更新日:2020年09月10日

グランドセイコー海外モデルをリサーチ!

グランドセイコー海外モデル

今回はグランドセイコーの海外モデルについて、アジア、アメリカ、ヨーロッパ別でまとめてみました!また、国産ウォッチのグランドセイコーが仕掛ける海外販売戦略についてもご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。



グランドセイコー海外モデルとは?

グランドセイコー海外モデル

最近海外でも注目も集めているグランドセイコー。日本が誇る国産最高峰の高級ブランドウォッチで、現在中古市場でも価格高騰モデルが次々に登場していますね。 国内ではマスターショップ限定モデルや、地域限定、周年記念モデルなどの人気が高いですが、実は海外モデルも入手が難しく希少価値が高いため、徐々に注目度が高まっているんですよ。

日本では逆輸入モデルとも呼ばれている海外限定モデルは、主に国産のパーツを利用しながらも海外工場で製造~組み立ておこなっていて、基本的に日本では未発売。国内モデルとはひと味違ったルックスについては、後述でお伝えしていきます。それでは早速海外モデルをチェックしていきましょう!



【地域別】グランドセイコー海外モデル

グランドセイコー海外モデル

今回は日本の高級メーカーグランドセイコーが世界に展開する海外限定モデルをリストアップしてみました!どんなモデルがあるのか、またどんな傾向があるのかにも注目してチェックしていてください!



アジア限定モデル

グランドセイコーの人気が急伸中のアジア圏内ではどんな限定モデルがあるのでしょうか?店舗も増え、各国それぞれの著名人がCMに出演するなど、広告にも力を入れている分、限定モデルも気になりますね。



SBGA391ダイバーズ 200本限定

グランドセイコー海外モデル
ムーブメントスプリングドライブ
ケーズサイズ44mm
素材SS
カラーグリーン

日本で人気が高まっているダイバーズモデルもアジア限定モデルが登場しています。パワーリザーブ72時間の超高性能GS独自機構のスプリングドライブは、海外でも時計マニアから熱い支持を得ています。



SBGJ225 GMT 250本限定

グランドセイコー海外モデル
ムーブメントメカニカルハイビート
ケーズサイズ40mm
素材SS
カラーブルー

アジア250本限定モデル。 海外では“Kasuri”と呼ばれ、織物の技法である“絣”の柄をモチーフにした文字盤が特徴です。 参考定価が日本円で約737,000円に対し、中古販売価格が約730,000円にまで上ってきています。逆輸入モデルとして、現在日本では60万円前後に取引されているようです。



SBGH049G 200本限定

グランドセイコー海外モデル
ムーブメントメカニカルハイビート
ケーズサイズ40mm
素材SS
カラーグリーン

深緑色の文字盤にはGSの象徴である獅子のパターンデザインが施されています。アジアではメカニカルハイビートの人気も高く、GSファンには必見です。現在日本円で約550,000万円前後で取引されているようです。



SBGH047 150本限定

グランドセイコー海外モデル
ムーブメントメカニカルハイビート
ケーズサイズ40mm
素材SS
カラーシルバー

ゴールドの秒針がアクセントになっているシルバー文字盤のモデルです。こちらもメカニカルハイビートで、パワーリザーブ約55時間。合わせやすいカラーといいうことでセカンドウォッチとしても人気があります。



アメリカ限定モデル

アメリカでも数多くの店舗を構えるグランドセイコー。日本の和の文化がエンターテイメントで取入れられることも多いアメリカで、どんな限定モデルがあるのでしょうか?



SBGA384G、385G、387G U.S.LIMITED EDITION

グランドセイコー海外モデル
ムーブメントスプリングドライブ
ケーズサイズ40mm
素材 18KRG(50本限定)、プラチナ(20本限定)、SS(558本限定)
カラーシャンパンゴールド、シルバー、ライトブルー

それぞれ限定本数の異なるU.S.限定モデル第1弾のこちら。“Sparking painting”と呼ばれるきらめく文字盤は、日本の伝統工芸 浮世絵の技法である「雲母摺(きらずり)」からインスピレーションを受けています。浮世絵はハリウッド映画などにもなっている題材であり、アメリカ人が興味を示すポイントとなっているようです。



Japan Seasons Special Edition SBGA413、SBGH271、SBGH273、SBGA415

グランドセイコー海外モデル
ムーブメントスプリングドライブ(春冬)、メカニカルハイビート(夏秋)
ケーズサイズ40mm
素材チタン(春冬)、SS(夏秋)
カラーシャンパンゴールド、ピンク、グリーン、シルバー

日本の四季をイメージした“Japan Seasons Special Edition”。春と冬にはスプリングドライブ9R65、夏と秋には9S85が搭載されています。価格はいずれもUSD6,300(約710,000円前後)となっています。



ヨーロッパ限定モデル

2020年2月、パリに設立されたGrand Seiko Europe S.A.S。今後ヨーロッパでの更なる活躍が期待されますが、既に限定モデルも登場しているようですのでチェックしてみましょう。



SBGM241 GMT

グランドセイコー海外モデル
ムーブメントメカニカルハイビート
ケーズサイズ39.5mm
素材SS
カラーグリーン

時計三大メーカーパテックフィリップなどを扱うリテーラー“Watches of Switzerland”がグランドセイコーのスペシャルエディションSBGM241を扱うことで話題となりました。 特徴的な美しいグリーンの文字盤は、英国のクラシックなレーシンググリーンと、GSの雫石工房から見える雄大な岩手山をコンセプトにしています。



グランドセイコー海外モデルで仕掛ける販売戦略とは?

グランドセイコー海外モデル

海外でも急成長を遂げているグランドセイコーですが、実はその成功の裏には巧みな反版戦略がありました。今回は最後に、さまざまなサイトの情報や海外モデルの傾向などから見えてくる、グランドセイコー独自の販売戦略をご紹介していきましょう。



セイコー時代からの地道な戦略

グランドセイコーが本各的に海外展開をはじめたのは、同ブランドがセイコーウオッチ株式会社から完全独立した2017年。セイコーの傘下にいた2010年から海外店舗の展開を進めていて、完全独立となった2017年には既に200店に迫る海外店舗が出店されていました。実はこうした海外展開の影には、地道な計画が錬られていたのをご存知ですか?
まだグランドセイコーが完全独立をする前から、セイコーは毎年海外のジャーナリストやリテーラーを日本に呼んで、グランドセイコーのいくつかの工場を見学させたのです。スイスウォッチにマニュファクチュールを名乗るブランドは多いですが、外部の細かな部品までほとんど全て自社又はグループ企業で製造しているブランドは世界を探してもほとんどありません。海外のジャーナリストやリテーラーもこうした堅実な日本のものづくりやグランドセイコーのこだわりに好意を持つようになっていったのです。

こうした経緯もあり、年々世界でのグランドセイコーの評価は高まっていきました。世界の大手出版社の編集長、ヨーロッパの有名ジャーナリストなどもグランドセイコーへの愛情を表すなど、日本のウォッチメイキングが認められた瞬間でもありました。



「和」を感じるデザイン

グランドセイコー海外モデル

海外モデルをご紹介してきましたが、気付いたことはありませんか? 実は海外モデルは、日本限定モデルよりも「和」を感じさせるデザインが多いんです。
上でもご紹介しましたが、USA限定のJAPAN Seasonsなど、日本の四季をテーマにして、和を強調させていますよね。 海外ではこうした「和」が垣間見れるデザインが人気で、「めずらしさ」や「個性」が際立つのだそうです。

大手メディアHEDINKEEでも高評価の記事が出ており、実際に購入した人達からはこんなレビューも上がっています。

I just received my “autumn”, blue face today. WOW. I almost got into an accident staring down at the watch. It’s incredibly elegant and the proportions are perfect.(今日ブルー文字盤の“秋”を受け取ってきたよ。ワオ。時計を見つめすぎて危うく事故に遭いかけた。この時計は信じられないほどエレガントで、比率がパーフェクトだよ。)
Just recently purchase the Spring "Cherry blossom" watch with a pink dial and it is a stunner.(最近桜の“春”を購入したけど、このピンクのダイヤルは本当に素晴らしいよ。)
引用:HODINKEE

ここの記事でも紹介されていますが、海外モデルで高い評価を得ているのはムーブメントだけでなく“ダイヤルの美しさ”もあるようです。
日本ではダイバーズなどの人気が出てきていますし、限定モデルのスポーツウォッチは市場価格が高騰していて、スタイリッシュで遊び心のあるルックスに支持が集まっています。それに対し、海外では敢えて“和”感じさせるデザインを発表。スイスメイカーなどと差別化をはかることができるのは、日本メーカーのグランドセイコーならではの海外販売戦略と言えるでしょう。



店舗展開による販売戦略

グランドセイコーの海外店舗展開にも、ある戦略が垣間見れます。 まずは今グランドセイコーの人気が急上昇中のタイの店舗を見てみましょう。とあるグランドセイコーの店舗があるのはGaysorn Village。こちらの周辺をチェックしてみると、時計三大メーカーに君臨するパテック・フィリップや、時計界の王様ロレックス、絶大な人気を誇るオメガやブライトリングなど、数々の名だたる高級ウォッチメーカーが店舗を連ねています。
また、アメリカの店舗はセレブの街、ビバリーヒルズやニューヨーク!イギリスはロンドンのど真ん中!などなど、多くの店舗は高級時計だけでなく、高級ブランド店が立ち並ぶ地域や通りを選んで構えられているのです。

こうしたステイタスの高いところに店舗を置くことで、今まであまり知られてこなかった日本のウォッチメーカーが“高級”であり、スイスウォッチに負けない“品質”や“デザイン性”があることをアピールしているんですね。

さらに、こうした地域に来る目の肥えたお客さんに買ってもらうことで、グランドセイコーのブランドが徐々に富裕層に浸透していくことも狙いかもしれません。セレブ街なだけに出店にも多額の出費が必要となるにも関わらず、こうした地域を選んで出店し、ステイタスを保ったことが、今のグランドセイコーの急伸している海外展開へと繋がっているのでしょう。

近年見直されているグランドセイコーの資産価値についても、併せてご参照ください。

スプリングドライブ

グランドセイコー資産価値

今注目のグランドセイコーの資産価値と価格高騰モデルについて



最後に



今回はグランドセイコーの海外モデルについてご紹介しました。国内人気と海外人気で差別化をはかってモデル展開しているところが、グランドセイコーならではの販売戦略ですよね。今後も新しい逆輸入モデル注目していきたいと思います。



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