更新日:2018年01月09日

初代デイトナRef.6239の"DAYTONA"ロゴ表記の違い

Ref.6239 初代デイトナRef.6239の 初代デイトナRef.6239は、製造された時期によって、モデル名の表記に異なるパターンが存在します。

現在のデイトナの正式名称は、皆様もご存知の通り、COSMOGRAPH DAYTONA(コスモグラフ デイトナ)ですが、
ごく初期のモデルにはこの"DAYTONA"表記がなく、

ROLEX
COSMOGRAPH


とだけ表記されています。

このことから登場当初の正式名称がそもそも”COSMOGRAPH”だったのでは、とも言われています。
また当時は宇宙開発競争が激化し、多くの時計ブランドがスペースウォッチに着手、オメガのスピードマスターなどの名作が生まれた時期でもあります。
ロレックスは当時エクスプローラーなどスペシャリスト用モデルの開発も盛んで、当然宇宙飛行士用モデルの研究も進められました。
その名残で宇宙を意味する「コスモ(COSMO)」+積算や表を意味する「グラフ(GRAPH)」の造語「コスモグラフ(COSMOGRAPH)」をモデル名として採用したとも言われています。

初代デイトナRef.6239の
さて、そののち、
ROLEX
COSMOGRAPH
DAYTONA

という3行表記になり、これも当初は"DAYTONA"の表記が”COSMOGRAPH”とほぼ同サイズ(スモールロゴ)でしたが、
モデル名がデイトナであることを強調するように"DAYTONA"が大きいもの(ビッグロゴ)に変遷したと考えられています。

そして最終的には現在のデイトナ同様、6時位置の12時間積算計の上に沿うように配置されました。

こののち"DAYTONA"ロゴが赤く印字されたダイヤルも登場し、チェリーロゴ"cherry logo"などと呼ばれています。

初代デイトナRef.6239の

初代デイトナRef.6239のソロ'Solo Rolex'とは?

”COSMOGRAPH”表記がない”ソロ”('Solo Rolex')6239 しかし、最近ではこの初代デイトナRef.6239の中に、”COSMOGRAPH”表記がない”ソロ”('Solo Rolex')と呼ばれるレアモデルの存在も確認されています。

”COSMOGRAPH”表記なし、
2015年フィリップスのオークションには、この”COSMOGRAPH”表記がない”ソロ”('Solo Rolex')の中でも珍しい、
”DAYTONA”表記ありの"Solo Rolex Quicksilver" と呼ばれる個体が CHF509,000で落札されています。
コスモグラフ表記がないのに、デイトナ表記だけあるなんて、一体どんな背景があったのか分かりませんが、興味深いですね!!




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