伝説のモデル「スピードマスター」の歴代モデルと宇宙との関係を徹底分析!|時計買取のピアゾ

更新日:2019年03月13日

伝説のモデル「スピードマスター」の歴代モデルと宇宙との関係を徹底分析!

1957年に誕生し、約半世紀の時を経て、ほぼ変わらないデザインで存在し続ける「スピードマスター」。

スピードマスターと宇宙との関係は深く、NASAの公式装備品として認められた後、人類初の月面着陸にも同席するなど、人類と宇宙の歴史を一番間近で見てきた時計です。

スピードマスター自体の完成度と、スピードマスターを取り巻くストーリーはまさに伝説です。
また、2019年は人類初の月面着陸から50周年という節目の年。

アポロの最新記念モデルに胸を膨らませつつ、スピードマスターの歴史を紐解いていきましょう。

人類と宇宙の歴史と共に歩んできたスピードマスターの歴代モデルをご紹介!

1stモデル:1957年~1959年

スポーツクロノグラフの先駆けの、大変希少価値の高い初代スピードマスター

1957年に発表された、記念すべきファーストモデルです。
シーマスター300の高い耐衝撃性とシーマスター300から派生したレイルマスターの優れた耐磁性を盛り込み、時計界のサラブレッドとして誕生しました。

ケースの形状やムーヴメントなど、以降の世代で改良される点はあるものの、デザインや構造的には現在のスピードマスターと大きな違いは見られませんね。

つまり、それだけスピードマスターはもともと完成度が高い時計であるということです!
時計業界で圧倒的な存在感を放つスピードマスターの伝説はここから始まったといっても過言ではありません。

ファーストモデルの大きな特徴は、ソリッドスチールに刻まれたタキメータースケールと、自身に採用されたアロー針です。
1997年に登場したファーストモデルのレプリカにもこの2つの仕様は搭載されています。

ファーストモデルは現存しているものが極めて少ないため、海外の著名なオークションでは1000万円以上の値がついたことも。
市場ではなかなかお目にかかれない、大変貴重なモデルです。

スピードマスター CK2915
スピードマスターファーストモデルCK2915
モデル スピードマスター ファーストモデル
型番(Ref.) CK2915
ムーブメント Cal.321 手巻き
ダイヤル ブラック/ラジウム夜光
ケース径 39 mm
ケース素材 ステンレススチール(SS)
防水性 5気圧(50m防水)
その他 風防素材:強化プラスチック(ヘサライト)


2stモデル:1959年~1963年

宇宙に初めて行った歴史的なスピードマスター

セカンドモデルの最大の特徴はなんと言っても「宇宙に初めて行ったスピードマスター」です!
ムーヴメントなどの内部構造についてはファーストモデルから変更はありませんが、デザイン面での変更が幾つかありました。

ファーストモデルの特徴でもあった時針のブロードアロー針がアルファ針になったこと。これにより、視認性の向上に成功しました。
ベゼルにタキメーターを直接刻印していたのをブラックからのアルミプレートに変更したこともファーストモデルからの改良の大きなポイントです。

また、この世代から、ケースバックには、”SPEEDMASTER”と”シーホース”、”Ω”のロゴが刻印されるようになりました。

スピードマスターと宇宙の関係を語る上では欠かせない、記念すべきモデルであるとともに、今後進化していくスピードマスターのデザインの礎となったモデルです。

スピードマスター CK2998 & ST105.002
スピードマスターセカンドモデルCK2998
モデル スピードマスター セカンドモデル
型番(Ref.) CK2998 & ST105.002
ムーブメント Cal.321 手巻き
ダイヤル ブラック/ラジウム夜光
ケース径 39 mm
ケース素材 ステンレススチール(SS)、ベゼル部分:ブラックアルミニウム
防水性 5気圧(50m防水)
その他 風防素材:強化プラスチック(ヘサライト)


3stモデル:1962年~1969年

NASAに初めて認められた、スピードマスターの伝説を誕生させたモデル

サードモデルの最大の特徴は「NASAによる装備品選抜テストに合格したモデル」ということ。

大きな仕様変更は見られないものの、時計としての使用感を向上させるためのマイナーチェンジが幾つか行われています。

時分針がアルファ針からバトンデザインに変更されたことと、クロノグラフの針もひし形に変更されたことにより、視認性がさらに向上。

リューズとボタンがセカンドモデルより大きくなったことで、操作性も向上しました。
NASAの公式装備品として認められたこのモデルにより、スピードマスターの権威が確立されていきます。

スピードマスター ST105.003 & ST145.003
スピードマスターサードモデルST105.003&ST145.003
モデル スピードマスター サードモデル
型番(Ref.) ST105.003 & ST145.003
ムーブメント Cal.321 手巻き
ダイヤル ブラック/ラジウム夜光 or トリチウム夜光
ケース径 40 mm
ケース素材 ステンレススチール(SS)、ベゼル部分:ブラックアルミニウム
防水性 3気圧(30m防水)
その他 風防素材:強化プラスチック(ヘサライト)


4stモデル:1964年~1968年

ムーンウォッチという栄誉ある名を与えられたスピードマスター史上最も有名なモデル

1969年に、ニール・アームストロングが人類で初めて月面着陸に成功したときに身につけたモデルとして、全世界にスピードマスターの名を知らしめたのがこのモデルです。
この栄誉を認められ、「ムーンウォッチ」という名が与えられました。

サードモデルからの改良点では、リューズやプッシュボタンを保護するために左右対称のケースを採用し、耐久性がさらに向上。

また、NASAの公式装備品に認められたことで、第4世代から文字盤に”PROFESSIONAL”の文字がプリントされています。
ムーヴメント以外のデザイン面のディテールは現行と同じスタイルとなったのも第4世代の大きな特徴ですね!

ニール・アームストロング船長を題材にした映画「ファーストマン」の劇中にも登場し、人類初の月面着陸を象徴するモデルとなっています。

スピードマスター ST105.012 & ST145.012
スピードマスター第4世代ST105.012&ST145.012
モデル スピードマスター 第4世代
型番(Ref.) ST105.012 & ST145.012
ムーブメント Cal.321 手巻き
ダイヤル ブラック/ラジウム夜光
ケース径 42 mm
ケース素材 ステンレススチール(SS)、ベゼル素材:ブラックアルミニウム
防水性 5気圧(50m防水)
その他 風防素材:強化プラスチック


5stモデル:1967・68年~1996年

30年愛されたスピードマスター史上初のムーヴメント改良モデル

誕生から約10年間、デザインや機能性・耐久性での改良はありましたが、ムーヴメントは変わらずCal.321を使用していたスピードマスター。

第5世代では、Cal.861と呼ばれる新ムーヴメントを搭載し、時計としての大きな進化を遂げました。

生産性を重視し、クロノグラフの制御機構をカム式に変更。
これにより、精度の向上に成功したと同時に、コストダウンも実現しました。

Cal.321を搭載していたモデルと比べてコストダウン版として非難の声もありますが、時計全体としての完成度はむしろ第4世代を上回るものとなっています。

1967年に登場して約30年間、大きなモデルチェンジをすることなく、多くのファンに愛されていたのがその証明ですね!

NASAの公式装備品として認められ、その後人類初の月面着陸の瞬間にも立ち会い、スピードマスターが名実ともに不動の地位を確立した代表的なモデルです。

スピードマスター ST145.022 & ST145.0022
スピードマスター第5世代ST145.022&ST145.0022
モデル スピードマスター 第5世代
型番(Ref.) ST145.022 & ST145.0022
ムーブメント Cal.861 手巻き
ダイヤル ブラック/トリチウム夜光
ケース径 42 mm
ケース素材 ステンレススチール(SS)、ベゼル素材:ブラックアルミニウム
防水性 6気圧(60m防水)
その他 風防素材:強化プラスチック


6stモデル:1996年~現在

さらに洗練度が増した、現代版スピードマスター

約30年間愛された第5世代からの大きな改良点はムーヴメントです。

構造的な変化は無いものの、ムーヴメントに使用される金属パーツの耐食性や耐熱性、耐摩耗性を向上させるため、ロジウムメッキ仕上げへと変更されました。
ムーヴメントの耐久性の向上と共に、コストダウンにも成功しました。

2002年以降は、今まで限定モデルに搭載されていたシースルーバックをレギュラーモデルにも搭載し、機能美を追加。

今までのスピードマスターの歴史や意匠を踏襲しながら、さらなる進化を感じさせる現代に合ったモデルとなっています。

2014年にはブレスレットのコマの仕様変更によるRefの更新がありましたが、ムーヴメントの変更などはないため、現行モデルも第6世代に入れています。

スピードマスター 3750.50
スピードマスター第6世代3750.50
モデル スピードマスター 第6世代
SUPEROCEAN HERITAGE II B20 AUTOMATIC 42
型番(Ref.) 3750.50
ムーブメント Cal.1861 手巻き
ダイヤル ブラック/スーパルミノバ夜光
ケース径 42 mm
ケース素材 ステンレススチール(SS)、ベゼル素材:ブラックアルミニウム
防水性 5気圧(50m防水)
その他 風防素材:強化プラスチック(ヘサライト)


1957年のスピードマスターの誕生から半世紀以上、ほとんど変わらないデザインで今日まで多くの時計ファンに愛されている時計はスピードマスター以外にないでしょう。
変わりゆく時代の中で変わらないことの美しさと存在感、そのマインドをスピードマスターは教えてくれています。

2019年は人類初の月面着陸から50年というスピードマスターにとっても記念すべき年。
アポロ記念モデルにも期待が高まります。
スピードマスターが私たちにどんなサプライズをくれるのか、今から楽しみですね!

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