更新日:2023年11月29日
グランドセイコー ヘリテージコレクション スプリングドライブ SBGA203の実機レビューをお届けします!
グランドセイコー ヘリテージコレクション スプリングドライブ SBGA203は、40mmのステンレススチール製ケースにスプリングドライブ Cal.9R65を搭載しています。
素敵な腕時計が多すぎて、目移りしてしまうそんな貴方。一度、原点に立ち返ってみませんか?早速実機をレビューしていきましょう!
ダイヤルは深みのあるブラックカラー。このそぎ落とされたミニマルな感じ、これぞGS!ですね。早速ディティールを見てまいりましょう。
ロゴは「GS Grand Seiko」とシンプルなもの。2017年と言えば、母体のセイコーからグランドセイコーが独立した年なのですよね。独立以前のモデルには、12時位置に「SEIKO」、6時位置に「Grand Seiko」と入る仕様になります。
正面は鏡面仕上げ、斜めから見るとヘアライン仕上げの部分が見え隠れ。美しいですね~。この美しさを作り出している技術は「ザラツ研磨」と呼ばれる技術ですが、グランドセイコーは業界屈指の技術力の高さです。
GSウォッチの定番ケースです。流麗に流れ落ちるラグ。
リューズ側のカットです。
9時側から見たところ。ケース素材にはステンレススチールを使用しています。
搭載ムーブメントは「9R65」。2004年にローンチした、初代スプリングドライブです。世界の時計師たちが夢見た高効率、高精度。セイコー唯一無二の技術です。自動巻機構には、独自のマジック(爪)レバー方式を採用することで、生産性・メンテナンス性・耐久性が飛躍し、巻き上げ効率も向上。72時間パワーリザーブを実現しました。また滑らかにスイープする秒針も特長で、「移ろいゆく時の流れ」という日本の美意識を表現しています。
コマ中央列のサイドが鏡面仕上げの、三簾ブレス。この中央列サイドは磨き分けではなく、別パーツ!なので超厳密に言うと、五連ブレスということになるのでしょうか。
本日は、スプリングドライブのロングセラーモデルを実機レビューとして取り上げて参りました。そろそろ本当にいい時計が欲しいなぁ…と思っていらっしゃる方に、是非お勧めしたいグランドセイコー。どんなシーンにも馴染み、ユーザーに寄り添う心遣い、そして外装の美しさ!背筋が伸びるような凛とした「いい時計ブラック」!持っていて絶対に損はありません。
というのも、ここ最近グランドセイコーマスターショップにお邪魔してきました。すると、スプリングドライブモデルは一番目を引く場所にディスプレイされていました。スプドラについて賛否両論あるネットの声ばかり気になってしまう筆者ですが(汗)、販売員さんによると「最初はクォーツ、もしくはメカニカルでお探しのお客様も、この運針の美しさに魅了されて"やっぱりスプドラにしよう"という方が非常に多いんですよ」と。精度も高いですし、もう買わない理由が見当たらない!?
こちらは使用価値の方が高い印象ですが、中古市場でも非常に需要の高いモデルです。商品が気になった方は姉妹サイトクエリまで、買い替えなどでご売却価格が気になった方はピアゾまで、お気軽にお問い合わせくださいね。
モデル | ヘリテージコレクション スプリングドライブ Heritage Collection SpringDrive |
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型番(REF.) | SBGA203(9R65-0AA0) |
ケースサイズ | 40mm |
ムーブメント | スプリングドライブ Cal.9R65 |
パワーリザーブ | 最大巻き上げ時約72時間(約3日間)持続 |
防水 | 10気圧 日常生活強化防水 |
その他 | 2017年発売、マスターショップ限定モデル |
定価(税込) | 638,000円 |
※掲載内容は2023年11月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。