更新日:2020年09月11日

ロレックス デイトナ ポールニューマン 6241!初期のポールニューマンモデルの詳細とは!?

daytona6241  エキゾチックダイアルと呼ばれる15・30・45・60の15秒ごとに刻まれているスモールセコンドを搭載し、独特のヴィンテージ感を有し今や高い人気を博しているポールニューマンですが、発売当時はそのレーシーな意匠は不人気でした。 そのため生産量が少なく、今やアンティークロレックス市場でも別格の市場価値を生み出しているレアモデルの最高峰として君臨しています。

 ポールニューマンが確認されたのはデイトナファーストモデルである、Ref.6239です。 そのRef.6239と同時期に製造されたのが今回紹介するRef.6241金無垢シャンパンダイアルのポールニューマンです。 Ref.6239がステンレススチールベゼルであるのに対して、Ref.6241は光沢を持つプラスチックベゼルを採用し、文字盤の外周に段つきの目盛りが取り付けられています。 初期の金無垢モデルは淡い美しいシャンパンカラーを文字盤に採用しています。

 ロレックス デイトナ ポールニューマン 6241はノンオイスターケースを採用している初期仕様のポールニューマンです。 1970年から発売されるRef.6263やRef.6265からはオイスターケースが採用されていますが、それ以前のモデルはノンオイスターケースが採用されています。 防水性を重視したオイスターケースを採用したモデルの人気が高いですが、アンティーク感を漂わせるノンオイスターケースが好きなコレクターもいるのではないでしょうか。 他にも、アンティークテイストを醸しだす非防水プッシャーや、光沢を備えたプラスチックベゼル、シャンパンカラー文字盤、外周の段付き文字盤とマニア心をくすぐるディティールが多いのがこのモデルの特徴です。 しかし、プラスチックベゼルはステンレススチールに比べて破損しやすいため、コンディションを維持しづらいところが難点として上げられます。


Ref
6241
Serial
No.17XXX
素材
K18YG
ムーブメント
手巻き
製造
1960年代



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