更新日：2023年07月08日
セイコーは、＜セイコー プロスペックス＞として初めて、ブランドのイメージキャラクターを務める大谷翔平（おおたに しょうへい）選手の数量限定モデル、「セイコー プロスペックス 1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン 大谷翔平 2023限定モデル SBDC191」 を8月11日（金）より発売します！限定本数は1,700本で、希望小売価格は187,000円（税込）です。7月6日より予約開始とのこと。
引用： www.seikowatches.com
2019年のSBXC043、2020年のSBXC081、2022年のSBXC115など、「セイコーの大谷限定と言えば＜アストロン＞」、というイメージがありましたが、WBCあたりから、大谷翔平選手が登場するセイコーのCMはプロスペックスなんだなー、と気になっていたんですよね。
さらに6月からは『＜セイコー プロスペックス＞「挑戦の時間を楽しめ。」篇』（CM着用時計はSBEJ009）が流れ始めて、あれ、この流れ、そろそろ大谷限定プロスペックス、出る・・？と密かに思っていたら、ハイ！来ました！
しかも自動巻メカニカルムーブメントを搭載しながら、187,000円と比較的リーズナブルな価格帯。あ、なるほど、大谷の背番号「17」に合わせて1,700本、という限定本数はいつも通りですが、今回は定価も税抜き価格だと「17万円」ってことですか！（いっそ税込価格でお願いしたかった・・！）
しかし大谷限定と言いつつも、デザイン性はさほど主張も強くなく、使い勝手も抜群に良さそうな1本です。早速新作プロスペックスの大谷翔平 2023限定モデル SBDC191について、詳しくご紹介いたします。
セイコー公式サイト https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/prospex/sbdc191
アイスブルーダイヤルのセイコー腕時計110周年記念限定モデルSBEJ013 ほかレギュラーモデルSBEJ009（黒）、 SBEJ011（緑）も発売！新キャリバー6R54搭載、2023年6月9日（金）発売
引用： www.seikowatches.com
さて初のプロスペックス大谷限定モデル、一体どんな仕様になっているのでしょう？
歴史の「開拓者」である、大谷選手とセイコーダイバーズの姿を重ねた限定モデル 大谷選手は前人未到の二刀流に挑み偉業を成し遂げ続けている、球界の歴史を切り開く「開拓者」です。一方、プロスペックスのルーツであるセイコーダイバーズは、1965年に国産初のダイバーズウオッチとして誕生し、独自のテクノロジーを搭載したエポックメイキングな商品を次々と世に送り出してきたダイバーズウオッチ史の「開拓者」です。その両者の精神を重ねた限定モデルが今夏登場します
ベースとなったセイコーダイバーズ初代モデルとは？限定モデルならではの、通常モデルとの違いや意匠にも注目していきましょう。
引用： www.seikowatches.com
プロスペックス初となる大谷翔平限定モデルでは、セイコーダイバーズ史を切り拓いた 初代モデルである「1965 メカニカルダイバーズ」をベースに採用しています。
本作では、このセイコーダイバーズウオッチの歴史を語る上で欠かすことのできないマイルストーンを、 現代的な解釈で蘇らせたモデルに、球界の歴史を切り拓く大谷選手の姿を映しました。
2023年6月には15本の本塁打を放ち、104打数41安打の打率.394とリーグトップ、”異次元”とか言いようのない凄まじい活躍により、メジャーリーグ機構（MLB）の月間最優秀選手（MVP）を獲得、実に日本人最多、3度目となる受賞を果たしたエンゼルスの大谷翔平選手。球史に名を残す二刀流としてもはや現実離れした大活躍で、想像上の生き物である「ユニコーン」にも例えられているほどです。日本人初となる3年連続30本塁打をすでに達成し、さらに日本人初「MLB本塁打王」の期待もかかるなど、まさに日本人初のオンパレード、「歴史の開拓者」とは実に的を射た表現ですね。
1965メカニカルダイバーズは、防水時計が一般的ではなかった時代に150m防水を実現したエポックメイキングな商品でした。この初代モデルは、実際に1966年から4回にわたって南極観測隊越冬隊員の装備品として寄贈されています。以降、このモデルを起源として開発された数々のダイバーズウオッチは、多くの冒険家、探検家によって、北極、南極、エベレストなど地球上のあらゆる過酷な環境下で使用されたことで、セイコーダイバーズはその信頼性を不動のものとしました。
ダイバーズウォッチの「開拓者」と、球界の歴史を切り拓く「開拓者」。なかなか”男のロマン”を感じさせるコンセプトですね！
ベースは「1965メカニカルダイバーズ（ファーストダイバー62MAS）」ですが、あくまで「現代デザイン」として再解釈されたものなので、ディテールは忠実に再現されるわけではありません。忠実な復刻モデルがいいんだ！という方は、同日8/11に「＜セイコー プロスペックス＞1965 メカニカルダイバーズ復刻デザイン 限定モデル SBEN003」が発売されますので、そちらをお勧めします。（こちらもよい時計です・・・）
ベーシックな「SBDC」シリーズは人気の現行モデルラインで多数バリエーションがありますが、例えば「SBDC101」は本作と同じく62MASの現在デザインバージョン。並べてみると、デザインの違いはよく分かります。
左）SBDC101 右）SBDC191
「SBDC101」もシンプルで定番の人気モデル。「限定」にこだわらない方ならこちらもおすすめですね。
セイコー プロスペックスSBDCシリーズに、1965年に発表されたファーストダイバー62MASにインスパイアされた新作が追加されました！SBDC103はセイコーブティックエディション、SBDC107は5,500本限定モデルです。（掲載価格は発表当時のもの）
それではSBDC191のディテールをチェックしていきましょう。
引用： www.seikowatches.com
104年ぶりに「2桁勝利、2桁ホームラン」の偉業を成し遂げた際に着用していた、ビジターユニフォームのカラーリングを踏襲。グレーを基調にスカーレット（赤色）が際立つダイヤルは、未来を切り拓く強い志を表現しています。
グレーとは、今までのアストロン大谷モデルにはなかったカラーリングだな、と思ったらそういうコンセプトだったんですね。シックな印象でスーツにも合わせやすそうですが、赤の差し色がさりげなくお洒落に効いています。
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リューズには大谷選手の背番号「17」がユニフォームと同じ書体でマーキングされています。限定モデルならではのポイントですね。
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ダイバーエクステンダー付き中留の上面には大谷翔平選手のサインがマーキングされています。結構うっすらとした刻印・・？ここはかすり傷をつけないように気を付けたいですね！！セイコーが独自に開発した表面加工技術「ダイヤシールド」が施されているから大丈夫なはず？
引用： www.seikowatches.com
赤い大谷選手のサインが入ったダークグレーのスペシャルボックスに収められています。
「セイコー プロスペックス 1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン 大谷翔平 2023限定モデル SBDC191」はセイコーグローバルブランドコアショップ専用モデルとなっています。7/6から予約は始まっており、下記公式サイトから取り扱い店舗検索ができます。また、電機店や時計店のネットショップなどでも取り扱いがあります。
セイコー公式サイト https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/prospex/sbdc191
引用： www.seikowatches.com
| モデル | プロスペックス 1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン 大谷翔平 2023限定モデル
PROSPEX The 1965 Diver's Modern Re-interpretation SHOHEI OHTANI 2023 Limited Edition |
|---|---|
| 型番（Ref.） | SBDC191 |
| ケース | ステンレススチール（ダイヤシールド） |
| ケースサイズ | 横:40.5mm×縦:47.6mm×厚さ:13.2mm |
| ガラス | カーブサファイアガラス（内面無反射コーティング） |
| ストラップ | ワンプッシュダイバーエクステンダー方式 |
| ムーブメント | メカニカル 自動巻（手巻つき）キャリバー6R35 |
| 精度 | 平均日差＋25秒～−15秒（気温5℃～35℃において腕に着けた場合） |
| 駆動期間 | 最大巻上時約70時間持続 |
| 防水性能 | 200m空気潜水用防水 |
| 生産本数 | 国内限定1,700本 セイコーグローバルブランドコアショップ専用モデル |
| 発売予定日 | 8月11日（金）発売予定 |
| 価格（税込） | 187,000 円（税込） |
さて夢を与え続けてくれる大谷選手。WBCのときもユニホームやタオルなど、ありとあらゆるグッズが激売れ、早朝から大行列といったニュースをよく目にしました。国内外での人気も凄まじいことになってきている実感がありますが、じゃあ大谷モデルの腕時計はどうなんだ？と。
これまで多数の”大谷翔平モデル”が発売されていますので、そのうちのいくつかをピックアップして販売価格をチェックしてみましょう。
2019年に発売された1700本限定の「アストロン 大谷翔平 2019 限定モデル SBXC043」の2023年7月現在の中古販売価格は170,000～230,000円前後です。2019年発売当時の定価が250,000円（+税）でしたので、発売から4年近く経過してなかなか高い換金率を保っているのではないでしょうか。
前作とは打って変わり、大谷選手が所属するエンゼルスのホームユニフォームカラーであるホワイトを基調とした「アストロン 大谷翔平 2020 限定モデル SBXC081」。2020年発売当時の定価は297,000 円（税込）でしたが、2023年7月現在の中古販売相場は230,000～298,000円前後と、こちらも定価近い金額で販売されていますね。
史上初の二刀流で出場したMLBオールスターゲーム、そのアメリカン・リーグに採用された、統一ユニフォームカラーであるネイビーブルーを基調とした「アストロン 大谷翔平 2022 限定モデル SBXC115」。2022年4月に1,700本限定で定価275,000円（税込）で発売されましたが、現在ほとんどどこのショップにも在庫がない状況。ごくまれに新品で販売している店舗がなくもなさそうですが、中古市場にはあまり出回っていません。
アストロンの大谷限定モデルを調べてた結果から推察するに、数年前のモデルでも比較的定価に近い金額で販売されていることがわかりました。そもそも時計の定価もここ数年で上昇し続けていますし、限定本数も1,700本と「めちゃくちゃ少ない」とも言えない本数ですから、プレミアがつくほどではないが、比較的換金率は高め、と言えるのではないでしょうか。
とはいえここ最近の大谷選手の人気は凄まじいものがありますので、なんとも読みづらい部分はなきにしもあらず。確実に手に入れたい方は早めに予約された方が無難でしょう。
さて、「セイコー プロスペックス 1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン 大谷翔平 2023限定モデル SBDC191」についてご紹介して参りましたが、いかがでしたでしょうか？もうアストロンは持っている大谷ファンの方からすると、「やっと他のモデルが出た！」と喜ばしいところかもしれませんね。21,600振動/時（6振動/秒）ではありますが、自動巻き腕時計の入門編としても、10万円台というのは程よい価格帯ですよね。
ちなみに大谷がCMで着用しているグリーンの「プロスペックス 1968 メカニカルダイバーズ 現代デザイン GMT （SBEJ009）」もGMTメカニカルムーブメント搭載で209,000 円（税込）。こちらもおすすめ。
今回はキャリバー6R35搭載ということで、価格帯を抑えた商品となっていますが、欲を言えばもう少しスペックアップして、外装にも高級感を出した商品もそのうち出てくれるといいかな、とも思います。だって大谷は超一流なんですから！
同日発売の「＜セイコー プロスペックス＞1965 メカニカルダイバーズ復刻デザイン 限定モデル SBEN003」は日差＋15秒～－10秒のキャリバー6L37搭載で462,000 円（税込）ですからね。
最後にセイコー公式Youtubeの「セイコー プロスペックス×大谷翔平 インタビュー 2023」をご紹介しましょう。
新しいプロスペックスSBEJ009の印象や、時間の使い方に対する意識、オフシーズンに大切にしていること、オフになる時間、“SHO-TIME”について、いま、何かに挑戦している人へ、今後の挑戦について、など、大谷選手らしい言葉で語っています。揺るぎない信念を持ち、ひたむきに挑戦を続け、ストイックながら野球を楽しむ姿勢も忘れない大谷選手の姿には本当に励まされるものがありますよね・・・！
セイコー プロスペックスはブランドフィロソフィー”Keep Going Forward”を地で行く、大谷翔平選手。
二刀流の「史上最高のメジャーリーガー」として、異次元の活躍ぶりは毎日のように”SHO TIME”と題してニュースに取り上げられ、日本中に勇気を与え続けています。
このプロスペックス新作が発表されたまさに7月5日に行われた試合には、投打の二刀流で出場しましたが、6回途中5失点で4敗目を喫し、右手中指のマメの影響でマウンドを降りました。
日本時間12日に行われるオールスターゲームでは打者に専念する可能性も高そうですが、それでも素晴らしい活躍に期待したいですね！
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