更新日:2022年09月02日
ブライトリング アベンジャー クロノグラフ45 13317101B1A1の実機レビューをお届けします!
ブライトリング アベンジャー クロノグラフ45 13317101B1A1は、横45mmのステンレススチール製ケースに自動巻き キャリバーB13を搭載しています。空に思いを馳せる何ともダンディなウォッチ…!早速実機をレビューしていきましょう!
ダイヤルは艶無し、マットな仕上がりが精悍な顔立ちです。クロノグラフダイヤルは高低をつけることで、奥行きのある表情になっています。30分積算計とクロノグラフ秒針にあしらわれたイエローカラーが、良いアクセントになっています。
インデックスはバータイプ。ステンレス素材で挟むような形で蓄光塗料が塗布されています。明所だとこの部分が白く見え、全体の重厚感に洒脱な印象をプラスしています。3時位置の翼ロゴは、2017年以前のもの。現行品には見られない仕様です。「翼ロゴ」ファンも多いのではないでしょうか。
ベゼルにはお馴染みのライダータブを採用。鏡面とサテン仕上げで磨き分けがされていて、腕時計全体に立体感とリュクスな印象が生まれます。
ケース一体型のラグは短めですが厚みがあり、大振りのケースをしっかりと支えています。全面サテン仕上げです。
こちらも大ぶりなストレートタイプ。サイドにラインが入っており操作性を高めています。リューズは、ケースとは対照的に鏡面仕上げできらりと光ります。
ケースサイズからもお分かりになることと思いますが、重厚感のある横顔です。ずっしりと手元に這う存在感は、アベンジャー唯一無二!
搭載ムーブメントは「B13」。ETA7750の改良型です。ETA7750は50年近くエントリーし続ける名キャリバー。そこに同社が改良を加え、注油。また1999年の「100%クロノメーター宣言」によって、B13はムーブメント最上級の精度を持つキャリバーとなりました。制御方式はカム、伝達にはスイングピニヨンを用いることで、安定した精度で量産することを可能にしました。
ダイヤル上で高い振り角を誇り、ETA7750の弱点である「振り角が弱まる」のをキャンセルできます。パワーリザーブは約42時間。
バックルはセーフティキャッチの付いた仕様。これは好みが分かれるかもしれませんが、アベンジャーの堅牢性を鑑みると適切ですね。
時の流れと共にデザインを刷新し続けるブライトリング。近年では新CEOジョージズ・ケルン氏の着任により、翼ロゴからブランドの頭文字である「B」に変わったことも記憶に新しいですね。好みが二極化しそうですが、空のコレクションである「アベンジャー」には、やはり翼ロゴがよく似合っているように思います。この武骨な様も、アベンジャーらしく格好いいです!中価格帯に位置するモデルなのでB13を採用していますが、クロノメータームーブメントですので精度の高さはお墨付き。それをこの価格で購入できることは、ユーザーにとっては有難いですよね。
上質の分かる大人にこそお勧めのモデル。生産終了モデルかつ旧ロゴ仕様ですので、今後価格が上がる可能性は大いにあり。資産価値の向上を楽しみに、永く愛用したい一本です。
モデル | アベンジャー クロノグラフ45 Avenger Chronograph 45 |
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型番(REF.) | 13317101B1A1 |
ケースサイズ | 横45mm |
ムーブメント | 自動巻き キャリバーB13 |
パワーリザーブ | 約42時間 |
防水 | 30気圧防水 |
その他 | 生産終了モデル |
定価(税込) | 935,000 円(税込価格) |
※掲載内容は2022年09月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。