更新日：2022年06月12日
今回はIWC（インターナショナルウォッチカンパニー）を身につけている有名人とそのモデルについて徹底リサーチ！ 30代後半から40代にかけて人気のある高級時計メーカーIWC。洗練された大人の魅力を引き出すモデルたちをどんな人たちが着用してるのかチェックしてみてください。
1868年創業、歴史あるスイスの時計メーカーであるインターナショナル・ウォッチ・カンパニー、通称IWC(アイ・ダブリュー・シー) 。ドイツに近接したシャフハウゼンの地で育まれたIWCの時計は、流行とシンプルを混ぜたようなデザインと質実剛健なドイツ気質が融合したモノづくりが魅力。日本では40代をコアとして、幅広い年齢の方に支持されています。
野口健さんや北沢豪さんが愛用しているのは IWC ビッグパイロットウォッチ Ref.IW500401です。
７日間のパワーリザーブを持つＩＷＣ自社ムーブメントであるペラトン式自動巻cal.51110搭載。３時側に７日間のゼンマイ残量を示すパワーリザーブインジケーターを配置しています。1940年代のＩＷＣ ビッグ パイロットウォッチをモチーフに作られたモデルで、大型リューズや視認性の高い長短針をもつ無骨な男らしいモデルです。2016年にモデルチェンジし、現行品は９時位置にも数字のインデックスがあります。
野口健さんや北沢豪さんは普段使いから海外までこのビッグパイロットを愛用しているそうです。７日間のパワーリザーブとパワーリザーブインジケーターは山に挑む野口健さんも安心の機能。普段はお二方とも左腕に時計を着けますが、ビッグパイロットウォッチを着ける際は、右腕に着けるそうです。理由は手首関節を曲げる際、張り出したリューズが腕に当たって痛いから。ビッグパイロットあるあるですね。
ドラマ『グッドワイフ』で俳優 小泉孝太郎さんが着用していたのはIWC ポルトギーゼクロノグラフオートマティック Ref.IW371404です。
1998年に誕生したポルトギーゼ クロノグラフ オートマチックから、黒文字盤にシルバーのインダイヤルが渋い2トーンカラーの逆パンダ仕様。ダイヤルは浮き上がったエンボス仕様、ミニッツポイントもパール仕上げ。すべて手作業で大変手の込んだ作りのシックなモデルです。
ドラマ『グッドワイフ』は常盤貴子主演の法廷ドラマ。小泉さんは夫がスキャンダルで逮捕され、16年ぶりに弁護士に復帰する妻・蓮見杏子(常盤貴子）を手助けする同期の弁護士・多田征大役。爽やかな弁護士役にぴったりな高級感溢れる２トーンカラーのすっきりとしたモデルをまとっていました。
バラエティー番組『ぐるぐるナインティナイン』でTOKIO 国分太一さんが着用していたのはIWC ドッペルクロノ Ref.IW371319です。
ＩＷＣの時計の中で人気を博すメカニカルフリーガーの兄貴分にあたる「ドッペルクロノグラフ」。2本のクロノグラフ秒針によって2つの経過タイムの同時計測を可能にした複雑機構「スプリットセコンド」を搭載しています。レースなどでは１位と２位のタイム差が同じ文字盤上で確認することができるプロフェッショナル仕様。美しい5連ベルトと重厚感のあるケース、ブラック×シルバーの男らしいカラーリングが光るモデルです。
国分太一さんはジャニーズ事務所所属のTOKIOのキーボード、コーラス担当。タレント、ミュージシャン、司会者、ニュースキャスターなど幅広く活動するマルチアイドルです。 誠実な人柄と知的で柔軟なコメント、ユーモアあふれる言動ですべての年代の方から愛されています。そんな国分太一さんはもともとIWCがお好きなようで、いくつか所有している模様です。新しく買い集めるのではなく、長く大切に使っていることで知られています。
2020年の年末で活動休止してからも注目を集めている嵐の大野智さんがドラマ『世界一難しい恋』で着用していたのはIWC ポルトギーゼ クロノグラフ Ref.IW371447です。
ポルトガル人時計商の依頼により1939年に誕生したポルトギーゼ｡クラシックな装いですがトレンドもおさえ、使い回しが利く便利な一本｡バックルが通常の尾錠からDバックルへと変更となるマイナーチェンジがありました｡ムーブメントはパワーリザーブ44時間の自動巻き式です。
ブラックカラーのダイアルの上下に配置されたインダイアルが目を惹くデザイン。ダイアルの12時位置に配置されているのは30分計で、6時位置にあるのがスモールセコンドです。インデックスはシルバーのアラビア数字で、インダイアルと重なる部分は途中で途切れているデザインになっています。ベルトは黒のアリゲーターベルト、ケースはステンレスという全体的に落ち着いた色合いなのでビジネスシーンにもぴったり。
ドラマ『世界一難しい恋』は大野智さん主演、波瑠さんがヒロイン。一流ホテルの経営者だが内面は子供っぽく自分本位な大野さんが34歳にして恋に落ち、不器用ながらひたむきに奮闘する様を描いたラブコメディ。仕事はできるがどこか幼くコミカルな大野さんは、セレブリティらしく劇中でさまざまな高級腕時計を着用しています。そのなかの1本がRef.IW371447です。スタイルの邪魔をせず、シンプルながら輝くようなこだわりと技術がつまった本モデルは、主演の大野さんの役どころにぴったりです。
ドラマ『ウロボロス～この愛こそ、正義。』で俳優 小栗旬さんが着用していたのは、嵐 大野智さんと同じくIWC ポルトギーゼクロノグラフオートマチック Ref.IW371447です。
高級スーツを着こなすヤクザ役の段野竜哉役を演じる小栗旬さん。普段は冴えないが、圧倒的身体能力を持ち、一旦スイッチが入ると常人離れした格闘能力で悪を粉砕する主人公の刑事・龍崎イクオ（生田斗真）とともに過去の謎を解明し、巨悪にむかうというドラマです。イクオの影の相棒で、明晰な頭脳とクールな立ち居振る舞いで裏社会をのし上がっていく小栗さんにIWCのブラックダイヤルが似合っています。
ドラマ『アイムホーム』で歌手・俳優 木村拓哉さんが着用していたのはIWC ポートフィノクロノグラフ Ref.IW391007です。
IWCを代表するクラシック・コレクションがポートフィノです。ポートフィノ・クロノグラフはクラシックな雰囲気にスポーティな印象を与えてくれるモデル。クラシックカーの運転席に見られる、独特のクロノグラフ・プッシュボタンの造形など、細部の作りこみが特徴。44時間のパワーリザーブを備える、自動巻きムーブメントは75320を搭載しています。
ベルトは革で、ケースはステンレススチール、ダイアルカラーはシルバーメッキになります。インデックスは細身でグレーのバータイプで、3時位置には曜日と日付が表示されるデイデイトが。12時・6時・9時位置にはクロノグラフ機構がインデックスの邪魔にならないよう、合間をぬって配置されています。
ドラマ『アイムホーム』は木村拓哉さんが、記憶を失った父親役を演じるホームドラマ。木村拓哉さん演じる家路久（いえじひさし）は、左遷された元やり手の銀行員。左遷の単身赴任中に起こったアパートの火事（ぼや）による一酸化炭素中毒により記憶喪失となり、直近5年間の記憶が曖昧になってしまいます。妻（上戸彩）と息子が仮面をかぶったように見える一方、離婚した前妻と娘への愛着に気付き困惑し、記憶を探る旅に出るというストーリーです。過去には愛人がいたり、さまざまな事柄が浮き彫りになります。そんなやり手のビジネスマンを演じる際に、手首にはきらりと光るRef.IW391007が。
人気小説のドラマ化『すべてがFになる』で俳優 綾野剛さんが着用していたのはIWC パイロットウォッチマーク11です。
パイロットウォッチマーク11は、数あるヴィンテージのミリタリーウォッチの中で支持率NO.1とも言える超人気モデルです。第二次世界大戦以降、航空技術やレーダー技術などの技術進歩により、高い信頼性を持つ航空時計の需要に応えるべくイギリス政府が求めたのがはじまりの時計です。
初代マーク11は1940年代に製造されたアンティークウォッチで、2019年にまったく同じデザインのマーク18ホディンキーが、オマージュとして発売されました。白い秒針を備えたセンターセコンドは視認性抜群。ムーブメントは磁気帯びしないようにインナーケースで挟む2重構造を採用した。適度な厚みがある36mmの小径ケース、シンプルで力強いデザインの文字盤は、同じ3針の時計でありながら、一般的なドレスウォッチとは明らかに異なる魅力が溢れています。
ドラマ『すべてがFになる』は綾野剛さんと武井咲さんがW主演を務め、解の見えない密室殺人と猟奇犯罪方程式に挑むサイエンスミステリー。綾野さん演じる犀川創平（さいかわ そうへい）は、少し変わり者のクールな2枚目で、ズボラな性格ですが、警察からも頼られるほどの天才的な分析力と考察力の持ち主。劇中でカジュアルでミリタリー調のファッションに身を包み、活動的な綾野剛さんの腕にはパイロットウォッチマーク11が。
人気ドラマ『コンフィデンスマンJP』で数種類のIWCを着用したのは何かと話題のモデル・俳優 東出昌大さん。なかでも確認が取れたのはIWC インジュニアオートマティック Ref.IW322701と、パイロットウォッチマークXVIIIです。
WC インジュニアオートマティック Ref.IW322701は、存在感溢れる42.5ミリの大型ケース。インジュニアの最大の特徴である、8万A/mの耐磁性能という高性能。防水性能は12気圧で、デザイン性だけでなく実用性も叶ったハイスペックモデル。
パイロットウォッチマークXVIII Ref.IW327009は、黒の文字盤に白のアラビア数字が映える1本。伝説のパイロット・ウォッチ『マーク11』を原型とし、急な気圧の変化にも対応できるフロントガラスと、耐磁性のある軟鉄製インナーケースが特徴です。また、ステンレススティール製の頑丈なケースに守られており、耐久性に非常に優れています。軽航空機、重航空機に搭乗して仕事をする方向けのプロフェッショナルモデルです。
人気ドラマ『コンフィデンスマンJP』は、コンフィデンスマン（信用詐欺師）のダー子（長澤まさみさん）・ボクちゃん（東出昌大さん）・リチャード（ 小日向文世さん）が、悪徳企業のドンやマフィアのボスなど欲望にまみれた金の亡者達から、あらゆる手段を使って金を騙し取る、一話完結型物語です。東出さんは詐欺師のくせにお人好しで小心者で、他２人に振り回される役柄。電信柱みたいなノッポの大男で、詐欺を働く際にビジネスマンや金持ちに扮するとIWCをよく着用しています。IWCを若くして成功している人の象徴のように扱っているのかもしれません。
2019年のスイスで行われる時計の見本市、バーゼルワールドSIHHに登場した際に、俳優 鈴木亮平さんが着用していたのは「IWC ポルトギーゼクロノグラフ Ref.IW371482」です。
1930年代にポルトガル商人がオーダーメイドした時計を原形として、製造が開始された「ポルトギーゼ」シリーズ。こちらは2010年に発表されたモデルで、ピンクゴールドより赤みの強い18金レッドゴールドを採用し、エレガントな雰囲気が漂います。日本定価\1,870,000(税込)。
また、2019年に開催された東京国際映画祭では「ポルトギーゼ・オートマティック Ref.IW500704」を着用されていましたね。
俳優 鈴木亮平さんはフジテレビドラマ「花ざかりの君たちへ～イケメン♂パラダイス」や「全開ガール」、NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」など、多数の人気ドラマに出演。映画では「HK/変態仮面」「俺物語!!」で主演。「俺物語!!」では役作りで30キロ増量したと話題を集めました。ドラマ、映画、舞台、CM、バラエティ‐でも大活躍中で、大河ドラマ『西郷どん』で主演を務めた日本を代表する俳優。
時計の見本市であるバーゼルワールドSIHHに登場した鈴木さんはアルマーニのタキシードに身を包み、豪奢なポルトガルクロノグラフを腕元からちらりとのぞかせていました。ラグジュアリーな高級時計に見劣りすることなく、西郷どんとはまた違ったイケメンぶりで周囲を圧倒していました。
ドラマ『偽装不倫』で俳優 谷原章介さんが着用していたのはIWC ポルトギーゼアニュアルカレンダー Ref.IW503502です。
自社ムーブメントcal.52850搭載モデルで、7日間のパワーリザーブを誇ります。人気のポルトギーゼシリーズのアニュアル（年次）カレンダー搭載モデルです。12時位置の扇形の中に配置された3つの窓で月・日・曜日を表示します。エッジがアーチ型になったサファイアガラスのおかげでケースがよりスリムな印象となり、時計のクラシカルな優雅さがより際立ちます。デザインと高機能の珍しい組み合わせで時計愛好家の人気が高い高級モデルです。
ドラマ『偽装不倫』は東村アキコさんのマンガを女優の杏さん主演で実写化した連続ドラマ。谷原さんはエリートであり、良き旦那でありながら、人を物のように扱う発言をしたり、何を考えているか分からないような役を演じ、その恐ろしさが話題になりました。
高級感溢れるブルーダイヤルのRef.IW503502は、日本定価￥2,348,500！ サイコパス気味のエリートはわかりやすく形から入るのでしょうか。
大型ドキュメンタリー『大地疾走』で俳優 大沢たかおさんが着用していたのはIWC インジュニアミッションアース Ref.IW323601です。
IWCの時計コレクションの中で最もタフでスポーティ、そして、非常に高い技術を備えています。
シリーズの初期モデルは50年以上も前の1954年に【超耐磁時計】として誕生しました。名前の由来はドイツ語で【エンジニア】の意味合いで、当時は【医師】や【放射線技師】という電磁波の影響が心配される特殊な職業の従事者のために開発されました。磁気の強い仕事場で作業をするため、時計の精度が狂いやすくなるのを防ぐ為です。ダイヤルは手の込んだ模様が配され、とことんエンジニアの実用性を追求するため、ブレスは手首にフィットして汚れに強いラバーベルトです。
ドキュメンタリー番組地疾走』で大沢たかおさんは国際生物多様性年である2010年にちなみ、「多様性の大地」と呼ばれるアフリカ大陸へ。アフリカ随一のパワースポット、レンガイを目指す。自らランドクルーザーを運転し、ザンビア～ボツワナ～ナミビア～ルワンダ～タンザニアをまたぐ5000キロを旅します。そのときその腕にはまっていたのは高性能を誇るRef.IW323601。
2014年11月24日に劇場出演した芸人 明石家さんまさんが着用していたのはIWC インジュニアオートマティックAMGセラミック Ref.IW322504です。
IWCを代表する耐磁モデル・インジュニアと、ハイパフォーマンスカー・メルセデスAMGのスピリットが融合したモデルがインヂュニア・オートマティック AMG ブラックシリーズ・セラミックです。輝くようなセラミックケースを採用し、一体型耐衝撃システムを備えています。ケースバックから、44時間パワーリザーブを備えたペラトン自動巻き機構のムーブメント80110が鑑賞できます。職人魂を感じるインジュニアの中でも、文字盤が上品なブラウンという他のモデルとは一線を画すデザインです。
1955年7月1日、和歌山県串本町生まれ、奈良県奈良市育ちの明石家さんま（本名は杉本高文）さんは、タモリ、ビートたけしとともに日本の「お笑いBIG3」のひとりとして数えられる国民的お笑いタレントです。65歳となった現在も第一線で活躍し、多数のレギュラー番組を持っています。そんなさんまさんが2014年に大阪市のなんばグランド花月で、お笑い芸人、坂田利夫のデビュー50周年記念公演にゲスト出演した際に身に着けていたのがRef.IW322504。このダイヤルのカーキブラウンのような色味、さんまさんがよく着用している服の色と似ていますね。さんまさんのイメージにあうモデルです。
とんねるずの木梨憲武さんが『とんねるずのみなさんのおかげでした』で着用していたのはIWC ポルトギーゼオートマティック７デイズ Ref.IW500101です。
生産終了モデルの18Kピンクゴールドのポルトギーゼで、インダイヤルが2つ横並びになったタイプ。搭載されたムーブメント キャリバー5000シリーズ(IWC自社製)には、44個のルビーやローターに18金イエローゴールドメダルが施されています。
ローターがわずか1960回転するだけでゼンマイを完全に巻き上げ、7日間(168時間)のパワーリザーブを生み出します。そしてその様がシースルーバックから覗けるという時計好きにはたまらない1本です。ローズゴールドのケースと標準で装備された茶色いクロコレザーのストラップがおしゃれ。
洒落者のイメージが強い木梨さんが『とんねるずのみなさんのおかげでした』内の『食わず嫌い王決定戦』で着用していたモデルがRef.IW500101。かなり自由なコーナーで、ゲストを手助けする役回りの木梨さんがたくさん食べ始めたり、人気のあるコーナーです。普段着のようなラフな衣装が多いので、この時計も木梨さんの私物と言われても違和感のない雰囲気ぴったりのモデルです。
2012年の27時間テレビでさまぁ～ず 三村マサカズさんが着用していたのはIWC アクアタイマークロノグラフ Ref.IW376711です。
人気ダイバーズウォッチ「アクアタイマー」のクロノグラフ搭載モデル。ブルーとホワイトのマリンカラーに、ブルーのラバーベルトでよりスポーティな印象となっています。ネイビーのようなブルーはカジュアルで普段使いにも相性が良さそう。しかし性能は防水性 12 気圧を叶え、プロ仕様のモデルです。
さまぁ～ず 三村マサカズさんは、27時間テレビ以外にも『モヤモヤさまぁ～ず2』、『さまぁ～ず×さまぁ～ず』などでRef.IW376711を着用しているので、私物だと思われます。趣味の一つが水泳やサーフィンなので、こちらを愛用しているのではないでしょうか？！ 普段シンプルなTシャツやシャツが多い三村さんの衣装のアクセントになるような時計ですね。
雑誌『MOMENTUM』で「IWC ダ・ヴィンチ パーペチュアル カレンダー・クロノグラフ」を着用されていた真田さん。IWC日本公式インスタグラムではレッドゴールドケースのIW392101を置いた写真をアップされていましたが、誌面で着用しているのはSS製のIW392103のようにも見えますね。どちらでしょう。
セレブリティの象徴といえば「ロレックス」という認識の方も多いのでは？ IWCはアンチロレックスから“第二のセレブリティの象徴”と見なされています。ラインナップで特に人気なのが、パイロットウォッチ、ポルトギーゼあたり。高級感あふれ、スマートなデザインは海外セレブにも広く愛されています。
60m防水、インナーケースによる耐磁性、デイト表示付自動巻きモデルです。当時は異常なロレックス エクスプローラーⅠ人気の最中、Ref.IW325301は「対抗馬」としてメディアに多く取り扱われました。
針のバトンとペンシルの組み合わせが◎。太さが異なるため、見間違うことなく時間を確認できます。抜群の耐磁性を誇る耐磁時計であり、60M防水を備えるプロフェッショナルなパイロットウォッチは、無駄をそぎ落としたシンプルさが特徴。荘厳とも言えるマットブラックが目を引きます。
高価なモデルのみを身に着けるのではなく、自分に似合うモデルであればエントリーモデルでも好んで楽しむのがロシアのプーチン大統領。ずいぶん古い時計ですが、時計好きで有名なプーチン大統領なら納得です。現在のマーク１８を見てもわかりますが、良いモデルと言うのは時間を経てもそうデザインは変わりません。マーク15を所持していることはプーチン大統領がいかに時計好きであるのかを表しています。
オーランド・ブルームさんが着用しているのは IWC ビッグパイロットウォッチ プティ・プランス Ref.IW500916です。
自社製ペラトン式自動巻ムーブメント キャリバー「51111」搭載し、超耐磁軟鉄インナーケースや7日間パワーリザーブ備える高機能モデルです。青文字盤が非常に美しいコレクション、プティ・プランス。アントワーヌ・サンテグジュペリの『星の王子さま』をモチーフにしており、文字盤裏には星の王子さまが。惑星のように輝くブルー文字盤にブラウンのカーフの組み合わせがすばらしい1本。
「ロード・オブ・ザ・リング」でその名が知られ、有名シリーズ「パイレーツ・オブ・カリビアン」でその人気を不動のものにしたオーランド・ブルームさん。幼少期から失読症に苦しみますが、写真、絵画等の芸術において、優秀な成績を収め、ブリティッシュ・アメリカン・ドラマ・アカデミー、さらには名門ギルドホール音楽演劇学校に入り、演技を学んだ苦労人のオーランドさん。交際が噂されたキルステン・ダンストと映る1枚には『星の王子さま』をモチーフにしたRef.IW500916が光ります。
ポルトガル出身の偉大なサッカー選手であるルイス・フィーゴさんが2014年ヨーロッパチャンピオンズリーグ準々決勝の組み合わせ抽選会で身に着けていた時計は、IWC ポルトギーゼ ヨットクラブ Ref.IW390210です。
「ヨットクラブ」は揺れる海上でもしっかりと情報を得られるように大型で視認性に優れています。2010年の新作で、ペラトン式自動巻きフライバッククロノグラフ・ムーブメントCal.89361を搭載したモデルです。12時位置のインダイアルで60分と12時間の積算を同軸で表示し、これにより経過時間を直感的に読み取ることが可能に。
ポルトガル代表として127試合に出場するなど、黄金世代の中心選手として長らく代表を支えたルイス・フィーゴさん。一時期は高額な移籍金でライバルチームに移籍を決めたとバッシングも受けましたが、サッカー史に残る偉大な選手であることには変わりません。レトロ感のあるどっしりとしたデザインと確かな技術をそなえたモデルがお似合いです。
元サッカー日本代表監督 アルバート・ザッケローニ（Alberto Zaccheroni）さんがよく身に着けているのを目撃されるのはIWC ポルトギーゼヨットクラブ クロノグラフ Ref. IW390211です。前述の元サッカー選手 ルイス・フィーゴさん着用モデルRef.IW390210の色違いのモデルです。シルバーダイヤルが清潔感に溢れています。
ザッケローニさんは時計好きで知られ、IWCからも「フレンド」と呼ばれる方々の一人。Ref. IW390211は航海を視野に入れた高精度・実用性のある時計。ザッケローニさんが身に着けると知的で上品な印象。
メンズの印象が強いIWCですが、「ダ・ヴィンチ・オートマティック 36」のように女性のために発売された商品もあります。しかしIWCの公式ページでも、あえてメンズやレディースを区別するようなことはありません。IWCにとってレディースとは、ケースの大きさが36mmと37mmのものか、また着用する人によるのです。IWCをつけこなすような有名人女性はスタイルがよく大柄な方が多く、あえてメンズモデルを着用しています。今回はどの方もそのケース。かっこいいIWC着用女性を紹介します！
ドラマ『営業部長 吉良奈津子』で女優 松嶋菜々子さんが着用していたのはIWC ポルトギーゼ クロノグラフ Ref. IW371445です。ドレスウォッチらしいクラシックな雰囲気に大きいダイヤル。“金針”とも呼ばれるRef.IW371445は世界で一番売れたポルトギーゼ・クロノグラフです。
ドラマ『営業部長 吉良奈津子』は松嶋さん演じる広告代理店の伝説級クリエイティブディレクターだった吉良奈津子が産休後に営業部配属が決まることから始まります。億のお金を動かす大企業の営業職として、毎回ハイスペックな高級腕時計が目白押し。そのなかでもRef. IW371445メンズモデルをあえて身に着けることで、吉良奈津子の男勝りな働きぶりをよく表しています。シルバーのフェイスにブラックの革ベルトという、最高にカッコいい組み合わせが、松嶋さんの細く美しい腕をより際立たせます。
ヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルとしても有名だったハイパーモデル「アドリアナ・リマ」さん。IWCシャフハウゼンのブランドアンバサダーを務めているので、毎年と新作発表会では新作モデルを着用し、素晴らしい衣装とともに見ている人を楽しませています。
女優 ナオミ・ワッツさんが2013年に行われた「For the Love of Cinema」（IWC主催の映画祭のようなもの）で着用していたと思われるのがIWC ポルトギーゼ Ref.IW371480です。コンパクトな直径がどんな腕にもフィット。端正で機能的な文字盤には、アラビア数字とスレンダーなリーフ針が配置されています。1/4秒単位の目盛りをプリントした特徴的なインナーリングは、計測時間の正確な表示を可能にするだけでなく、腕に着用できる高精度の航海用計器という「ポルトギーゼ」の原点をも想起させます。
ナオミ・ワッツさんは現在52歳の遅咲きのハリウッド女優。国内外から演技の評価が高く、年齢を感じさせない端正なビジュアルが特徴。凛とした佇まいのRef.IW371480がお似合いです。
今回はIWCを身につけている有名人とそのモデルについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？ ブランドの考え方を知り、ドラマの役柄や有名人の趣味嗜好にあわせた“時計の選び方”を見ていると、そのモデルがどんなイメージや雰囲気があるのかわかりやすいですよね。以下の関連記事も合わせて、ぜひ時計選びの参考にしてみてくださいね。
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