更新日:2023年11月29日
エルメス H08 W049431WW00の実機レビューをお届けします!
エルメス H08 W049431WW00は、39mmのチタン製ケースに自動巻き Cal.H1837を搭載しています。
ファッションウォッチでしょ?と思っているそこの皆様!是非ご一読くださいませ。早速実機をレビューしていきましょう!
唯一無二のケース形状。H08(エイチ・オー・エイト)の名の通り、数字の0と8とを組み合わせた、非常にデザイン性の高いモデルです!早速ディティールをばーー!
ダイヤルは梨地のようにざらっとした質感のある全体に、ミニッツトラックを内側に配しています。秒針、インデックスの書体ともとってもカワイイ!インデックスはH08専用に新たに考案されたというから、その拘りっぷりが伺い知れます。
このベゼルの形状!ヘアライン仕上げと鏡面仕上げを組み合わせ、リュクスが生まれています。ではちょっとだけ、エルメスのウォッチメイキングについて触れておきましょう。
短いラグ。
リューズ側のカットです。角度を変えて僅かに裏蓋側へ入ったケースサイドは、装着感を高めてくれますね。
9時側から見たところ。ケースは軽量なチタンを採用。H08のバリエーションに、DLCや合成グラスファイバーとセラミックを組み合わせたものも。
搭載ムーブメントは「H1837」。こちらはパルミジャーノ・フルリエのムーブメント製造旗艦拠点であるヴォーシェ開発のCal.3002をベースにし、エルメス専用に開発されたムーブメント!パワーリザーブは約50時間、薄くて審美性も拘り抜かれています。
ちなみに、パルミジャーノ・フルリエのウォッチにはエルメス社によるレザーベルトが用いられています。持ちつ持たれつですね(雑)
エルメスだったらレザーベルトも似合いそうですが、H08はスポーツモデルなのでナイロンもまた良き。
本日は、ピアゾ実機レビュー史上初?エルメスをご紹介致しました。実は、餅は餅屋派の筆者。時計は時計屋!(ドヤ)という偏見は見事に覆され、すっかりH08そしてエルメスの大ファンになってしまいました。ファッションブランド最高峰のエルメスは凄かった。。39mm径ですし、ジェンダーフリーなところも現代的ですね。
エルメス・オルロジェ社のCEOであるローラン・ドルテ氏が次のように述べている記事を見つけました。
これまで腕時計といえば、(中略)私たちのようなメゾンが作る時計はファッションウォッチというレッテルを貼られることもあったのです。(中略)ですが、そうした考え方は急速に変化してきています。かつては、純粋なプレーヤーではないということが障害でしたが、高い品質と技術が伴い、また理解された今、それが逆に私たちの財産となりつつあります。ほかのブランドにはない、エルメスだからこそというプロダクトをこれからも作り続けていきます。(HODINKEE対談より)今後とも、H08含めエルメスのウォッチメイキングから目が離せません!
モデル | H08 H08 39mm |
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型番(REF.) | W049431WW00(SP1.741a) |
ケースサイズ | 39mm |
ムーブメント | 自動巻き Cal.H1837 |
パワーリザーブ | 約50時間 |
防水 | 10気圧防水 |
その他 | 2021年発売 |
定価(税込) | 619,000円(参考) |
※掲載内容は2023年11月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。