更新日:2020年10月08日

時計一括査定について、メリットやデメリット、注意点などをたっぷり詳しくお伝えしていきます。高額な時計の買取には心配もありますよね?安心して取引でき、また満足な買取価格が得られるよう、ぜひチェックしてみてくださいね。以外に奥が深く、車や不動産等と一緒で少しの工夫で数万円の差額は当たり前!時には数十万円、時には数百万円単位での買取価格差が生じる事もある腕時計売却。そんな腕時計を売りたい時に損をしない秘訣と時計一括査定サービスの有効性についてまとめていますので、「初めて時計を売る方」や「時計の売り買いを何度もしている腕時計玄人」の方も知ってて知らない時計買取業界の裏話も併せて腕時計一括査定の仕組みを紹介していきます!

  • 時計一括査定

    メリット、デメリット、注意点など詳しくご紹介!




時計一括査定とは?どうして必要なの?


時計一括査定、1

「時計一括査定」とはお手持ちの時計を売却する際に、1回の申し込みで複数の査定が可能なシステムのことです。普通、店舗に時計を持ち込むと、その店舗のみで時計の値段が査定されます。でも一括査定なら、1回時計買取の申し込でいくつかの時計買取店もしくは複数のバイヤーがそれぞれ査定しその時々の査定をした腕時計の最高額と最低金額を確認することができるということです。もちろん、最低金額で自分の大切に使ってきた思い入れのある腕時計を売りたい人なんかいないと思いますので。その時々の最高金額で査定に出した腕時計を売却できるサービスとなります。

ただ、ここからが少し話が難しくなってくるのですが、時計の一括査定サービスといっても実は色々な種類があるのです。 一体全体どのような腕時計一括査定サービスがあるのか?

大きく分けて腕時計の一括査定サービスは2種類あります。まずはその時計一括査定の大まかな種類から説明していきます!

時計一括査定サービスその1.「現物を見ないで情報だけで時計の一括査定をする腕時計一括査定サービス」
時計一括査定サービスその2.「現物を送ってから実際の物をそれぞれのバイヤーや時計買取店にみせて一括査定をする腕時計一括査定サービス」


いきなりこんな時計買取のサービスを紹介されても意味がわからないですよね! 大丈夫です、ここでは時計買取ピアゾで長年バイヤーと腕時計ネゴシエーターとして活躍してきた私が簡単に解説していきたいと思います。

まずは、ザックリこれらの腕時計一括査定サービスの概要とビジネスモデルを利用者と運営側の目線で解説していき、使用上の注意点やメリットを纏めていきたいと思います。

時計一括査定サービスその1.「現物を見ないで情報だけで時計の一括査定をする腕時計一括査定サイト」


このサービスの仕組みはどうなっているのでしょうか?
時計を一括で査定してくれるのが腕時計一括査定サービスなのに、腕時計の現物をみないってどういう事なの?って思われましたね。 はい、この腕時計一括査定のイメージは引っ越しの一括査定サービスや車の一括査定サービスにそっくりかもしれません。

「時計一括査定」等と検索するとでてくる、時計一括査定サービスの中でまずは
・査定したい腕時計
・腕時計のコンディション
・個人情報


など、簡易的な情報だけを入力するフォーマットなどが容易されており、一括査定参加時計買取店リストのような一覧が容易されているようなサイトがこれに当たります。

先にのべた引っ越しの一括見積りや車の一括査定サービスをご利用された方なら知っているかもしれませんが、これは入力した情報がその提携先の一括査定っサービスに一気に飛ばされ、ショットガンの如く個人情報と時計の状態をばらまく事によって、その腕時計を少しでも高く買い取ってくれる時計買取業者をみつけてくるサービスとなっていますが、実は注意が必要なんです。 こういった現物を見ない腕時計一括査定サービスの注意点は下記の通り。

注意点1.個人情報と腕時計の情報が不特定多数に発信されてしまう事。
注意点2.各社からメールやライン、電話などの連絡が絶えず来る事。
注意点3.時計の査定が現実から乖離している事が多々ある。


おお、なんか沢山こういったサービスを使う注意点がでてきましたね。 どういう事なのか一つずつ時計買取業界側の人間が解説していきましょう。

<現物をみない時計一括査定サービスの注意点解説>
注意点1.個人情報と腕時計の情報が不特定多数に発信されてしまう事。
→これは文字通り!現物をみない時計一括査定サービスのビジネスモデルはどうなっているかというと、時計の査定依頼メールを各社に飛ばす事によって利益を得る仕組みになっています。大体相場は一見あたり1000円~2000円前後。メールを飛ばすだけで結構な金額ですね!これが一括査定の参加業者全部に飛ばすとだいたい12社位抱えているとして

2000円×12社=24000円。


実はこれ位の収益があなたが査定依頼をするだけで「現物をみない時計一括査定サービス」にいっているのです! で、どうなるかというと一括査定サイトに登録している業者からしてみると、1件の査定依頼に対して2000円位の金額を払い、 「時計の査定をしたい人の個人情報を買っている」のです!

おお、なんと!!個人情報がいつの間にか売られている!! そうなるとどうなるか??

もちろん個人情報を買う側の時計業者はその個人情報が有益だと思って買っているのですから、何らかの収益を発生させてないといけないので、 「鬼の営業連絡」・・・がきます。

「え、何この着信・・知らないし仕事中なんだけど・・」とか。
「いきなり謎のメールが増えた・・」なんて事はざら。
高額な時計になればなるほど、もちろん時計業者の熱量も凄いので延々と連絡が知らぬ業者から続く・・・なんて事もあります。

「まじか・・・」はい、本当にマジです。
でも、これって引っ越しとかの一括見積サービスなんかでも経験ありませんか?
「さっきもう取引業者決まったのに、なんでまだ連絡来るんだ・・。」とか、
「その業者よりも良い提案ができますので、一度ご挨拶に・・」とか、
査定数が多い程便利なようで、実はその分こういった個人情報拡散のリスクにさらされているのが「現物を見ない時計一括査定サービス」の特徴となっています。
それはそうですよね。

時計査定依頼メールを時計買取店に飛ばす所がメインの収益モデルになっていたら後の事は正直知りません。もう内は利益出てますし!というのが、まさにこれです・・。一見ユーザーに歩みよっているようで実は、サイト側の思惑が強い印象が残ります。

注意点2.各社からメールやライン、電話などの連絡が絶えず来る事。
これは前章でも簡単に触れましたがまさに文字通り連絡がなりやみません。
だって、査定する側の登録時計買取店は買取しないと収益化できず、連絡をもらった時点で数千円当たりの経費を支出しているので、その分を利益転嫁させないとお店の経営が成り行きません。どうなるかというと勿論必死になります。そうすと更にどうなるかというと連絡がジャンジャンきます。 仕事中でも、休日の寝ている時でも、遊びに行っている時でも先方は都合お構いなしです。

「だって査定したい人の個人情報をお金でかっているから、その分利益を生み出さないといけないので必死です!」

実際に時計買取ピアゾ(PiAZO)の常連様であるお医者様のお客さんの実話だと、前日の夜に自分のもっている腕時計を今の相場がいくら位かきになりフラッと「現物をみない時計一括査定サービス」系に査定依頼だした所、次の日の朝から診療中の合間も延々と色々な業者から電話連絡が途切れず診療に支障をきたしたなんて話もあったりします。

手軽さの中には実はこういったデメリットもある事も念頭にいれておきましょう。

注意点3.時計の査定が現実から乖離している事が多々ある。
これも先の話からつながっているのですが、こういった一括査定サービスに参加している時計業者はなんとしても腕時計を買取したい!
でも、最初の依頼きた時点で引っ越しの一括見積や車の一括見積サービスと同じく、時計を売りたいという潜在ニーズをいち早く顕在化したい事から、
「我先にと一番早く連絡する」
「我一番高く!と、かなり現実から乖離した高額な査定価格をいってくる」


と、いった特徴があったりします。
「我先に連絡してくる!」は、前述の通りこのような業者が多く重なる事により連絡が絶えず鳴りやまない状況になるという人によっては過酷な状況を生み出します。

「我一番高く!」というのは、時計買取業者は今の段階では手元に時計がなく、まだ買取できないのですから、とりあえず時計を送って貰わない事には何もビジネスが始まりません!では、どうするのかというと

「とりあえず高額な時計買取価格を言っておけば後は野となれ山となれ作戦!?」を展開してくる時計買取店も多いのが特徴です。

なんだその時計買取作戦は?って、なりますよね?
これは、文字通り査定依頼きた腕時計のキズや付属品の有無やコンディションなんかを度外視して、超高額な腕時計の査定価格を伝えて後は現物査定をするために送って貰ったら、
「キズがあるので30万円減額になります・・・。」とか、
「付属品が経年劣化してますので、6万円減額になります・・。」
「時計のオーバーホール時期がきてますので10万円修理費用で引かれます・・。」
なんていう話がざらにあるようです。

これも、簡易的な情報のみで査定を行っているから仕方がないとはいえ、期待値からの大きな失望へと精神的ダメージは大きなものですよね! 後は、実際に査定依頼出してからの労力も度外視出来ないほどかかっていますので、心身ともに疲れたので諦めて売ってしまおう・・。という人も多くでてくるのがこの段階になります。

要するに最初から最後まで「言ったもん勝ち」の世界観が強く、どちらかというと運営者側の収益モデルしか考えていないのがこの「現物をみない一括査定サービス」の特徴となっています。 このサイトで紹介する、時計の一括査定サービスは残念ながらこのような「現物を見ないで時計の一括査定」をするサービスは、本質的に一括査定をしていないので、サービス内容やメリットデメリットなどの対象から除外しています。

この時計買取ピアゾブログでご紹介する「時計一括査定サービス」とは、下記の通り。 「腕時計の現物を元に査定を行う一括査定サービス」を対象としています。

これは、先に述べた「現物を見ないで時計の一括査定」とは真逆の性質のサービスだと思って頂いて構いません。 どういう事かというと、

「腕時計の現物を元に査定を行う本当の一括査定サービス」とは?
特徴その1.一括査定サービスだけど個人情報が拡散されない。
特徴その2.実際に売りたい時計の現物を元に査定をするので正確な買取価格がでてくる。
特徴その3.時計業者が査定をする時計業者を選んでいるので、よりプロフェッショナル感が強い業者選定が可能となる。
それでは、真の腕時計一括査定サービスとは
特徴その1.一括査定サービスだけど個人情報が拡散されない。
これは文字通り!個人情報が拡散されまません。
現物を元に行う一括査定では、実務的な事を受け持ってくれる業者が間に入るので個人情報が不特定多数の時計買取に流れるという事がありません。 という事は、勿論煩わしい営業電話や営業連絡なんて事もないのです。当たり前といえば当たり前ですが、先の例をみると非常に有難いサービス内容のようにかんじますよね!ですから、腕時計の一括査定を試してみたいときはメールだけでとりあえず査定を行うタイプの一括査定サービスか、現物を送っての腕時計一括査定サービスなのか、個人情報や営業連絡の有無を気にする人は、事前に調べてみた方がよいかもしれません。時計買取リストがスクロールしていたりして、いきなり情報の入力フォームがトップにあるようなサイトは、個人情報が拡散されるタイプの一括査定サービスが多く、時計買取店等のリスト掲載がなくサービスの特徴が延々と説明されている所は、自社で現物を元に腕時計の一括査定サービスを行うサイトが多いように思います。その点を元にサイトの特徴を見極めてみてもよいかもしれませんね!

特徴その2.実際に売りたい時計の現物を元に査定をするので正確な買取価格がでてくる。

こちらも文字通り、現物を元に査定するので査定価格の誤差がありません。 要するに、この値段で買取り可能ですよという腕時計の買取価格が一発ででてきますので、単純明快非常にシンプルでわかりやすいですし、あとは金額提示されてからの金額変更もありませんので、時計売却資金の使用用途など非常に計画が立てやすく、最初に高い買取価格を提示されたのに現物を査定して貰ったら凄く買取価格が下がってしまった・・。なんていう精神的疲労もありませんよ!

特徴その3.時計業者が査定をする時計業者を選んでいるので、よりプロフェッショナル感が強い業者選定が可能となる。
これ地味に経験則がないと難しい所なんですが、我々時計業界のプロからしてみますと先から述べているような、「現物を見ないで査定を行う一括査定業者」に掲載されている一括査定に参加している時計買取業者のリストなのですが、、、はっきり言って知りません。本当にどこですのここ?って、いう時計買取業界では不可思議な選定になっています。そこに掲載されているような時計買取している会社の事をよく調べてみると、何だか日本全国にFC(フランチャイズ)展開しているような会社ばかりで、どれもこれも腕時計ではなく、時計から絵画、切手やゲーム機まで何でも高価買取しますみたいな会社が多いのに気づかされるかと思います。しかも、フランチャイズのオーナー募集ページとかよく見ますと、一か月の収益モデルの大まかな利益率なんかも載っているのですが、月間取扱高(要するに買取額)に対して粗利益率約30%とか、何とも我々時計業界からすると何ともかなりの暴利を掲載している会社等もあったりして、本当に高額買取ができたり、腕時計の専門的な知識があるのか非常に疑問をもつタイプの「時計買取もしているなんでも買取店」が多いのが、個人的な主観ではありますが現状となっています。

これまた時計業界の裏話的な事になってきますが、求人票等の給与記載からも実はその店が本当に高い買取価格をだせるか、そうでないか分かったりします。勘の鋭い方はもう察したかもしれませんが、お店の店長候補等となるとインセンティブなどが支払われる事が多く、そこにいる従業員すなわちそこに所属するバイヤーの給与形態を調べるとそのお店の買取スタイルがみて取れます。過去にみたことある求人票で、基本給与250000円+利益インセンティブ(利益の〇%程度)等と記載しているようなところもあり、こうなると利益とは多分に安く買い取り高く売る時に得る差額の事なので、必然的にこういった買取店に所属しているバイヤーや自身のインセンティブの拡充を狙い、安く買取をしてこようとするかもしれませんので注意が必要かもしれません。

実際に、私もプロである事を隠してテレビCMなどを行っている大手ブランド買取店に、事前に査定価格を把握した上で査定依頼だしたところ、通常600,000円位の相場のショパールの全面ダイヤモンド仕様の腕時計を250,000円と言われて、驚きを隠せないでいると一気に査定価格が500,000円になったという体験があります。相場を知らずに最初の250000円で了承していたとしたら、通常の相場からの差額の利益がその人のインセンティブになっていたという事なのですね。経済学の前提条件で「自己の利益を追求する」というのがありますが、まさにインセンティブ支給の買取店はそれが直線的に体験できるので、注意が必要かもしれませんね。

さて、話が少しずれてしましまいたが、時計一括査定の情報だけでやりとりする時計業者の話に戻りますが、 中には勿論名前も知っている時計買取店やこの時計業界でも知らない人はいないような会社もリストに載って居たことがあるのですが、直ぐに消えてしまってしまいまいたので恐らく収益化できなかったり、思いのほか時計買取の対しての成約率が低かったのではないかというのが推測されます。

要するに、腕時計の一括査定はただ査定数をやみくもに増やしても意味がなく、「本当に高い買取価格で時計売却が実現できる」時計店の選定も非常に重要になってきます。当たり前のことですが、実際、初めて時計を売る時や買う時など、この店大丈夫かな?とか、時計雑誌に掲載せれているからここは信頼できるんじゃないか?なんて、色々と下調べを入念にしたりしませんでしたか?

そうです、その感覚なんです!

人は自分の選択は正しかったというバイアスがかかり、自己肯定したくなる生き物! とはいえ、その情報の正確性ってこのインターネット社会ですと情報が氾濫しすぎていてどれが真実か全くわからない! そんな時こそ我々時計業界のプロの出番です!

情報が溢れている世の中だからこそ、色々な情報が錯綜し真実の情報に近づくにはやはりプロからアドバイスや選定が一番という事なのです。 例えば時計の現物を使った一括査定サービス時計買取ピアゾ(PiAZO)では、一括査定の老舗サービスとしてインターネットが高級ブランド腕時計市場に参入してきた黎明期から腕時計の一括査定ルートを構築しており、その一括査定サービスに参加する業者も雑誌に掲載されている所から、業界では名前を知らない人がいない大手時計店、はたまたシンガポールや香港にビジネス展開する時計バイヤーや古株のバイヤーさんですとデパート催事や時計卸業で業界相場を動かしていた伝説的な時計会社など、幅広い腕時計業界のプロ達が多く一括査定に参加しています。

なんだかこの話を聞いただけでも、時計が高く売れるの間違いないんじゃないか、、、なんて期待値が高まりますよね! 自分の持ってる時計を高く売りたくて、一括査定に出すとしたらどこがよいのか? そんな事考えたら、やはり時計業界のプロが選んで、プロに認められた一括査定サービスに売りに出したい! と、思う事が必然かもしれませんね!

実際に、前述の「情報だけで時計の査定を行う一括査定サービス」では、査定に参加する業者がかなり入れ替わり激しくかわりますが、後述の時計買取ピアゾのような「現物を元に一括査定をする時計買取業者」は、一括査定の取引先がころころ変わるという事もありません。 これは、お互いにステークホルダー化している取引先になっているという事もあり、一括査定に参加している業者も信頼のおける査定を行っているという証拠でもあるのです。

腕時計の一括査定としても、まずは意識しないと分からない大枠の2つの分岐点がある事が分かったかと思います。 繰り返しになりますが、

「ネット情報だけの簡易的な一括査定」
は、本ページのいう一括査定という説明からは省いています。
このページで解説している事は、
「現物を扱った腕時計の一括査定サービス」の事になりますので、そのことを念頭において下記の説明をみていきましょう!

では、一体どうして時計一括査定が必要になるのでしょうか?「どこの店舗やバイヤーで査定しても、買取価格は同じじゃないの?」と思いますよね。 でも、一括査定がおこなわれているのには大きな理由があります。 腕時計はブランドや製造年、限定モデル、製造終了モデル、カスタマイズや細かい使用変更などでも、市場価値が変わってきます。中には製造工程中に起こる印刷ミスなどがプレミアム価格となることも!また流行や今後の製造予想なども把握して市場の流動を常にチェックしておく必要があるため、時計の買取には莫大な知識が必要となるのです。また、最近腕時計投資という言葉も流行っている事から、投資対象として見られる性質を兼ね合わせており、投資対象という事は、日経平均や為替相場等と連動して動くような特徴もあり、殆ど金融商品的な動きをする代表ブランドがロレックスだったりします。時計の査定といえど、突き詰めれば時計に対する見識を含め世界の金融情勢の趨勢を見極める力や知識も必要となってきており、買取店舗やバイヤー個人のそういった知識量などによって、その時計の需要や査定に対するスキルも異なることは時計業界では一般常識ともいわれています。

一番わかりやすいのは、やはり大手ブランド買取店等でも時計は時計、バックはバック、宝石は宝石という風に、大手である程度査定がシステマティックに稼働させている所ですら、専門家して見識やノウハウを深めているところから推測するに時計一本の査定をとっても非常に難しいというのが浮き彫りになっています。

また、ロレックスアンティーク等一本で数千万円単位の究極のアンティークウォッチ等も市場には多く流通しており、買取価格がでかくなるという事は贋作や偽物も増えるという事を表しています。
ロレックスアンティーク文字盤の一つをとっても専門のバイヤーですら査定意見が分かれる事もそんな珍しい事ではありません。意見が分かれるとどうなるかというと、勿論その分のリスクをヘッジしなくてはいけません。先にも述べました通り、金融資産的な性質をもっているのでそこのリスクをヘッジするのは当たり前の事なんです!時計の査定をヘッジするとは、要するに査定に対して自信がなくなったから安全な額で買取りすればよいかという思惑が働き、安全な金額とは相場が例えばロレックスデイトナが2,000,000円で販売していたとすると、これを究極20,000円位で仕入れれば198万円の利益を確保できますよね?

でも、世の中のロレックスデイトナユーザーで20000円という金額で買取を了承する人は多分に存在しません。ではどうするかというと通常ですと大体2,000,000円位で販売されているロレックスデイトナですと、買取価格は1,500,000円~1,800,000位の間になります。時計を売りたい人なら勿論この一番高い買取価格の1,800,000円で売却できたらハッピーですよね!?でも、いきなりの初見でこのような高額な査定価格を一般のユーザーが来店してもだしてこない。時計業者の思惑は一律して、1,500,000円で買取して2,000,000円で売って利益を伸ばしたいのです。ただ、そうはいかない。ましてや、ちょっと今景気動向が悪いからという理由でヘッジをかけて買取価格を1,000,000円位に抑えると特殊な事情がないお客さん以外は時計を売ってくれなくなります。では、どうすれば売ってくれるのか?2,000,000円が販売価格相場のロレックスを2,200,000円出せば世の中のロレックスデイトナが全て集まるようになります。でも、そうすると時計店は損しかしませんので、そんな時計買取店直ぐにつぶれてしまいますよね?要は時計の査定価格とは業者の利益を大きくできるか、時計を売りたい人の所得を大きくできるかという相反する二つの思惑が真正面からぶつかりあっており、ヘッジファンド同士の売り買い合戦のような様相を呈しているのです。

要するに、高額査定をだすのは難しく、安い査定価格を出すのは簡単なのです。

そうした理由から、時計の買取には一括査定というシステムがあるのです。買取店舗やバイヤーによって買取価格の変動があるということですね。 今では車の一括査定や不動産の一括査定、はたまた保険の一括査定にはじまり、バイクの一括査定、昔には絵画の一括査定や宝石の一括査定サービスなど様々な一括査定サービスがあったりしますが、その中でも高級腕時計業界の一括査定サービスの仕組みと、時計売却の際に如何に一括査定サービスが向いているのかと、ご利用時の注意点などを事細かく解説していきたいと思います。

時計の一括査定サービスは本当に高いのか?
腕時計を売る時に本当に高額売却が期待できるのか?
またその評判は?


など、腕時計を始めて売る人も、いやいや日常的に売り買いしているなじみの時計買取店があるから!という、時計に対しての玄人さんも必見の時計売却に関するあれこれを纏めてみます。

時計の一般的な買取方法


時計一括査定、6

どちらの方法にもそれぞれメリット・デメリットがありますので、ぜひ参考にしてください。

時計買取-フリマ編

時計に限らず、あらゆるものも売買できるフリマ。メルカリやラクマなど、大手フリマアプの利用者は年々増加傾向にあります。スマホやPCで簡単に出品ができ、また店舗に足を運ぶ手間が省けるため、時計も数多く出品されていますよ。
Mbr/< フリマアプリの最大のメリットは、なんと言ってもその利用者数。 さまざまなジャンルの利用者がいて日々最新情報が更新されていくため、店舗販売よりも圧倒的に多い人数の目にふれることができ、売却へとつながります。

デメリットは2つ。
1つ目は専門性がないところです。時計の専門知識がなく、正しい価値がわからない購入者への販売は損失になりかねません。また、最近多いのが転売目的で自分が出品した時計などを別のサイトに再出品かけており、そちらで売れたら落札し、商品を発送したらどうやら需要がなくなったらしく一方的に返品してきた等というトラブルに始まり、はたまたコピー品とすり替えられて返品された方など、個人間同士のやりとりな分非常にトラブルが多いのが特徴となっています。この返品例は極端なれいではありますが、実際に落札後の返品やキズ、コンディション状態によるクレーム等も多く、出品して売れたはいいが二度と使いたくないという思いに駆られる人がいたりと、値段が高い高級ブランド腕時計をという非常にナイーブな商品性質な上、興味関心をもって落札する人もなかなかな拘りある人が多く、落札・納品後のトラブルが正直多いのがフリマアプリ系の特徴になっています。結構ネットでメルカリトラブル等と検索してみると、こんな目にあったというトラブル事例が多く引っかかってきますので、実際の所これよりも多い次元で色々とトラブルが起きている物と思われます。また、ヤフオクやラクマ等と違い、メルカリ等のフリマ系は自分で値段を設定可能という事になっており、個人から何の保証をなく買うには躊躇する一般的な販売価格になっている事も多く、買う側の保証メリットが少ないのと、出品して時計を売る側は、過剰な値切り交渉などただでさえ出品から発送という手間をかけている中で、さらには見込み顧客に対する過剰な対応をさまられます。

勿論高額商品なので、送った際に到着連絡を直ぐ返してくれる方なら良いのですが、なかなか到着連絡を寄こさなかったりすると、こっちの手元に入ってくるキャッシュが長く滞り、腕時計の現金化に対して長く時間を取られてしまうのも特徴となっています。

2つ目は、高額商品の売却が難しいところです。フリマアプリの利用者の多くは「安く購入したい」という考えでそもそもの予算が限られている人がほとんど。そのため高額のブランド腕時計などはなかなか売却に繋がらない可能性があるのです。しかも、高級ブランド腕時計という製品性質上、安く出品かけると偽物ではないのか?とか、裏蓋を開けた写真を要求されたとか、色々と思惑が交錯し売れない・・。という、何とも高すぎても売れないし、安すぎても変わった人に絡まれるしと、どっちに転んでも非常に手間がかかって来てしまいます。

このように使い勝手のいいフリマアプリですが、販売の際には注意が必要ですね。また、全体的な売り場としてみても、時計業界のプロからしてみればあからさまな偽物やコピー商品も多く出回っており、そういった売り場と同軸に自分の腕時計を置くとなると、やはり全体してのイメージが悪くなってきてしまうのも、まだまだロレックスやオメガみたいな商品がフリマアプリで定着しない大きな要因の一つのように思います。実際に、たまにヤフーニュースのトップや、グーグルーでニュース検索をするとロレックスコピー商品をオークションサイトで転売して逮捕。

ロレックスコピー商品で年間数千万円の売り上げで逮捕。というような、時計ファンとしては決して嬉しくないニュースが飛び交っているのが現状です。こういったニュースが飛び交うという事は、やはりそれなりの流通量がオークションサイトやフリマアプリサイトで流通しており、時計のプロがみたら明らかなコピー商品でだれが買うんだよ、、と思っていた商品等も実際はかなり売れてしまっている事が想像できます。実際に、時計一括査定ピアゾ(PiAZO)に送られてくるコピー商品を追求すると、入手経路1位がオークションサイト、2位が知人からの譲渡といった理由を上げる人がほとんどです。(コピー商品の時計店への持ち込みは犯罪です。直ぐに通報されますのでコピー商品と疑わしいものを時計買取店への持ち込みや換金依頼は絶対にやめて下さい。)やはり、ニュースになっているのは氷山の一角でこういったオークションサイトなどには色々とそういった商品が出回っていそうですね。

時計買取-専門店編

上記でもお伝えした通り、時計の買取には圧倒的な専門知識・見識が必要です。 専門店での買取は、時計の正確な価値を確認する事ができ、安心して取引ができるところが最大のメリットです。正しい査定のもと、高額で取引がおこなわれることはよくありますよ。ただし、やはり専門店やバイヤーにも得意不得意な分野があるのが実情です。

同じ時計を複数の専門店に査定を依頼すると、店舗間の価格差が驚く程開いてしまうことも多々あります。また地域性によっても需要が異なるため、各地にあるいくつもの店舗を回って最高買取価格を確認しなければいけなかったり、あらかじめ「その店舗はどのブランドが得意か」を調べる手間は大きなデメリットと言えますね。また、同じ時計買取店系列でも店舗にって値段が変わったり、なんて事も実はよくあるんです。試しに電話で査定価格を問い合わせて、同じ系列の違う店舗に実際に持ち込んだら値段が安くて、電話で事前に査定をしたことを伝えたら一緒の査定価格にしてくれた。なんてことも時計業界の裏話的に結構あるんです。

時計一括査定の【メリット・デメリット】


時計一括査定、5

時計の取引には専門店がおすすめですが、複数店舗を回って最高買取額を探すのはとても大変です。そんな問題を解消するためのシステムが、この「時計一括査定」。ただし、一括査定にもやはりメリット・デメリットが存在します。

時計一括査定【メリット】

メリットはなんと言っても、高額で高級ブランド腕時計の取引ができるところです。三人寄れば文殊の知恵ではありませんが、やはり意見は多ければ多い方がよい!更にそれがお金に関わる事ならなおさらですね!賢く相みつをとって損せず楽に腕時計を売る!

これでブランドに対する得意不得意の影響で、店舗によって買取価格が安くなってしまう心配も解消されますよね。また、より専門性の強くなるアンティーク時計など、様々な意見から良い査定価格の所だけを抽出できる!なんて事もあります。1回の依頼でさまざまな店舗の査定額を比較する事ができます。また、依頼を受ける業者は業界精通者がほとんど。その時計がどこの店舗で高く売れるかを把握していれば、高額な買取価格が期待できますよ。

時計一括査定【デメリット】

一括査定のデメリットと言えば、査定までに時間がかかるということです。 基本的に売却希望者が時計を一括査定に出すと、任された企業や個人はその時計を持っていくつもの専門店を回ることになります。
また、地域性によってもブランド価値や人気が異なるため、さまざまな地域にある専門店を回る必要があります。査定店舗数が多ければ多いほど、結果が出るまでには時間がかかってしまうで、あらかじめ時間に余裕を持って依頼するのがおすすめですよ。中には10社以上の一括査定を一日で完結するみたいな時計の一括査定サービスがあるのですが、これには時計の一括査定サービスを運営している私は非常に懐疑的です。

大体週に50本前後の腕時計を一括査定しているのですが、一社あたりの査定が完了するまでに大体2~4時間位かかるんですよね、それを時計一括査定ピアゾでは、一日に1社から2社程査定して貰い大体1週間で時計の一括査定結果をだしてくるのですが、それを10社を一日でとなると何ともそんなに早く査定が終わるのか、それとも査定店が群集しているのか、週の取り扱い本数が非常に少なく一社当たりの査定が極端に短いのか、非常に実務的・物理的な流れに疑問が残ります。

少し話がそれましたが、時計の一括査定も料理と同じという事です!時間を掛ければおいしくなる料理と同じで、時間を掛ければ査定額も必然的に上がる可能性が高くなる!時間かかった分が、数万円や数十万円の差ともなると日給ベースで数万円という考えにもなりますので、果報は寝て待てじゃないですが、少しでも時間かかるデメリットには目をつむり、高額時計売却を狙いましょう!

時計一括査定で注意するべき5つのこと


時計一括査定、9

続いては一括査定を依頼する際に注意するべき内容を確認していきたいと思います。

インターネット上ではあまりにも現実味のない高額を提示していたり、あり得ない買取実績を提示しているサイトが驚くほどたくさんあります。みなさんも以下の注意ポイントをしっかりチェックして、慎重に依頼先を探しましょう。一番最初に例で挙げた「情報のみで時計の一括査定をするサイト」がやはりどうしてもこういった傾向が強くなるように思います。

あとは某比較サイト系で買取り価格を提示している時計買取店をみると、一番高い買取価格が楽天やヤフーショッピング等で一般流通している販売価格よりも高くなっている事も多々あり、どのような参考買取価格を掲載しているかというロジックもプロから見れば気になったりしますので、いったんそれ系の買取価格が提示されても、この情報の精緻は大丈夫なのか?本当に腕時計を送ってしまって大丈夫なのだろうか?という、良い側面ばかりイメージするのではなく、いったん現実離れした買取価格が提示されていたとしても可能性に掛けるのではなく、自分で後悔しないためにも一旦自分でその情報が正しいだろうかどうだろうか?買取価格を提示している会社が業界でも有名な会社かどうか?等、色々と調べてみるのもよいでしょう。


時計一括査定の注意点その①【査定時間】

査定時間が即日と記載されている時には注意が必要です。 上記でお伝えしたとおり、一括査定は基本的に、委託された企業や個人が売却主に変わって複数店舗に査定を依頼します。簡単に言えば、腕時計の売却主の代行を努めるというイメージです。ということは、売却主が時計を持って各地にある専門店を回るのと同じくらい、代行者も時間がかかるということです。 中には「即日で複数査定が可能」と謳っているサイトも多数ありますが、現実的にはとても難しく不可能に近いことがわかりますよね。

一括査定をお考えの人は、「査定時間」に注意してくださいね。そういった時計一括査定のサイトをみてみると、個人情報だけ入力してその情報が色んな時計業者に勝手に流出していたり・・なんて事も実際にあります。一度申し込んでみたら矢継ぎ早に知らない時計業者を名乗る人から連絡や電話がきて困ってしまったという事やただ相場が知りたかっただけなのに「時計を売って貰えませんか?」や「こないだの腕時計売却の件ですけど、今お時間少しありますか?」とか、更に「ご都合宜しい時にお伺いしますのでご都合の良い時間を教えて頂けますか?」などと勝手に訪問日時を決められてしまう事もあるようです。

また更に強引な所になると、これは実際に2010年前後に非常によく流行った手口だったのですが、直接家に来て買取するまで帰ってくれないというケースもあったようです。なんでも金無垢系の腕時計をみては「これはチャイニーズゴールドですね」といい、24金なのですが金の含有率が悪いので買取価格がやすくなるといった手口で地金相場よりもかなり安く金無垢時計を洗いざらい訪問買取で買い取っていた業者等もいたようです。どちらにしろ、こちらがもうニーズがないよと言っているのに、強引な手口で制約に結びつけようとしてくる手口の人には話に乗らないのが得策かと思います。そもそも訪問という、通常よりも人件費と交通費がかなりかかる手法で営業経費をかけた分、どこから捻出しないといけないのか?という、点を考えるとやはり自身の買取価格から捻出されていると考えるのがの直線的でよいのかもしれませんね。結論、訪問の時計買取等は少し吟味やその諸経費の出どころを考察してみる価値があり!


時計一括査定の注意点その②【実績価格】

サイトで目にする買取実績には、実際の買取価格よりも高く記載されていることがよくあるようです。実際に一括査定をおこなっている弊社でも「あそこのサイトにはすごく高額な買取相場の記載があったのに、実際に査定したらすごく安い価格を提示された」「時計の買取ランキングが掲載してあり必ず1位が一緒の業者で2位の買取金額に少し上乗せしてるだけの数字が羅列してあり何だか怪しいとおもってたら、、、案の定本査定して貰うとあり得ない位安い値段をいわれて、なおかつなかなか時計を返してもらえなかった・・。」というお客様のお声を多数耳にします。
このように、実際の相場とは大きく異なる実績を提示している業者には充分に注意が必要です。企業サイトをよく確認し、「換金率」「店舗間価格差」「査定数」「個体コンディション」など、全てが明確に示されているかをチェックするようにしましょう。


時計一括査定の注意点その③【ネット査定】

最近よく目にするネット査定。ブランド名やモデル、Refなどを入力するとその場で査定が完了するというシステムです。でも、実際問題、現物を見ずに買取価格を正確に査定するのは不可能です。時計のコンディションを見ることができませんし、また、Refが同じでもマイナーチェンジなどが繰り返されているモデルも多数あり、それによって価格が変動するからです。
弊社にもお電話にて買取価格のお問い合わせをいただくことがありますが、その時計の相場をお伝えできても、実物を査定に出すまでは正確な価格はわからないこと趣旨をお伝えしています。簡単で手間のかからないネット査定には大きな落とし穴がある場合があるので要注意です。


時計一括査定の注意点その④【買取条件】

「どんな時計でも買取ます」などと謳っている専門店は多数ありますが、実際に実物を確認してもらったところ「この状態では買い取れません」と言われてしまうこともしばしば…

また、一括査定にはとても手間がかかるため、代行業者によって取扱をしていないブランドもあります。ロレックスやオメガ、ブライトリングなど有名な高級時計しか扱っていないところも多数。時計を業者に預けてから「このブランドは扱えません」ということにならないように、預ける前に確認するのがおすすめですよ。 またコンディションも買取には大切な要因となります。 査定前には以下の項目を自身でチェックしておきましょう。

  • 未使用か使用済みか
  • 購入日はいるか
  • 保証書はあるか
  • 箱は揃っているか(内箱、外箱など)
  • ベルト調整用のコマがあるか
  • オーバーホール済みか否か
    
  • ガラスにキズはないか
    
  • 保証書などの過剰な修正はしていないか※切り抜き等は非常に印象が悪くなります。
  • 打痕はないか
  • 文字盤にヤケは無いか
  • 夜光やインデックスは劣化していないか
    
  • 針落ちはしていないか
    
  • 手垢等の汚れが時計に目立つ形で不着していないか


時計一括査定の注意点その⑤【返却について】

取引が不成立だった場合の時計の返却方法やコストは、依頼の前に必ず確認しておきましょう。実はこの返却に対するトラブルが意外と多いのが実情なんです…

「取引を中止したのに返却されない」「突然音信不通になった」などという怖いケースの口コミも目にしたことがあります。インターネットの一方的な情報だけで真相は不明ですが、数十件ある口コミや評判の内、星が1か5しかないような時計買取業者は本当の評判投稿と、それを打ち消すためのサクラ投稿がせめぎ合って戦っている可能性があるので、少しでも返却されませんでした!みたいな口コミが載っているような時計買取サービスは利用しない方がよいと思います。

また、郵送にて返却するシステムの場合、代行業者がしっかり期日通りに返却したのに「受取人不在が続いて戻ってきてしまった」という逆のケースも。どちらの場合も大切な時計が手元に戻らなくなってしまいます。もちろん取引成立が一番ですが、万が一不成立だった場合の返却についても、前もって確認しておきましょう。余談ではありますが、時計買取ピアゾ(PiAZO)でもサービス開始時は本当かどうかわかりませんがとある配送会社に荷物を取られたから配送では送れない!なんてお言葉を頂く事が多かったのですが、今は情報化社会で発送したら当日中に荷物の問い合わせ番号が発行され、自分の荷物がどこにあるか追跡できる時代ですので、そのような配送中の心配事をされる方が極端に少なくなったのも時代を感じさせます。なにはともあれ、貴重品を配送でやり取りするには、腕時計の扱になれている業者でありこういった事を主軸にビジネスされている会社の方がスムーズにやり取りできる事は間違いなさそうですね!

時計一括査定【業者】の選び方


時計一括査定、7

インターネットの情報や比較サイトで一括査定の代行業者を選ぶ人がほとんどかと思いますが、まずは上でお伝えした注意点5つをチェックしてみてください。 その上でなにか不明な点があればしっかり電話やメール等で問い合わせるのも大切です。時には古物商ナンバーで所轄の警察の生活安全課に問い合わせしてみるなんていう方もいるみたいですよ。しかし、この古物商許可業者一覧を観てもらえるとわかるかもしれませんが、意外と個人で複数取得していたりと敷居が実は低いのも事実なんで、あくまで補助的な信頼感を得るための手段の一つになるのかなと思っています。

高額な時計の取引なので、できるだけクリアで信頼がおける、はたまたこれからも永続的に安心してやりとりできる業者を選んだり見つけれたりしたら最高ですね。

また、全ての査定や取引を郵送でおこなうことのできる業者もおすすめですよ。 一括査定のほとんどの場合は、店舗に持っていったとしてもその場で査定結果が出ることはありません。わざわざ自分で足を運んで買取業者に持ち込んでもあまり意味がないのです…郵送が可能な業者なら、自宅にいながら全ての行程を完了することができますよ。また、これは郊外にお住まいの方で近くには昔からある質屋が駅前にポツンとあるだけ、とか少しでも高く売りたくて時計店を色々と回りたいけどそもそも腕時計買取店が大手のチェーン店風なところしかないという風に困っている人こそ、エリア関係なく業界でもトップクラスの時計買取店から一括査定を受けれるサービスこそ高額時計売却のチャンスを逃さない手段だと思います。

弊社が運営する時計買取9社一括査定ピアゾ(PiAZO)でも郵送・配送による腕時計の一括査定を取り入れています。
ご自宅にお送りする時計の梱包用BOXに実際の時計を入れてご返送いただき、時計が弊社に到着しだい、複数店舗へ査定を依頼しに出かけます。 郵送費や査定、お取引中止後の返送費まで全て無料!またサイトに記載している実績は全てその時々の腕時計相場情報ですので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。 ★腕時計一括査定関連記事★


最後に

時計一括査定、10

今回は高級ブランド腕時計を中心とした時計一括査定サービスについて詳しくご紹介しましたがいかがでしたでしょうか??高級ブランド腕時計もやはり拘って高く売ろうとすると、フリマやヤフオク、直接持ち込み買取など色々と選択肢がありどれがベストなのか非常に悩ましく迷うところです。 更に、様々な人生の大切なシチュエーションで手に入れたであろう思い入れのある腕時計。お手持ちの大切な時計を手放すのはさまざまな心配や葛藤、様々な事情があると思います。だからこそ、やはり安く売るよりも、思い入れのあるものだから正統な価値で売却したい!時計は買う時も慎重に吟味したくなりますが手放す時もその手間を惜しまないのが、次のお供の腕時計に出会うこつでもあります。

時計売却の注意点などをしっかり確認しながら、安心安全に取引しましょう!このインターネット時代だからことちゃんとした情報を色々と調べてみて、是非参考にしてみてくださいね!




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