更新日:2017年11月29日

ロレックス(ROLEX) 赤シード 1665 ”ピンクシード”とは

最近価格が高騰しているレアロレックス。

前回は「ロレックス(ROLEX) 赤シード 1665 マーク1~4の見分け方」をご紹介しましたが、
さらにこの赤シード1665の中でも特にレア度が高いとされる、「ピンクシード」についてご紹介します!

そもそもref.1665の中で「赤シード」と言われるのは、
1967年発表当初から1974年頃までに製造された「SEA-DWELLER SUBMARINER 2000」の表記が赤いものです。
この部分が赤ではなく、ピンクまたはほぼ白に近い色になっているのが、「ピンクシード」と呼ばれる個体です。
ロレックス(ROLEX)1665「ピンクシード」の文字盤表記

上の写真が通常の「赤シード」、
下が「ピンクシード」です。
真っ白ではなく、うっすらと赤みがあるのがお分かりいただけるかと思います。

ロレックス シードゥエラー1665 MARK I (MK1、マーク1)ダイヤルにだけ存在し、
白い塗料の上に赤い塗料が重ねられており、経年変化によりピンクになっていると考えられています。

色が変わってしまっている、なんて、
これが普通の商品であれば、不良品となってしまうところではないかと思うのですが、
トロピカルダイヤルしかり、レイルダイヤルしかり、
色の変化とか、文字の並び方とかの違いだけで、
「レアだ」とか評価されてしまうのがロレックスの魔法ですね~。

ロレックス シードゥエラー1665 MARK I (MK1、マーク1)ダイヤルの特徴をおさらいしましょう。

・製造時期:1967年のごく初期のみ
・表記:”SEA-DWELLER"、"SUBMARINER 2000" の文字の大きさが同じ
・「オープン6」(2000ft=610mの6に隙間が空いてる)
・裏蓋:”PATENT PENDING"のみ(ヘリウム排出バルブが特許申請中)
・王冠マーク:輪郭がはっきりとしたフラットな形状
・シリアル:1,700,000~2,200,000番台

激レア評価を受ける「ピンクシード」1665

ロレックス(ROLEX)1665「ピンクシード」は海外オークションでも高評価 ロレックスの1655「ピンクシード」は、ほとんど市場に出回ることはなく、
海外オークションでは通常の「赤シード」のさらに数倍で落札されていたりします。

2017年5月に開催されたPhillipsオークションでもピンクシードが登場していて、
"double red" Mk I dial and patent pending case”が
予想落札価格CHF100,000 - 200,000 に対し、
実際は CHF175,000で落札されています。
日本円にして、なんと約1977万円!!(1CHF=113円で換算)

他の赤シードは400万円台から取引されていますので、かなりの高評価であることが分かります。

このように、ロレックスの腕時計はわずかな違いで数十万、数百万、時には数千万円といった、
とんでもない価格の違いが生まれる場合があります。

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