更新日:2023年12月18日
ロレックス GMTマスター フジツボブラウン 1675/3の実機レビューをお届けします!
ロレックス GMTマスター フジツボブラウン 1675/3は、40mmのステンレススチール、ゴールド製ケースに自動巻き Cal.1570を搭載しています。
超ド級のレアモデルがピアゾに到着!早速実機をレビューしていきましょう!
ダイヤルは通称「ルートビア」というブラウンカラー。いいですね、ヴィンテージロレックス!早速ディティールを見ていきましょう!
インデックスはフジツボと呼ばれる、突起したような形状になっています。フジツボが採用されたダイヤルは製造本数が少ない為、特に希少価値の高いヴィンテージロレックスとなっています。12時位置の王冠ロゴがアップライトタイプだと初期製造モデル、プリントタイプだと高貴製造モデルと言われています。こちらは前者、年代が古い程ドキドキしますね…!
ベゼルはツートーンカラー。風防はプラ。もうドキドキが止まりません。
現行のスポーツモデルよりもやや細身で、ラグ幅が広いのかな?
リューズ側のカット。突出したリューズガードも特徴的。
9時側からのカット。
搭載ムーブメントは「1570」。振動数19,800振動/時(5.5振動/秒)、パワーリザーブ約48時間、クロノメータームーブメントです。こちらは3000系ムーブにも用いられている「マイクロステラスクリュー」という、テンワ外側のネジが、精度の要。ムーブメントを取り出すことなく精度の調整が可能という技術者にも優しい仕様です。ムーブメントも、ハック機能の有無で前期後期で分かれます。こちらはハック機能なしの前期型。
バックル部分のカット。なんとブレスが希少な巻き込み型ではありませんか!!金属板をその名の通り巻き込んで作られていて、ブレス調整の際はこの金属板を剥がして伸ばすこととなるので専門技術者に依頼しないとできないという。これ初めてみました…すごい!(語彙力置いてきた)
本日は超希少なヴィンテージロレックスをご紹介致しました。フジツボ、しかも初期、Cal.1570しかも初期、そして巻き込みブレス。この生涯でお目にかかれるなんて我が人生一片の悔いなし状態です。ヴィンテージ好きには垂涎物なのではないでしょうか。
このブラウンカラーは現在の現行品でもいくつか見られますが、やはり背負ってきた、重ねてきたものの重みが違う!…気がします。これだから時計はやめられない止まらない。資産価値は勿論超級のプレミア価格!ご売却価格が気になった方はピアゾまで、お気軽にお問い合わせ下さいね。
モデル | GMTマスター フジツボブラウン GMT Master Rootbeer |
---|---|
型番(REF.) | 1675/3 |
ケースサイズ | 40mm |
ムーブメント | 自動巻き Cal.1570 |
パワーリザーブ | 約48時間 |
防水 | 10気圧防水 |
定価(税込、1970年代前後の参考価格) | 488,000円 |
※掲載内容は2023年12月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。