更新日:2024年11月28日
ゼニス エリート ムーンフェイズ 03.3100.692/01.C922の実機レビューをお届けします!
ゼニス エリート ムーンフェイズ 03.3100.692/01.C922は、横40.5mmのステンレススチール製ケースに自動巻き Cal.Elite 692を搭載しています。
ムーンフェイズマニア、大集合!ゼニスにこんな素敵な一本がありました。早速実機をレビューしていきましょう。
シルバーダイヤルは、放射状のエングレーヴィングが明るい印象をもたらしています。サンバースト仕上げ、ですね!早速ディティールを見ていきましょう。
細くて長めの楔形インデックスに、こちらもスリムなドーフィン針。12時位置にはアイコンである五芒星が鎮座。9時位置にスモールセコンド、そして6時位置にはムーンフェイズがおりますね!ミニッツトラックを配する事で視認性に妥協しません。
ふっくらと球面を描くベゼル。とてもエレガントですね。
上品なラグ。
リューズからのカット。こちらにも五芒星を確認できます。
9時側からのカット。素材はステンレススチールを採用しています。自動巻き+ムーンフェイズとは思えない薄さですね。
搭載ムーブメントは「Elite 692」。28,800振動/時、50時間パワーリザーブ。9時位置にスモールセコンドを持ってくることで、ムーンフェイズが隠れる瞬間がありません。この形式+クロノグラフムーブメントが造られる予定だったのですが、同社で好調のエルプリメロ生産体制維持のために棄却されたそう。これは、ロレックスがデイトナ用クロノグラフムーブメントをゼニスに受注し、再びエルプリメロの生産が好調になった1990年半ばと時期が一致しています。
結果として、ニ針+スモールセコンド+ムーンフェイズのエリート、大正解だったのでは!こんなに品格あるウォッチが生まれたんですものね。
ワニ革のベルトは、逸品のウォッチの格を更に押し上げます。身に着けるほどにしっとりと手首に馴染むのは、ワニ革ならでは。
本日の二本目は、ゼニスのエリートをご紹介いたしました。ゼニスの、コンプリケーションで、更にスモールセコンド搭載のドレスウォッチよりなウォッチ。意表を突かれました。ゼニスと言えば、クロノマスターやデファイなど前衛的なデザインを思いつく方が多いかと思いますが、こんな玄人向けの一本も是非お勧めです。お値段も100万円未満と、パテックのカラトラバやA.ランゲのサクソニア…を思えば、良心的とは言わずとも、実用機として納得の価格なのではないでしょうか。
ゼニスのエレガンスウォッチ、気になった方は是非ブティックでご覧になってみてくださいね。その他ゼニスのご売却価格が気になった方はピアゾの一括査定サービスを、是非ご検討ください。
モデル | エリート ムーンフェイズ Elite Moonphase |
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型番(REF.) | 03.3100.692/01.C922 |
ケースサイズ | 横40.5mm |
ムーブメント | 自動巻き Cal.Elite 692 |
パワーリザーブ | 48時間 |
防水 | 5気圧防水 |
その他 | 2020年発売モデル |
定価(税込) | 935,000円 |
※掲載内容は2024年11月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。