れた最近のパネライは「PANERAI」と堂々たるブランドロゴの鎮座こそ目を惹くものの、ごくごくシンプルな顔立ち。なので、一目見ただけで心が高揚するような、オーラのあるヴィンテージウォッチ、愛好家には堪らない一本ではないでしょうか。
マーレ・ノストゥルムと呼ばれるモデルには上記の通り複数存在しますが。やはりこのRef.5218シリーズは別格の入手難易度。そして超級のプレミア価格が付いた過去から、贋作も非常に多いモデル。箱・保証書まで酷似していますので、バイヤーも頭を抱えてしまうほどです。もはやパネライしか真贋鑑定は出来ないとみなされていますので、査定をご希望で付属品が揃わない方は思い切ってメーカーメンテナンスへ出され、パネライのメーカーメンテナンス報告書を入手した後に、査定に出されるのがオススメ。
価格は勿論付属品やコンディションにより上下するものの、当時定価で購入できた方(いるのか…?)は大いに喜んで良いでしょう!パネライの商品が気になった方は姉妹サイトクエリまで、ご売却価格が気になった方はピアゾまで、お気軽にお問い合わせ下さいね。
モデル | マーレ ノストゥルム Mare Norstum |
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型番(REF.) | 5218-301/A |
ケースサイズ | 横42mm |
ムーブメント | 手巻き Cal.ETA2801 |
パワーリザーブ | 約42時間 |
防水 | 5気圧 |
その他 | 1993年発売、597本限定モデル |
※掲載内容は2024年05月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。