更新日:2024年04月19日
グランドセイコー 9Sメカニカル 数量限定モデル SBGR003の実機レビューをお届けします!
グランドセイコー 9Sメカニカル 数量限定モデル SBGR003は、横36mmのステンレススチール製ケースに手巻き付き自動巻き Cal.9S55を搭載しています。
ミレニアム生まれのGSです!早速実機をレビューしていきましょう。
ダイヤルはギョシェ彫りのように、繊細なパターンが敷き詰められています。それではディティールを見ていきましょう!
Wネーム仕様。きらりと輝くバーインデックスに、ドーフィン針。優しく上品な印象のダイヤルカラーですが、こちらは手彫りではなくプレスで仕上げられています。手彫りも勿論相当な技術が必要ですが、これだけの精緻なパターンをプレスで仕上げられる機械を製造するというのも、凄いこと。
ベゼルはオール鏡面仕上げ。
ラグは流麗な曲線を描いて、加工していきます。
リューズから見たところです。ケースデザインは、機械式時計復活後のSBGR001と同じ形状を採用しています。こちらは今でも、GSウォッチのスタンダードなケースデザインとなっていますよね。
9時側からのカット。素材はステンレススチールを採用しています。
搭載ムーブメントは「9S55」。パワーリザーブ約48時間、GSムーブの再スタートにして先駆けとなったキャリバーです。テンプの振角を敢えて低く取ることで、耐久性と安定性を高めています。この仕様こそ歴史の始まりで、以降もGSムーブ設計の主流となりました。
今でこそ見慣れたシースルーバックですが、ムーブメント装飾も控えめだったグランドセイコーのなかで、機械式時計復活後初のシースルーと言われています。この頃から「トウキョウウエーブ」と呼ばれる装飾が採用されているのがわかりますね。限定シリアルも確認できます。
三つ折れ式のバックル。この時代から、三連に見える五連ブレスは存在したんですね。
本日の二本目は、GSの限定モデルをご紹介致しました。何とも温かみのあるカラーリング。レザーベルトに付け替えて、ドレッシーな装いに合わせるのも素敵かもしれません。
SBGR003は、SBGR001のすぐ後に数量限定という形で登場しました。そして9S5系初のシースルーバックと、何周年記念!という訳ではないものの、特別な限定モデルなのです。
今後の資産価値にも大いに期待がかかるモデル!ピアゾイチ推しの、値上がり予想モデルです。グランドセイコーの商品が気になった方は姉妹サイトクエリまで、ご売却価格が気になった方はピアゾまで、お気軽にお問い合わせ下さいね。
モデル | 9Sメカニカル 数量限定モデル 9S Mechanical Limited Edition |
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型番(REF.) | SBGR003(9S55-0020) |
ケースサイズ | 横36mm |
ムーブメント | 手巻き付き自動巻き Cal.9S55 |
パワーリザーブ | 最大巻上時約48時間持続 |
防水 | 10気圧防水 |
その他 | 2000年頃発売モデル 数量限定300本 |
定価(税込) | 453,600円 |
※掲載内容は2024年04月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。