更新日:2016年07月01日

ブレグジット イギリスの大英帝国復権の狼煙になるのか?
はたまた、世界大恐慌への幕開けとなるのか?
ブレグジットとユーロの分かれ道

イギリスのEU離脱問題=ブレグジットが世間では騒がれており、日本時間の2016年6月24日10時位から、EU離脱か残留かの結果が出揃ってくるようです。

ブレグジットの賭けにでたデヴィッドキャメロン首相 残留となれば急激な円安に振れる!?

ユーロ離脱派は救世主か破壊者か? 離脱となれば急激な円高になる?


こんな予想が色々と出てきていますが、このブレグジットが舶来時計の買取価格にどれ位影響を及ぼすのでしょうか?

リーマンショックを経験している時計買取9社一括査定ピアゾ(PiAZO)が、その時と照らし合わせてブレグジットがもたらす為替相場の動乱と時計買取価格の動向を色々と考察してみました。

まず、おさらいしておきたいのがロレックスやオメガ、タグホイヤーやパテックフィリップ、オーデマピゲにヴァシュロンコンスタンタン、IWC・・・きりがない程でてくる高級ブランド腕時計と呼ばれるものは殆どが舶来時=輸入品であるという事!

輸入品ということは、円高になれば仕入れ値段が安くなって日本人はお得!円安になればその分仕入れ値段が高くなって日本人は買うのが大変だから円高と比べると損をする。

そうなんです。凄く単純なんです!これを時計に置き換えると?

円高=買うのが安くなる!→販売価格が安くなる!→販売価格が安いという事は時計の売る時の買取価格も安くなる!

円安=買うのが高くなる!→販売価格が高くなる!→販売価格が高くなるという事は売る時の買取価格が高くなる!

円高=販売価格も安くなるから、時計業者の仕入れ価格=時計の買取価格も安くなる!
円安=販売価格も高くなるから、時計業者の仕入れ価格=時計の買取価格も高くなる!


これをブレグジットの際の為替動向に置き換えると?

残留となれば急激な円安に振れる=時計の買取価格は高くなる!
離脱となれば急激な円高になる=時計の買取価格は安くなる!


ロレックスなどの腕時計は殆ど為替的な資産価値を持ち合わせていますので、時計買取価格の中でも真っ先に影響を受ける影響になります。実際に2015年12月から2016年5月までの間に123円前後から108円前後まで急激な円高が進み、ロレックスデイトナアイスブルー116506の買取価格は最高555万円前後の買取価格から510万円位まで急激に買取価格が落ちました。

イギリスのEU離脱が決定すれば、このブレグジットからはじまり、EU諸国の離脱が加速していくドミノ離脱なんて予想もありますので、今後のブレグジット相場から目が離せませんね。国民投票結果の発表日である本日2016年6月24日時点(日本時間)の為替相場をみてみますと、
  • ドル円為替相場が106.79円から103.15円の値動き
  • ポンド円為替相場が160.12円から146.46円の値動き
  • ユーロ円為替相場が121.91円から115.73円の値動き
  • スイス円為替相場が111.25円から107.08円の値動き
  • トルコリラ円為替相場が37.49円から35.74円の値動き
  • オーストラリア円為替相場が84.53円から77.19円の値動き
と数時間で数円動く激しい為替相場を形成しています。

時計を売り買いを検討されている方は、どちらにしろ気になる世界的な経済ニュースですので、EU離脱決定かEU残留決定か?また、その後の動向にも目が離せないのは確実です。



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