更新日:2020年12月04日
セイコー アストロン ジャパンコレクション2020 SBXC055の実機レビューをお届けします!
2020年7月に発売されたセイコー(SEIKO) アストロン ジャパンコレクション2020 SBXC055は近未来的な多機能を搭載したアルトロンでありながら、日本に古くからある藍染をモチーフにした1本。日本のみの販売で1000本限定です。ダイヤルの藍染をジャパンブルーと称し、ワンポイントで使われた若草色を生命力あふれるエナジーグリーンと称しています。これにはコロナ渦という先の見えない暗闇に突入した日本への、前向きになろう! 頑張ろう! という応援メッセージが込められています。売り上げの一部は日本赤十字社に寄付され、新型コロナウィルス感染症対策を含む赤十字活動全般に活用されるそうです。そんなエネルギッシュなモデルを実機。
※発売時の関連記事はこちらとこちら。
セイコー(SEIKO) アストロン ジャパンコレクション2020 ジャパンブルー SBXC055を実際に見ていきましょう。
古くから伝承する藍染めは、日本の生活に根付いてきた日本特有の色です。明治時代に日本を訪れた海外の人々は、豊かな藍のグラデーションが人々の営みに溶け込んだ光景を見て、その美しい藍色を「ジャパンブルー」と呼び賞賛したといいます。藍色の中でも鮮やかさを持ちつつ、本来の深みもあわせ持つ色をダイヤルに採用。瑠璃色のような、輝くブルーです。周りを一段暗いブルーで囲まれたスモールダイヤルが立体的な輝きを放っています。メインダイヤルと切り替えが可能な6時位置のサブダイヤルは、国内と海外等、二か所の時刻が同時に読み取れるもの。インデックスはクオーツ(水晶)状のカッティングが施され、12時が強調されたデザイン。ブルーとシルバーの輝きの中にエナジーグリーンの秒針と24時表示計が際立つモデルです。7月発売という事もあって、夏を連想させる配色でもあります。
ルミブライトはアストロンシリーズでよくみるスタイリッシュな配置。秒針は尾のみに塗布されているのが面白いですね。
美しい鏡面仕上げのベゼルとケース。2・4時位置にプッシュボタン、3時位置にリューズが配置されています。押しやすいでっぱりのあるプッシュボタンによって、さまざまな機能が展開します。
張り出したラグ。鏡面仕上げとサテン仕上げの交互の研磨方法のパーツが組み合わさっています。
フラットな裏蓋はシルバーのスクリューバック。GPSソーラーの地球マークと「LIMITED EDITION」が表記されています。
ブレスは3連ステンレス素材でほどよい重み。ナイロン替えバンドがついてきます。スマートアジャスター機構つき中留は軽い押し心地。
日本を応援する特別なカラーリング。美しいジャパンブルーは普段使いでもスーツでも、ほどよいアクセントになるでしょう。また、フル充電時約6ヶ月間、パワーセーブ時約2年、非受信時平均月差±15秒という精度を誇るソーラーGPS衛星電波修正など驚くべき多機能を搭載したアストロンにおいて、230,000円+税というコストパフォーマンス。人気と言うのも納得な1本でした。
モデル | アストロン ジャパンコレクション2020
ASTRON JAPAN COLLECTION 2020 Limited Edition |
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型番(Ref.) | SBXC055 |
ムーブメント | ソーラーGPS衛星電波修正 cal.5X53 |
精度 | 非受信時平均月差±15秒 |
駆動期間 | フル充電時約6ヶ月間 パワーセーブ時約2年 |
主な機能 | DST(サマータイム)機能 タイムトランスファー機能 デュアルタイム表示機能 パワーセーブ機能 パワーリザーブ表示機能 パーペチュアルカレンダー機能(2100年2月28日まで) ワールドタイム機能(39タイムゾーン) 受信オフ機能(機内モード) 受信結果表示機能 捕捉衛星数表示機能 曜日表示機能 衛星電波受信によるタイムゾーン修正機能・スーパースマートセンサー機能 過充電防止機能 針位置自動修正機能 |
防水 | 日常生活用強化防水(10気圧) |
ダイヤル | ブラック |
ケースサイズ | 厚さ:13.3 ㎜ 横:42.7 ㎜ 縦: 49.9 ㎜ 重さ:160.0 g |
ケース素材 | ステンレス コーティング:ダイヤシールド |
販売 | セイコーグローバルブランドコアショップ専用モデル 数量限定 1,000 本 |
定価 | 230,000円+税 |
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