更新日:2026年04月13日

時計界ではセラミック素材自体は珍しくありませんが、この26582CEが世界を驚かせたのは、「ロイヤル オークの複雑なケース仕上げをすべてセラミックで再現した」という点!ステンレススチールやゴールドに施されてきた、あのエッジの効いたサテン仕上げと鏡面仕上げのコントラスト。これを硬度の極めて高いセラミックで行うことは不可能に近いと言われていましたが、APは600時間以上を費やす独自の加工プロセスを確立し、製品化に成功しました。
ブラックセラミックのケースとベゼルは、ダイヤモンドパウダーを用いた研磨によって仕上げられています。ケース上面に施された繊細なラインは、セラミック特有の硬質な質感を強調します。ベゼルの面取り部分は鏡のように磨き上げられ、角度を変えるたびに鋭い光を放ちます。この「光と影」の使い分けこそが、ロイヤル オークたらしめる所以です。

複雑機構を搭載しながらも、驚くほどスリムなプロポーションを維持している点にも触れなければなりませんね。薄型の極致心臓部には、伝説的な超薄型ムーブメント「Cal.2120」をベースに開発された自社製キャリバー 5134が搭載されています。ムーブメントの厚さはわずか4.31mm。この薄さが、ケース全体の厚みを9.5mmに抑えることを可能にしました。

22Kゴールド製のオープンワーク・ローターと、美しくペルラージュ仕上げが施された地板を鑑賞することができます。

漆黒のダイヤルにサブダイヤルが美しく配置されていますが、注目すべきは「週表示」です。文字盤の外周に1から52までの数字が刻まれ、センター指針が現在の週を指し示すこの機構は、ビジネスや国際的なスケジュール管理を重視するエグゼクティブに向けた、APならではの提案。さらに、6時位置に配置された「ムーンフェイズ」は、アベンチュリン素材をベースにしており、まるで本物の夜空を切り取ったかのような深みのある輝きを見せます。

手に取った瞬間セラミック特有の軽さに驚くはずですが、視覚的な重厚感はステンレスモデルを遥かに凌駕します。2100年まで日付調整が不要なカレンダー機構を、ダイヤモンドに次ぐ硬度を持つセラミックケースで守る。まさに「永遠」を物理的に体現した、コレクターズピースの極みと言えるでしょう。
| モデル | ロイヤル オーク オフショア グランド コンプリカシオン
ROYAL OAK OFFSHORE GRANDE COMPLICATION |
|---|---|
| 型番(Ref.) | 26582CE.OO.A002CA.01 |
| ムーブメント | 自社製自動巻きキャリバー2885 |
| 機能 | ミニッツリピーター、スプリットセコンドクロノグラフ、 パーペチュアルカレンダー、時、分、 スモールセコンド |
| ケース径 | 44mm |
| ケース素材 | ブラックセラミックケース、反射防止加工サファイアクリスタルガラス製風防とケースバック、ブラックセラミックとチタン製プッシュボタンとリューズ、ブラックセラミック製プッシュボタンガード |
| ダイヤル | サファイアダイヤル、ブラックカウンター、ホワイトゴールド製のアプライドアワーマーカーとロイヤルオーク針、ブラックインナーベゼル |
| 防水機能 | 20m |
| ストラップ | ブラックラバーストラップ、チタン製ピンバックル |
| 価格 | $725,000(予価) |
あなたの時計、今いくら?チャットで即答
本気で最高値を狙うなら一括査定(無料)