更新日:2016年07月15日

「ジュネーヴ・シール」初取得のヴィトン新作腕時計とは?!

ルイ・ヴィトン新作腕時計「LV グラヴィティ」 「LV グラヴィティ」は、上部にオフセンターの文字盤、6時位置にトゥールビヨンを配置したトゥールビヨンウォッチです。
6時位置にあるトゥールビヨン・ケージは全面が精緻な鏡面仕上げとなっている、ブランドのアイデンティティを主張する「V」字となっています。
ムーブメントの背後にあるブリッジはすべて、横方向のサテン仕上げで、両面すべてに面取りがされており、ブリッジの側面にも全面にサテン仕上げが施されています。
ケースはブルガリのダニエル・ロートモデルのダブルオーバルケースに似た、円と四角を組み合わせた形状で、鏡面ポリッシュ仕上げとサーキュラーサテン仕上げが交互に施されており、こうしたテクスチャーのコントラストは、ベゼルのボリュームを生かしたモダンな魅力を引き立たせています。

ルイ・ヴィトンのウォッチが「ジュネーヴ・シール」を取得するのは今回が初めてのこと。
「ジュネーヴ・シール」は、ジュネーヴ州の法律の管轄下にある独立機関が、時計製造で用いられるすべての構成部品の製造と仕上がりを審査するもので、厳格な規定に合致したものにジュネーブ市の紋章がムーブメントのブリッジに刻印されます。
いわば高品質の証として定められたホールマークであり、有名なCOSC(Contrôle Officiel Suisse des Chronométres,スイス公認クロノメーター検定機関)のテストが15昼夜、すなわち360時間なのに対して、ジュネーブ・シールのテストはそれを上回る600時間となっています。

自社の時計製造アトリエ「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン(La Fabrique du Temps Louis Vuitton)」は設立後16ヶ月にして、「ジュネーヴ・シール」を取得しており、表面のサファイアガラスを通してムーブメントの地板上に堂々とこのマークが刻まれているのが確認できます。

搭載される「LV104キャリバー」は、「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」にてすべて一から開発されました。
このスケルトン・キャリバーは、見えない力によって宙吊りになっているかのごとく、ケース内でまるで浮かび上がっているようにも見え、この時計の透明感を際立たせています。
構成部品数わずか168個という、必要最小限なアプローチでこれを実現させている点も驚嘆に値します。

「ジュネーヴ・シール」認証に加え、新たなケース、そして前例を見ないスケルトンのトゥールビヨン・ムーブメント、並外れた透明度を併せ持つ「LV グラヴィティ」はルイ・ヴィトンの時計製造にとって大きな前進となるでしょう。

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