更新日:2023年04月12日
ブライトリング ナビタイマー B01 クロノグラフ AB0139241C1P1の実機レビューをお届けします!
ブライトリング ナビタイマー B01 クロノグラフ AB0139241C1P1は、横42mmのステンレススチール製ケースに自動巻き Cal.B01を搭載しています。よ~くご覧頂きたい、これまでとのモデルの違いがお分かりになりますか?早速実機をレビューしていきましょう!
ダイヤルは深みのあるネイビーブルーカラー。インダイヤルとタキメーター部分がブラックカラーとシックな印象のナビタイマー、早速ディティールを見ていきましょう~!
インデックスはシャープなバータイプ。外周部分には蓄光塗料が塗布されています。そしてそして、あのウィングロゴが帰ってきた~!!?と思ったのですが、よくご覧ください。旧モデル(2010年代前後)のウィングロゴとはちょっと違いますね。
Bファンならお気づきと思いますが、こちらは「AOPAロゴ」などと呼ばれます。AOPAとは、航空業界の支援を行うアメリカの団体。このロゴ、初代ナビタイマーに採用されていたんですよ。カッコイイ!
ナビタイマーのアイコンである、ラグジュアリーなラチェット式ベゼル。
ダイヤル径を最大限に活かした、ステンレススチール製のケース。
ストレートタイプのリューズ。操作性がもう少し滑らかだったら…!とは正直な感想を申してみました。
9時サイドから見たところ。
搭載ムーブメントは「B01」。ブライトリング渾身のマニュファクチュールムーブメント、その名も「ビーゼロワン」です。伝達方式に垂直クラッチ、作動方式にコラムホイールを用いて、安定した高い精度での計測を実現します(クロノグラフの使い方や搭載モデルなどのお話はこちらのブログからどうぞ→★)。これだけでも高級時計仕様なのですが、クロノグラフを毎日使う方は限られますよね。それどころか、クロノグラフはもはや装飾の一部、クロノグラフどうやって使うの?という方も多いのではないでしょうか。
B01がユーザーにとって最も優れている点は、高いメンテナンス性にあります。クロノグラフの複雑機構、時計技師の力量でメンテナンス後の仕上がりが大きく変わってしまうこともありますが、B01は技術者にも嬉しい仕様。クロノグラフユニットという8本のネジを緩めるだけでテンプ部分に到達できる機構、そしてパワーリザーブ70時間でありながらシングルバレル仕様で耐久性を向上。これらの機構により、B01は優れた計測の他に、メンテナンス性を向上させました。
正直に言うと…プッシュボタンやリューズの操作性はかなり好みが別れると思うのですが、使用感より精度に拘っている姿勢も評価したいと思います。
B01の動きを裏蓋から鑑賞できます。装飾が控えめなところもクールです。
クロコダイルストラップにホワイトステッチ、裏はブランドを象徴するイエローカラー!
本日は現行品のナビタイマーをご紹介致しました。カラー・サイズ共にバリエーションが豊かになったナビタイマーですが、落ち着いたカラーリングが何とも上品な一本です。大人になってもクロノグラフが好き、という方や、クロノグラフダイヤルの「ごちゃっと感」が苦手だけど、クロノグラフは欲しいなぁという方まで、年代問わず幅広くお勧めしたいモデルでした。
マニアには堪らないAOPAロゴの復活。旧モデルとなってしまった、近年よく目にしたあの「Bロゴ」も、エレガントで素敵ですよね。これは好みがハッキリと分かれそうですが、何とも楽しい嬉しい悩みになりそうです。たかがロゴ?いいえ、是非熟考して最高の相棒を見つけて頂けたら、時計屋としてこれ以上のことはありません。
現在安定した資産価値を保っていますが、ナビタイマーに関わらず、モデルチェンジの早いブライトリング。腕に馴染んできたころに、資産価値が高まっていた…という可能性も十分にありますね。姉妹サイトクエリでは販売しているモデルでもありますので、気になった方は是非、一度ご覧になってみて下さいね。
モデル | ナビタイマー B01 クロノグラフ Navitimer B01 Chronograph |
---|---|
型番(REF.) | AB0139241C1P1 |
ケースサイズ | 横42mm |
ムーブメント | 自動巻き Cal.B01 |
パワーリザーブ | 約70時間 |
防水 | 3気圧防水 |
その他 | ダイヤル ブルーカラー |
定価(税込) | 1,111,000円 |
※掲載内容は2023年04月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。