更新日:2024年03月22日
カルティエ クレ ドゥカルティエ WSCL0007の実機レビューをお届けします!
カルティエ クレ ドゥカルティエ WSCL0007は、横40mmのステンレススチール製ケースに自動巻き Cal.1847MCを搭載しています。
カルティエと言えば、クレ!となること間違いなし!?早速実機をレビューしていきましょう。
ダイヤルは、シンプルなシルバーカラー。ここに波上のギョシェ彫りが彫られていて、角度によって異なる表情を魅せてくれます。早速ディティールを見ていきましょう!
インデックスはブルーカラー。ブラックは結構見かけるのですが、針と統一されていてブルーも良きですね。インデックス部分はサンレイ仕上げ、ミニッツトラック部分はアズラージュ仕上げ…色素材がシンプルな分、美しいディティールがひときわ輝きますね。
ベゼルはケースと一体化していて、数十年前に流行したステップドベゼル…のように段を踏みつつも、角が取れているという。カルティエのこういうところ、好き!
ぽてっと丸みのあるケースから優しいカーブを描くラグ。
リューズから見たところ。トップのストーンはスクエア型になっています。ねじ込み式ではないのですが、巻き上げるとちょうどこの位置で「カチッ」と止まるようになっています。
9時側から見たところ。素材にはステンレススチールを採用しています。
搭載ムーブメントは「1847MC」。カルティエのマニュファクチュールムーブメントです。2万8800振動/時、約40時間パワーリザーブ。ローターにはブランド名、キャリバー名が刻まれます。この「MC」とは、「マニュファクチュール・カルティエ」の意。脱進機には、耐食性・耐摩耗性・非磁性のニッケル・リン合金部品が組み込まれています。またムーブメント全体を常磁性合金で覆っており、日常生活で不可避な磁力に耐え得るだけの耐磁性を備えています。
回転錘や受板の部品が柔らかいカーブを描いたフォルムで、装飾自体はシンプルなものではありますが潔ささえ感じられる美しさです。
バックルは両開きタイプ。
本日の二本目は、現在は生産終了しているクレをご紹介いたしました。フランス語でCre、鍵からインスピレーションを得たという当モデル、ぱっと見はラウンドフォルム、シルバーカラーとスタンダードな印象なのですけれど、ディティールがこだわり抜かれていて、ジュエラーの名はダテじゃない!!という印象を受けました。
柔和で優しく、これぞ大人のエレガント。素晴らしいモデルにも関わらず、サントスやタンクに並ぶ…とは言い難く、若干玄人好みかもしれませんね。ですが資産価値の視点から見たときにカルティエ全体で異変が起きています。
カルティエの度重なる定価改正、そして並行品販売停止によって、中古市場のカルティエウォッチも価格がぐんぐん上がっています。ロレックスに続き、カルティエも「買えない…」現象がちらほらと発生しているんですね。インフレや円安を嘆いても…ではありますが、欲しいモデルが買えない!となると、ますます欲しくなるのが人間の性。しばらくはこの傾向が続くと予想しています。
そのため、当時の定価(もしくはそれに準ずる中古価格)で購入できた方は今、ウリドキかもしれません!?カルティエの商品が気になった方は姉妹サイトクエリまで、ご売却価格が気になった方はピアゾまで、お気軽にお問合せ下さいね。
モデル | クレ ドゥカルティエ Cre de Cartier |
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型番(REF.) | WSCL0007 |
ケースサイズ | 横40mm |
ムーブメント | 自動巻き Cal.1847MC |
パワーリザーブ | 約40時間 |
防水 | 日常生活防水 |
その他 | 2016年販売モデル |
定価(税込) | 651,700円 |
※掲載内容は2024年03月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。