更新日:2024年02月28日
A.ランゲ&ゾーネ サクソニア デュアルタイム 385.026の実機レビューをお届けします!
A.ランゲ&ゾーネ サクソニア デュアルタイム 385.026は、40mmの18金ホワイトゴールド製ケースに自動巻き Cal.086.2を搭載しています。
思わずひれ伏す、ランゲのサクソニアが到着!!早速実機をレビューしていきましょう。
端正で美しい顔立ちの、シルバーダイヤル。早速ディティールを見ていきましょうー!
2~10時位置までは細身のバーインデックスが置かれ、12時位置に24時間表示、6時位置がスモールセコンド。シンメトリーなウォッチは、程よい緊張感と高級感。
滑らかな斜面を描く、鏡面仕上げのベゼル。
ラグはセパレートでしょうか。どのメーカーもセパレート「風」の一体型はあるのですが、本当に手が込んでいますよね。
リューズ側のカット。
9時位置のカットです。2つのプッシュボタンで第二時刻帯を容易に設定できるようになっています。
搭載ムーブメントは「086.2」。スペックは後述。以前マニュファクチュールの定義は実に曖昧なものだとお話しましたが、A.ランゲの言う「マニュファクチュール」とは、パーツから組み立てまでを一貫して自社で行うという意味を持ちます。
分かりやすい所で申し上げると、ヒゲゼンマイ。これを自社で製造できるメーカーは多くありません。こちらのランゲ&ゾーネをはじめ、ロレックス・セイコー・Hモーザー、パテック、ヴァシュロンなどごくわずか。※交換すると自社製→自社提携社製などに変わることもあるとか
ランゲのムーブメントは、1モデル1キャリバーと言われるように、一つ一つのウォッチに最適なムーブメントを製造しています。量産することはできないものの、こうした手仕事、真の「マニュファクチュール」に心惹かれる愛好家は後を絶ちません。
あとはよく言われるのが、テンプ受けの装飾や3/4プレートと呼ばれる板ですね。この実機でも確認できますが、これらも高度な技術を以て手作業にて行われています。髪の毛1本にも満たないヒゲゼンマイをアツく語ってしまいましたが…小さな世界には、無限のロマンが広がっていますね。
しっとりと柔らかいワニ革のベルト。
本日は、ランゲ&ゾーネのサクソニアをご紹介致しました。価格を見てびっくりたまげたのですが、サクソニアはあくまでランゲ内のエントリーモデルと言われているそうで…。昨日のパテックも凄かったですが、ランゲもまた素晴らしかったです。堅実で、端整で、美しくて。そんなランゲのウォッチ、中々気軽に見たり手に取ったり出来る物ではありませんが、是非一世一代の記念買いの候補に如何でしょうか?
ピアゾの買取ページでもご案内しておりますが、A.ランゲは安定した資産価値を持つことで知られています。現在は一定して右肩上がりを記録。大きく値上がりすることはないものの、下がることも少ないという特徴があります。ネームバリューとしては雲上3ブランドの後を追うかたちになっていますが、ウォッチにおいては全く引けを取らない超一級品!
ゆえに査定には、熟練した腕利きバイヤー達に頼むのが吉!ご売却価格が気になった方はピアゾまで、お気軽にお問い合わせ下さいね。
モデル | サクソニア デュアルタイム Saxona dualtime |
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型番(REF.) | 385.026 |
ケースサイズ | 40mm |
ムーブメント | 自動巻き Cal.086.2 21,600振動/時、31石 |
パワーリザーブ | 約72時間 |
防水 | 日常生活防水 |
その他 | 生産終了モデル |
定価(税込) | 3,390,000円 |
※掲載内容は2024年02月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。