更新日:2024年04月17日
ルイ・ヴィトン タンブール オートマティック W1ST20の実機レビューをお届けします!
ルイ・ヴィトン タンブール オートマティック W1ST20は、横42mmのステンレススチール製ケースに自動巻き Cal.LFT023を搭載しています。
飛ぶ鳥を落とす勢いの、タンブール!早速実機をレビューしていきましょう。
ダイヤルは、鮮やかながらトーンの落ち着いたブルー!早速ディティールを見ていきましょう。
インデックスは、偶数部分がアラビア数字、奇数部分がバータイプ。外周部のミニッツトラックも存在感がありますね。中央部分はヘアライン仕上げと、シンプルですが細部にこだわって作られていることが分かります。おなじみのロゴはさることながら、「FAB.EN SUISSE」(スイス製)!ヴィトンのスイス製だぞと。
ベゼルレスって言っていいんでしょうか。ぐるっと囲まれたLOUIS VUITTONの文字は、ファンにはたまりませんね。
ラグも無し!という、とてもソリッドなデザインです。
リューズから見たところ。
9時側からのカット。素材はステンレススチールを使用しています。
搭載ムーブメントは「LFT023」。
LFTとは、ルイ・ヴィトンが抱えるウォッチメイキングアトリエ「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」の頭文字ですね。2007年に時計師ミシェル・ナバス氏によって設立され、2011年にLV傘下に。紛れもなくマニュファクチュール・ムーブメントです。28,800振動/時、この薄さでパワーリザーブ50時間。
こちら、マイクロローターに22金を使用しています。仕上げも梨地っぽかったり、ペルラージュもあったりと、とても独特。精度も、クロノメーターを取得。いろいろとすごくないですか。
ブレスの形状も特徴的。そして写真ではお見せできませんが、こちらの純正ボックスは、お馴染みのモノグラムでできた小さなトランクなんです!カワイイ!欲しい。
ヴィトン唯一のウォッチライン「タンブール」。ボリューミーでカワイイ!という印象でしたが、近年はムーブメント開発(トゥールビヨンとか、コンプリケーションまで!)にも力を入れていたり、今回みたいに薄型になったり。ジェラルド・ジェンタもLVMHへ電撃移籍しましたね。ヴィトンをはじめ、今後もLVMHから目が離せません。タグホイヤー・ウブロ・ゼニスも、こちらの傘下。
話を実機に戻しますが、このタンブールは高級機のスタンダードをしっかりと抑え、一目で「あ、タンブールだ」とわかる象徴的な一本でありながら!時代の流れを汲み取った新しいタンブールだなと感じました。ラグスポトレンドでしたし、比較的シンプルでディティールにグッとくるような、いわゆる「時計らしい時計」。唯一無二、そしてどこかに奇をてらうようなファッションメゾンにとっては、挑戦の意図があったのかなと!これからの展開にも楽しみで仕方ありません。
店内でのウォッチコーナーは、やはりレザーグッズに囲まれた一角にあるのですが、時計愛好家の皆様是非一度ご覧になってみてはいかがでしょうか!現在のところ、安定した水準での価格を記録しています。ルイ・ヴィトンのご売却価格が気になった方はピアゾまで、お気軽にお問い合わせくださいね。
モデル | タンブール オートマティック Tambour Automatic |
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型番(REF.) | W1ST20 |
ケースサイズ | 横42mm |
ムーブメント | 自動巻き Cal.LFT023 |
パワーリザーブ | 50時間 |
防水 | 50m防水 |
その他 | 2023年発売モデル |
定価(税込) | 2,615,000円(参考) |
※掲載内容は2024年04月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。