更新日:2021年11月16日
グランドセイコーより待望のスプリングドライブ搭載200mダイバーズ新作SBGA461 SBGA463が登場、12月に発売開始予定です!
2017年に誕生したグランドセイコーのスプリングドライブ搭載200mダイバーズ SBGA229 SBGA231が2021年上期に生産終了し、スペック的にロレックスのサブマリーナにも匹敵する良いモデルだっただけに後継機の登場が待たれていました。今回は旧作SBGA229 SBGA231と新作SBGA461 SBGA463の違いにも注目しながら、スペックや価格など徹底解説いたします!
グランドセイコー SBGA461& SBGA463は、横 44.2mm、厚さ 14mmのケースに スプリングドライブ 9R65 を搭載。希望小売価格は SBGA461:704,000円、SBGA463:869,000円(税込)、2021年12月10日発売予定です。
今回ご紹介する 【2021年新作】グランドセイコー SBGA461 SBGA463 スポーツコレクション スプリングドライブはスプリングドライブを搭載したケース径44.2mmの200mダイバーズウオッチです。SBGA461はステンレススティール製ケース、SBGA463はブライトチタン製ケースで、SBGA463のGSロゴがゴールドである点を除いては外観上の違いはほとんどありません。重量を比較すると、SS製のSBGA461は201.0 g、チタン製のSBGA463は137.0 gですので、より軽やかな装着感を求める方にはチタンモデルもお勧めです。
SBGA461
SBGA463
ケースにはザラツ研磨の美しい鏡面仕上げが施され、回転ベゼルも光沢感が際立っており、ダイバーズモデルながら、グランドセイコーらしい品格を漂わせています。
また、旧作から引き続き、ベゼルはアフターサービス時に分解できる構造を採用し、ベゼル部に入り込んだ細かな塵なども綺麗に取り除くことができるというメンテナンス性にまで配慮しているのは、さすが国産、さすがグランドセイコー、という印象。海で使ったら細かな砂や塩分なども残ってしまいそうですもんね。有難い仕様だと思います。
スクリューバックの中心に獅子の紋章が刻まれています。
ワンプッシュダイバーアジャスター方式を採用したダブルロック中留。ダイバーズウォッチ定番の機能となってきましたが、ウェットスーツの上からでも着用できるように簡単にブレスレットの長さ調節が可能となっているのです。この機能、実は潜水しない方にもとってもお勧めです。意外と手首ってむくむんですよね。そんなときも簡単に微調整ができるので、非常に便利です。
搭載する自動巻スプリングドライブ Caliber 9R65は現在も9Rスプリングドライブの最もスタンダードなムーブメント。平均月差±15秒(日差±1秒相当)という高い精度と、パワーリザーブ約72時間(約3日間)を誇ります。その仕上げの美しさも定評があるのですが、今回はダイバーズウォッチですので残念ながら鑑賞することはできません。
冒頭でも触れましたが、グランドセイコーのスプリングドライブ搭載200mダイバーズはSBGA229 SBGA231が2017年に登場し、機能性と価格のバランスもよく、高い人気を博したモデルです。今年上半期で生産終了となると発表され、後継機はどんなスペックアップが図られるのか、期待されていたところです。
さて、そんな期待の眼差しで登場した新作SBGA461 SBGA463を見たところ、正直な最初の感想は、「えっ?どこが変わったの・・・?」でした。(すみません)
裏を返せば、もともと完成度の高いモデルだけに、これ以上どこに改良の余地があるの、とも言えるわけですが。
そしてさすがグランドセイコーです。同じスプリングドライブ キャリバー9R65を搭載し、ケースサイズも変わらず44.2mm。一見するとあまり違いが見られないように思えるSBGA229 SBGA231とSBGA461 SBGA463ですが、実は非常に細やかな配慮によって、特に”視認性”において進化を遂げていました。
カレンダー右側のダイヤルリングを含む12ヶ所にルミブライトつきのインデックスを配置し、ベゼル上にも60ヶ所の目盛を追加するなど、判読性を高めています。 ----グランドセイコーブティックオンラインより
どうですか?分かりますか??筆者の拙い読解力では一読してちょっとよく分かりませんでしたので、SBGA229とSBGA461の画像を並べて比較してみましょう!
公式サイトの説明にある通り、SBGA461では3時位置のデイト窓の右側のダイヤルリングにも夜光が施され、インデックス自体の幅が大きくなっています。また、旧作SBGA229のベゼルでは10刻みの数字の内側には目盛りがありませんでしたが、今回の新作ではそこに目盛りが追加され、若干スペースが狭くなった分、数字もぎゅっと上下が収縮した字体になったことが分かります。
3時位置の夜光の有無が確認できますね。
新作のSBGA461(SS)は定価¥704,000 (税込)、SBGA463(チタン)は¥869,000 (税込)。
一方、中古腕時計販売相場を見ると、旧作のSBGA229は50万円台、SBGA231は60万円台となっています。(2021年11月現在)
SBGA229 SBGA231とSBGA461 SBGA463の主な違いは”視認性”。ここをどう評価するかは、あなたがこのダイバーズウォッチをどのように使うのか、によって変わってくるでしょう。 この程度の違いであれば新作の仕様が正直マストではない、という方は、予算に応じて旧作SBGA229 SBGA231を購入するのも一つの選択肢となり得るでしょう。
残念ながらSBGA231は売切れです。
モデル | スポーツコレクション スプリングドライブ
Sport Collection Spring Drive |
---|---|
型番(Ref.) | SBGA461 (9R65-0ED0) |
ケースサイズ | 横 44.2mm 縦 51mm 厚さ 14mm |
ケース素材 | ステンレス |
ムーブメント | スプリングドライブ 9R65 |
精度 | 平均月差±15秒(日差±1秒相当) |
駆動期間 | 最大巻上時約72時間(約3日間)持続 |
防水性 | 200m潜水用防水 |
その他仕様 |
|
中留 | ワンプッシュダイバーアジャスター方式 |
取扱店舗 | グランドセイコーブティックフラッグシップ、グランドセイコーブティック、グランドセイコーサロンおよびグランドセイコーマスターショップ |
発売日 | 2021年12月10日発売予定 |
価格 | ¥704,000 (税込) |
モデル | スポーツコレクション スプリングドライブ
Sport Collection Spring Drive |
---|---|
型番(Ref.) | SBGA463(9R65-0EE0) |
ケースサイズ | 横 44.2mm 縦 51mm 厚さ 14mm |
ケース素材 | ブライトチタン |
ムーブメント | スプリングドライブ 9R65 |
精度 | 平均月差±15秒(日差±1秒相当) |
駆動期間 | 最大巻上時約72時間(約3日間)持続 |
防水性 | 200m潜水用防水 |
その他仕様 |
|
中留 | ワンプッシュダイバーアジャスター方式 |
取扱店舗 | グランドセイコーブティックフラッグシップ、グランドセイコーブティック、グランドセイコーサロンおよびグランドセイコーマスターショップ |
発売日 | 2021年12月10日発売予定 |
価格 | ¥869,000 (税込) |
※販売開始時期・価格は予告なく変更される場合があります。詳細はグランドセイコー公式サイトへ。