Ref.6239 初代ロレックス(ROLEX)デイトナの魅力に迫る!

2016年のバーゼルワールドでデビューしたRef.116500LN、常にオークションで注目を浴びる“ポール・ニューマンダイヤル”の高騰ぶりなど、話題に事欠かないロレックスの人気モデル「Cosmograph Daytona(コスモグラフ デイトナ)」。
1963年に登場して以来、数々のマイナーチェンジを繰り返し続ける、おそらく世界一有名なクロノグラフは、これまで登場したほぼすべてのモデルがプレミア化するという、怪物モデルです。
現行からヴィンテージまで、下はアンダー100万円台から上は1億円オーバーの個体が並ぶ中で、
今回ご紹介するのは、2017年にポール・ニューマンが着用していた"本物のポール・ニューマンデイトナ"が20億円超えで落札されるというニュースが世界を驚かせた、初代デイトナRef.6239です。
ロレックスは1930年代にクロノグラフを製作を開始。
実は、ロレックスは1920年代時点で既にクロノグラフをいくつか生産していました。しかし当時は、一般的なケースに他社製クロノグラフを搭載したものでした。現在のようなオイスターケースのクロノグラフ搭載モデルは、1933年に「デイトナ」の前身モデル「コスモグラフ」から発表されました。
1950年代後半から初代デイトナ誕生の1963年まで製造されていたRef.6238「プレ・デイトナ」は、常に需要と供給のバランスが保たれておらず、非常に希少性が高くなっています。長い歴史を持つアンティークモデルということもありますが、大人気シリーズ「007」の「女王陛下の007」でジェームズ・ボンドが着用していたものの色違いということもあり、様々な界隈で人気があります。デイトナファンの方々からすれば、長い歴史の礎となるプレ・デイトナは、喉から手が出るほど欲しいレアものなのではないでしょうか。
当初は積算カウンターは1つ、または2つのものが大半でしたが、1940年代になってバルジュー社が手巻き
キャリバー72の供給を始めると、次第に”3つ目”クロノグラフが主流となっていきます。
ロレックスもこのキャリバー72系を搭載したクロノグラフREF.6238を発売し、いくつかのプロトタイプを経て、満を持して1963年いよいよ初代「コスモグラフデイトナ」が誕生します。
【コスモグラフ デイトナ 6239 基本スペック】
ケース素材:ステンレススチール(一部ゴールドモデルあり)
ブレス素材:ステンレススチール(一部ゴールドモデルあり)
ブレスタイプ:オイスターブレス
ベゼル:タキメーターベゼル
防水:30M
ケース幅:37MM
ケース厚:30M
ムーブメント:手巻き
キャリバー:Cal.72B/Cal.722-1
振動数:18,000振動
パワーリザーブ:約50時間
初代デイトナRef.6239のチェックポイントは?
ロレックスデイトナ6239は製造時期によってダイヤルやタキメーターに違いが見られ、
それによってオークションでの落札価格などはかなり変わってきます。
初代デイトナRef.6239のチェックポイントは主に下記の4点です。
・"DAYTONA"表記
・アンダーバー
・タキメータースケール
・SWISS表記
それぞれについて、以下の記事をご覧ください。
■Ref.6239 初代デイトナRef.6239の"DAYTONA"ロゴ表記の違いとは?!
■Ref.6239 初代デイトナRef.6239のベゼルに刻まれた数字の違いとは?!
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