更新日:2024年10月29日
ロレックス ヨットマスター 40 126621の実機レビューをお届けします!
ロレックス ヨットマスター 40 126621は、横40mmのオイスタースチール、18金エバーローズゴールド製ケースに自動巻き Cal.3235を搭載しています。
ロレゾール、キター!!やっぱり輝きがひと味もふた味も違う。早速実機をレビューしていきましょう!
ダイヤルは、サンレイ仕上げが美しいブラウン。公式HPには、チョコレートと名づけられていましたよ!早速ディティールを見ていきましょう。
長方形、丸、三角…シンプルなアワーマーカーは抜群の視認性!クロマライトが塗布されています。モデル名が赤字で記されていますね。
ベゼルはエバーローズゴールド製!梨地、鏡面と仕上げを変え、また高低を付けることで審美性と機能性を両方とも高めています。
エッジの美しいラグ。
リューズからのカット。
9時位置からのカット。オイスタースチールと18KRGとのロレゾール…大変華やかです!
搭載ムーブメントは「3235」。27年エントリーし続けた、マニュファクチュール3135をチューンアップした2015年ローンチのキャリバーです。ユーザーに一番うれしいのは、パワーリザーブが70時間と大幅に伸びたこと。そして、通常午後9時~午前3時ごろまでの「時刻設定禁止時間帯」を取り払ったこと。パーツの90%を新しくし14の特許を取得したといいますが、ここまで来るとチューンアップというより新キャリバ―と呼ぶに相応しいようにも思います。
パワーリザーブ延長の秘密は二つ。まずは、香箱径を薄くしたことで、内部のスペースを確保したこと。こうすると従来より長い主ゼンマイを収めることが出来ます。次に、脱進機の効率化。ガンギ車とアンクルの形状を再設計し、材質をニッケル・リン合金にすることで、15%ほど効率アップに成功しました。
更に、近年のキャリバーに採用される「ブルーパラクロム・ベアスプリング」。復元性、耐磁性、温度変化にも強いという優れたヒゲゼンマイが、キャリバーの高い精度を保ちます。ローターがルビーベアリングになった点も、回転効率を高めています。
そして「時刻設定禁止時間帯」を取り払った点。新たに開発された引き込み式の爪をデイトサークルに採用することで、いつデイトを操作しても良い仕組みになっています。と、語りだすと枚挙に暇がありませんが…とにかく今のロレックスを支える、優れたキャリバ―なのです。
バックルにはエクステンションリンク付き。またセーフティカバーもついていますので、アクティビティの際にも安心して…って、コンビのヨットマスター着けて素潜りする方が居たら、是非お目にかかってみたいですね。(笑
本日は、ヨットマスターのコンビモデルをご紹介いたしました。ラグジュアリーとスポーティの融合したコンビモデル。ライフステージの変化や円熟と共に、こんな一本を手に入れたいものですね。抜群の存在感を示してくれます!敢えて、羽織ったコットンのシャツや上質なスウェットプルオーバーと合わせて、さり気なく袖を捲って…コンビだから、ロレックスだからと気負わず、カジュアルな装いにさらりと身に着けていただきたいです。
資産価値としては、これまで伸び悩んでいたのですがここ最近になって価格高騰!そして前機Ref.116621やRef.16623までも、ダブルミリオンに近づく勢い。待つも良しですが、はじける見込みのバブルと捉えているバイヤーも多い為、早い者勝ちかもしれません。ロレックスのご売却価格が気になった方はピアゾの一括査定サービスを、是非ご検討くださいね!
モデル | ヨットマスター 40 Yacht Master 40 |
---|---|
型番(REF.) | 126621 |
ケースサイズ | 横40mm |
ムーブメント | 自動巻き Cal.3235 |
パワーリザーブ | 約70時間 |
防水 | 100m防水 |
その他 | 2019年発売、現行モデル(2024年10月29日時点) |
定価(税込) | 2,384,000円 |
※掲載内容は2024年10月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。