更新日:2026年08月18日
先日、シンガポール限定モデル「SBGA525」をご紹介したばかりですが、にわかに海外限定モデルが連続で登場しています。今回はハワイ発、わずか50本という超少数限定の新作「SBGA527」。その名も「白良浜(Shirarahama Beach)」です。
ハワイの正規店イベントで披露されたSBGA527の様子は、Instagramの投稿で確認されているものの、公式サイトでの正式発表はまだ確認されていません。
なお本記事の情報源は、海外メディアの報道と、現地イベントに参加したInstagram・Redditユーザーの投稿がベースとなっています。執筆時点でグランドセイコー公式からのアナウンスはなく、すべて公式未確認の情報としてお読みください。
SBGA527は、ハワイの正規店で開催されたイベントで披露された新作です。現地の様子は時計愛好家アカウント「@plus9time」がInstagramで、またRedditでも参加者による目撃情報が投稿されており、これらの情報を総合すると、世界50本限定・ハワイの正規店限定販売という位置づけのようです。
今回いちばんの注目ポイントは、なんといっても文字盤のテーマです。モデル名の由来となっているのは、和歌山県白浜町の「白良浜(しららはま)」。文字通り真っ白な砂浜と、エメラルドグリーンに輝く海が眩しいほど美しい、関西を代表するビーチです。
そして、この白良浜とハワイ・ワイキキビーチは、2000年7月20日に「友好姉妹浜(Goodwill Beach City Relationship)」を締結しています。関西のビーチの名前がハワイ限定モデルに冠されているのは、この縁があってのことなのですね。
文字盤は控えめなテクスチャーのあるリッチなブルーで、秒針もブルー。とある海外メディア情報によると、パワーリザーブインジケーターの目盛り部分は白みがかっているとのことで、この組み合わせが、白浜とワイキキ、両方のビーチを想起させるデザインになっているようです。
いっそケースをチタンではなく、エバーブリリアントスチールにすればより”白さ”が引き立ったのでは、と思いついたものの、よくよく考えてみれば、グランドセイコーの磨き抜かれた鏡面仕上げのインデックスは、光の角度によってときに真っ白に輝きますので、青と白のコントラストはこのままでも十分表現されていますね。
ケースは、ベゼルレスが特徴の「62GS現代デザインモデル」がベース。現行モデルのSBGA443やSBGA445と同じ40mmケースで、素材はブライトチタン(未確認情報ですが、シリーズの流れからおそらく裏スケルトンでしょう)。
搭載ムーブメントは、スプリングドライブの基幹キャリバーである9R65。連続的に流れるように動く独特の秒針が持ち味です。
| モデル | グランドセイコー SBGA527「白良浜(Shirarahama Beach)」 |
|---|---|
| 型番(Ref.) | SBGA527 |
| ケース素材 | ブライトチタン |
| ケースサイズ | 横 40.0mm × 縦 47.0mm × 厚さ 12.8mm |
| ムーブメント | Cal.9R65(スプリングドライブ) |
| 駆動方式 | 自動巻(手巻きつき) |
| パワーリザーブ | 約72時間 |
| 防水性 | 日常生活用強化防水(10気圧) |
| 限定本数 | 世界50本(ハワイ限定) |
| 希望小売価格 | 7,600ドル |
※スペックは現時点の報道ベースであり、正式なカタログスペックではありません。正確な情報は公式発表をお待ちください。
価格についても、公式アナウンスはまだありません。ただし現地イベントの参加者情報として、7,500ドル、その後Redditに掲載された情報には7,600ドルという数字が噂されています。現在の為替レート(1ドル=約159円で概算)で単純計算すると、日本円でおよそ119万円~121万円ほどに相当します。
ベーススペックが同じ国内モデルのSBGA443「花筏」は946,000円(税込)。単純比較はできないものの、円安の影響もあってか、SBGA527はベースモデルよりもかなり割高に感じられる水準です。海外限定モデルにはこうした価格差がつきものではありますが、この噂が事実だとすればなかなかインパクトのある数字ですね。
もうひとつ見逃せないのが、付属する箱です。現地イベントに参加した人たちの情報によれば、SBGA527には地元アーティストが一つひとつ手描きした特別な内箱が付属するとのこと。イベントで撮影された写真には、波や花をモチーフにした装飾が施された箱が並んでおり、しかもそれぞれデザインが異なるようです。
現地イベントで撮影された写真は、Redditユーザーの投稿でも確認できます(元投稿はこちら)。
いわば1点ものの"アート作品"。時計をしまっておくだけの箱にしておくのは、あまりにもったいない一品と言えそうです。
箱に施されるモチーフのイメージ
グランドセイコーといえば、ブランドを象徴する青「グランドセイコーブルー」が定番カラーというイメージがありますが、SBGA527のベースとなっている「62GS」ケースに限っていうと、実は青文字盤のモデルは意外と少数派です。
代表的なところでは、二十四節気「秋分」をテーマにしたSBGH353や、中国限定のSBGH307などがありますが、これらはいずれも濃紺・ネイビーに近い落ち着いたブルー。桜モチーフのSBGX365(32.3mm)もブルー系ですが、こちらも含めて62GSの青文字盤自体がそもそも少なめ、といえます。
新作のデザインやケース、スペックなどを詳しく紹介。「SBGH271 立夏」、「SBGH273 秋分」との比較や「62GS」についても解説いたします。
40.0mmのステンレス製ケースに手巻き付き自動巻き Cal.9S85を搭載。GSブルーに太さが不規則なストライプパターンが敷かれています。
一方、SBGA527に近い、やや明るめのトーンの青文字盤を探すなら、SBGA507や、銀座限定2023モデルのSBGH315あたりが近いでしょう。SBGH315は「群青色」と称される、爽やかで明るいブルーの文字盤が特徴で、こちらも62GSケースをベースとしたモデルです。SBGA527がどちらのトーンに近いのか、実機での確認が待たれるところです。
ハワイにあるグランドセイコーの正規店は3店舗ありますが、本作はホノルルのベン・ブリッジズ系列のブティック限定とのことですので、以下の2店舗で取り扱いがあるようです。
ハワイ旅行のついでに探しに行こうと考えている方は、事前に各店舗へ在庫状況を問い合わせておくのが確実でしょう。
グランドセイコー シンガポール限定「SBGA525」 SBGA525 ”Sea of Clouds in Gold”
SBGA527は、「62GSケース×9R65スプリングドライブ」という組み合わせの正規店限定モデルとしては、今年すでに3本目となります。
同じケース・同じムーブメントをベースに、独自のモチーフをテーマにした限定モデルが立て続けにリリースされている状況を見ると、この流れはまだしばらく続きそうな予感もします。次はどの国・どの店舗が舞台になるのか、今後の展開にも注目していきたいところです。
| 項目 | SBGA521 | SBGA525 | SBGA527 |
|---|---|---|---|
| テーマ | すみれの花 | 黄金色の雲海 | 白良浜 |
| 限定店舗 | 阪急うめだ本店 | Watches of Switzerland(ジュエルチャンギ/シンガポール) | ハワイ正規店 |
| 限定本数 | 45本 | 30本 | 50本 |
| ケース | 62GS、40mm、チタン | 62GS、40mm、チタン | 62GS、40mm、チタン |
| ムーブメント | 9R65 | 9R65 | 9R65 |
| 価格 | 1,045,000円(税込) | S$9,800(確認中) | $7,500(確認中) |
※本記事の内容は、公式サイトでの正式発表前の報道・SNS投稿をもとにした未確認情報を多く含みます。正確な情報は、グランドセイコー公式サイトおよび正規販売店での発表をご確認ください。
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