更新日:2019年06月11日

ロレックスエクスプローラー1 14270徹底解説!!

4ケタリファレンス(型番)のいわゆるビンテージ・ロレックスが天井知らずに価格高騰する中、5ケタのロレックスに注目が集まってきている近年。今回は日本でも定番の人気を誇るエクスプローラーIの第4世代モデル、Ref.14270について、査定のプロはどのような点をチェックしているのか?!レアなポイントなどを徹底的に解説します!

ロレックスエクスプローラー1 14270 ”ブラックアウト”とは?ROLEX “BLACKOUT” EXPLORER ロレックスエクスプローラー1 14270の中でも、 1990年頃製造された初期モデルの一部に「ブラックアウト」と呼ばれる、
「3.6.9」のインデックスに夜光が塗られていないレア・モデルがあります。

通常のエクスプローラー1は文字盤の「3・6・9」に白いラインが入るのですが、その箇所が黒くなっているのがこのブラックアウトの特徴です。
ロレックスエクスプローラー1 14270 ”ブラックアウト” 通常ダイヤルとの比較
夜光が塗られていないインデックスが作られた理由は視認性のテストや、製造工場の違いなどが理由として挙げられていますが、定かではありません。

14270の”ブラックアウト”ダイヤルは1990年~1991年に製造された、E番・X番の一部に存在すると言われています。

ロレックスのシリアルナンバーについてはこちら
ロレックス(ROLEX)のシリアルナンバーについて

※なお114270の2009年頃製造モデル(V番)にも”ブラックアウト”を呼ばれるものが存在しますが、
こちらは黒ラインではなく、ソリッドな18KWGの369インデックスです。
また後述しますが、2016年までの新型エクスプローラー1(Ref.214270)はブラックアウトが通常仕様ですので、あしからず。

ロレックスエクスプローラー1 14270 ”ブラックアウト”は本当に初期生産分に限られているため、レア度の高いモデルとして、100万円以上(←2017年頃の相場)2019年5月現在、200万円以上の価格で取引されていたりします。
驚きですよね!!

ロレックスエクスプローラー1 14270  シルバーレター

実は希少な”ブラックアウトモデル”には、さらにホワイトレターかシルバーレターかという違いがあります。
文字盤12時位置の
ROLEX
OYSTER PERPETUAL
EXPLORER
の色が、ホワイトがシルバーのいずれかで印字されており、ブラックアウト×ホワイトレターは流通量が少なく、評価が高いです。
比較してみないとなかなか分かりづらいですが、ホワイトのほうが若干文字が太い印象があります。

ロレックスエクスプローラー1 14270のインデックスには夜光塗料が塗られていますが、
現在一般的な”ルミノバ夜光”ではなく、ヴィンテージモデルによく用いられている”トリチウム夜光”の個体が存在します。

文字盤の6のインデックスの下に

"T SWISS T<25"と印字されているのですぐわかります!

ロレックスエクスプローラー1 14270 T SWISS-T 25表記

このトリチウム夜光が採用されていたのは、1990~1999年頃製造のモデルと言われています。

6時位置のSWISS表記の違いによって、
  • 『T SWISS-T<25』→1990~1997年
  • 『SWISS』    →1997~1999年
  • 『SWISS MADE』  →1998~2001年
とだいたいの製造年を見分けることもできます。
ロレックスエクスプローラー1 14270 ラグ 横穴

旧タイプのケースには、バネ棒(ケースとブレスレットを繋ぐ棒)がラグを貫通し、ケース側面を見ると小さな丸い穴があります。(写真下)
いわゆる横穴ありタイプで、こちらのほうが一見して”ヴィンテージ”と分かるからでしょうか、評価が高い傾向にあります。
これはロレックスの他のモデルでもよくある特徴です。

1995年頃以降は、外観的な改善と、ホコリなどを防ぐという機能性の向上のため、穴はなくなりました。
実際の機能性や美観が劣るほうが高い評価となるのは、ビンテージロレックスあるあるですね~。

ロレックスエクスプローラー1 14270のバックル(ブレスレット留め具)は、当初シングルロックバックルが採用されていました。
ロレックスエクスプローラー1 14270 シングルロックバックル

1995年頃からホールド力が高く、装着感も快適なダブルロックバックルが採用され始め、スポーツモデルではこちらが標準装備となります。
ロレックスエクスプローラー1 14270 ダブルロックバックル

やはりこちらも”見た目にすぐビンテージとわかる”という理由からだと思われますが、
シングルロックバックルの方が評価が高い傾向にあるんですね~~。

個人的にはシングルロックバックルのブレスはカチャカチャして、ちゃちく感じて、
断然ダブルロックバックルのほうがいいような気がするんですが、
そういう問題ではないんですね、ヴィンテージロレックスの世界って・・・。

いかがでしょうか?!
ロレックスエクスプローラーI 14270のレアなポイントはこれでばっちりお分かりいただけたかと思います!
そして箱や保証書などがあれば、さらに評価はアップします。

ロレックスの腕時計は、ダブルネーム、赤サブ、段落ちデイトナのように、文字盤に「ちょっと違う要素」があると、
”レアロレックス”として非常に高く評価される傾向があり、ブラックアウトやトリチウム夜光なども例外ではありません。

販売されていた当時の定価は34万円ほどだったエクスプローラー1。

現在の買取価格相場は通常のモデルでも50万円前後から、ましてや”ブラックアウト文字盤”であれば100~150万円前後(2019年5月現在)と、 驚異的な換金率ですね!

「最近もらった時計がこれに似ているな・・・」なんて方はぜひチェックしてみてくださいね!
もしかしたらあなたのその腕時計、ものすごいレアモデルかもしれませんよ!

ロレックス エクスプローラー1とは?

ロレックスエクスプローラー1の特徴は? さて、これ以降は時計に詳しくない方でも分かりやすいよう、ロレックス エクスプローラー1の特徴を「見た目から」解説して参りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

さて、ロレックスのエクスプローラー1は、無駄のないシンプルな外観で、定番中の定番と言えるモデルです。
1953年、探検家エドモンド・ヒラリー卿とテンジン・ノルゲイが、人類で初めてエベレスト登頂に成功しました。
同年、ロレックスはこの歴史的な偉業を称え、探検家を意味する「エクスプローラー」を公式に発表したのです。
その後も精度と視認性に特化した試行錯誤を繰り返しながら、過酷な環境下でもパフォーマンスを発揮する「冒険者のための時計」の開発を続けています。

日本では、1997年から放映されたドラマ ラブジェネレーション主演の木村拓哉さんがを着用していたことで「ロレックスエクスプローラー」は驚異的に認知度を高めました。
人気が沸騰し、当時34万円ほどの国内定価に対し、実勢価格は一時80万円ほどまでに跳ね上がったとか・・・。

ロレックスエクスプローラー1の外観上の特徴

ロレックスエクスプローラー1 とは? クロノグラフもない、デイト表示もない、とにかく「時間を知る」に徹した、質実剛健なイメージのスポーツロレックス、エクスプローラー1。

ダイヤルに"EXPLORER"と書かれてますから、さすがにモデル名が分からない!ってことはなかなかないかと思いますが、
一応ロレックスエクスプローラー1の外観上の特徴をあえて挙げてみますと、
  • ステンレススティール製ケース&ブレスレット
  • スムースベゼル(時計のふちに目盛りも刻みもない)
  • 3・6・9だけアラビア数字のインデックス
  • 12時が逆三角
  • 時・分・秒の3針のみ
  • 時針(短針)はベンツ針(メルセデス針)
  • デイト(日付表示)なし
と、いったところでしょうか。

とにかくロレックスの数あるモデルの中でも、デザインのシンプルさにおいてはオイスターパーペチュアルと双璧をなすんじゃないかと思います。

「14270、114270、214270の違いって?!」「自分の持ってるエクスプローラーIの型番が分からない!」という方には
こちらの記事をオススメします↓↓↓

初心者のためのロレックス エクスプローラー1入門

ロレックス エクスプローラー1とは?保証書がなくても型番が分かる?!214270 旧型&新型の見分け方など

ちなみに余談ですが、オイスターパーペチュアルにも「3・6・9」だけ数字のインデックスを採用したものがあって、
パッと見はそっくり!です。
オイスターパーペチュアル「3・6・9」はエクスプローラー1にそっくり?! とこが違うの、というと、まぁもちろんエクスプローラー1には「EXPLORER」とロゴがありますので、近くで見ればすぐ分かるわけですけども、
遠目でぱっと分かる違いは、12時が逆三角ならエクスプローラーⅠ、王冠マークならオイスターパーペチュアルです。
短針のベンツ針も見分けやすいですね。

ちなみにこの写真だとオイスターパーペチュアルの6時側に
SUPERLATIVE CHRONOMETER
OFFICIALLY CERTIFIED

という表示がありませんが、 現行のオイスターパーペチュアルREF.114200はクロノメーター認定ムーブメントを搭載していて、表示がありますので、ここでは見分けられませんのでここでは指摘しておりません。



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