ロレックス オイスター クロノグラフ 6236! 世界最高峰レアロレックスの魅力とは!?
このモデルはキリー等と並び、アンティークロレックスの世界最高峰に位置するモデルのひとつです。
トリプルカレンダーにムーンフェイズ機構を搭載してあります。
ロレックスのムーンフェイズ搭載機には1950年代に作られたこのRef.6062の他にRef.8171 パデローネも存在しています。
さらに、文字盤のインデックスが星型になっているこのモデルは1950年代後半の2年ほどしか見られなかったという通称
"スターダイアル"です。星型のインデックスをストレートに配置したモデルとセンターに傾けて配置したタイプがあると言われています。
ケースのリューズサイドにはカレンダー機構を調節するための2つの操作ボタンを装備してあります。
複数の機構を組み合わせたトリプルカレンダームーンフェイズならではの仕様となっています。
6時位置に搭載した扇型の小窓から回転ディスクで月齢を表示するムーンフェイズとともに、ムーンスターの所以にもなっている星型インデックスが個性的で可愛らしい雰囲気も醸し出していますね。
星型インデックスによって可愛らしい雰囲気のムーンスターですが、その価値はとても高く「可愛らしくない」お値段で取引されています。
ひと際高額な相場で取り扱われているジャン=クロード・キリーと同様、ロレックスでは珍しいコンプリケーション系のレアモデルとしてあまりに希少価値が高いため一般市場はもちろん、海外オークションでもなかなか見かけることはありません。
しかし、2009年におこなわれたオークションでイエローゴールドよりも希少性の高いピンクゴールド、さらにオリジナルのジュビリーブレスを備えていた固体が日本円にして約5993万9000円で落札されています。
まさに幻の逸品と言えるでしょう。