更新日:2026年04月14日
「アート・オブ・フュージョン(異なる素材やアイデアの融合)」を掲げるウブロ。その哲学が最も先鋭的な形で現れたのが、2020年に日本限定で放たれた本作です。サファイアケースの透明感と、無骨なカモフラージュ柄が織りなす「矛盾の美」。

2020年1月13日~1月15日に開催されたプレ・バーゼルともいうべきLVMHドバイ ウォッチウィーク2020(LVMH Group Dubai Watch Week 2020)で発表された新作です。日本限定モデルとなる「ビッグ・バン ウニコ サファイア カモフラージュ」(411.JX.0190.RX.CAM19)は2月からウブロブティックにて先行販売され、価格は6,690,000円(税別)、生産本数はなんと日本限定10本!!これは限定モデルという範疇を超え、実質的には「ユニークピース(一点物)」に近い希少価値を帯びています。
日本市場がいかにウブロにとって重要であり、また日本のコレクターが「ハイエンドな遊び心」を理解していると信頼されているか。この10本という極少数は、ブランドから日本へのオマージュとも受け取れる特別な数字なのです。
最大の特徴は、サファイアクリスタルケースに施された「カモフラージュ・モチーフ」の表現手法。ダイヤモンドに次ぐ硬度を誇るサファイアクリスタルは、加工が極めて困難です。ウブロはその透明なケースをあえて「隠す(迷彩)」ために使用しました。文字盤(ダイヤル)自体もサファイア製で、そこにカモフラージュプリントが施されており、内部の「ウニコ」ムーブメントが迷彩の間から透けて見える構造になっています。
インデックスにはブラックの夜光を塗布したマットグリーンを採用。ストラップにもカモフラージュ柄のラバーが採用され、時計全体が一つのコンセプトで統一されています。特筆すべきは、光の当たり方によって「透明なクリスタル」としての質感と「ミリタリーな迷彩」の表情が交互に現れる点です。
ケースの透明感に負けない存在感を放つのが、心臓部に搭載された自社製ムーブメント「Cal. HUB1242(ウニコ)」です。
通常のクロノグラフはムーブメントの裏側に制御機構がありますが、ウニコは文字盤側に「コラムホイール」を配置しています。これにより、クロノグラフを作動させる瞬間の精緻な動きを、迷彩柄の隙間から肉眼で楽しむことができるのです。

| モデル | ビッグ・バン ウニコ サファイア カモフラージュ 日本限定
BIG BANG UNICO SAPPHIRE CAMOUFLAGE 45MM |
|---|---|
| 型番(Ref.) | 411.JX.0190.RX.CAM19 |
| ムーブメント | HUB1242 ウニコ 自社製自動巻きクロノグラフ コラムホイール式フライバック ムーブメント |
| パワーリザーブ | 約72時間 |
| ケース径 | 45 mm |
| ケース素材 | ポリッシュ仕上げサファイアクリスタル |
| ベゼル | ポリッシュ仕上げサファイアクリスタル 6本のチタニウム製H型ビス |
| ダイヤル | サファイアクリスタル(カモフラージュプリント、ブラック蛍光付マットグリーンインデックス) |
| ストラップ | カモフラージュ×ブラックラバーストラップ(グリーンファブリックストラップ付属) |
| 防水性 | 5気圧(50m防水) |
| 生産本数 | 日本限定10本(2020年2月よりウブロブティック先行販売) |
| 価格 | ¥7,359,000 (税込) |
サファイアケースといえば、その製作難易度の高さから「究極のショーケース」とされます。しかし、ウブロはそこに「迷彩」というストリートやミリタリーの要素を大胆に持ち込みました。
これは、「高級時計はこうあるべきだ」という固定観念に対する挑戦です。高価なサファイアを贅沢に使いながら、それをカモフラージュで覆うという贅沢な矛盾。手首に乗せたとき、肌が迷彩越しに透けて見えるその様子は、他のどんな時計でも味わえない「自分だけの迷彩」を完成させます。
日本にわずか10本しか存在しないこの時計は、所有すること自体が、時計界のフロンティアを歩んでいる証左と言えるでしょう。
ウブロ(HUBLOT)2020年新作モデルについてはこちら
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