更新日：2022年10月26日
カルティエ クレドゥカルティエ WJCL0048の実機レビューをお届けします！
カルティエ クレドゥカルティエ WJCL0048は、35ｍｍのピンクゴールド製ケースに自動巻き Cal.1847MCを搭載しています。世の女性たちの憧れ、カルティエウォッチ。早速実機をレビューしていきましょう！
ダイヤルはシルバーカラー。中央部に扇状に刻まれたギョーシェ彫りが大変美しい仕上がりです。
インデックスはお馴染みのローマンインデックス。青焼きスチール針。これらはカルティエの象徴ですね。6時位置にデイトを構え、また後述しますが自動巻きである証に「AUTOMATIC」と記されています。
ベゼルに配された一列のダイヤがまばゆい輝きを放ちます。ケースは女性の肌に馴染む、ピンクゴールド。美しい輝きが永く続きます。クッション型ケースですが、丸みのあるフォルムがフェミニンです。
ケースと一体型のラグ。短めの足が可愛らしいですね。
リューズに「鍵（Cle）」の形状をモチーフにあしらったのがこのモデルの最大の特徴です。カルティエというと、サントス・タンクのようなカボションカット、はたまたバロンブルーのような大きなリューズガードなどが印象的ですが、スクエア型のリューズにもカルティエの意匠がいかんなく発揮されています。
レディースモデルでありながら、自動巻きを搭載しています。こちらに格納。
搭載ムーブメントは「1847MC」。カルティエのマニュファクチュールムーブメントです。2万8800振動/時、約42時間パワーリザーブ。ローターにはブランド名、キャリバー名が刻まれます。この「MC」とは、「マニュファクチュール・カルティエ」を表しています。脱進機には、耐食性・耐摩耗性・非磁性のニッケル・リン合金部品が組み込まれています。またムーブメント全体を常磁性合金で覆っており、日常生活で不可避な磁力に耐え得るだけの耐磁性を備えています。回転錘や受板の部品が柔らかいカーブを描いたフォルムで、装飾自体はシンプルなものではありますが潔ささえ感じられる美しさです。
レディースモデルでシースルーバック仕様は中々珍しい気もします。是非ムーブメントの動きも鑑賞して頂きたいです。
純正のカルティエ尾錠。カルティエの「C」をモチーフにした、ジュエラーらしいエスプリが効いていますね。ワニ革のベルトは牛革に比べるとしっとりとした質感で、肌馴染みの良い高級素材。経年変化も楽しめます。
ライフスタイルの節目に、頑張っている自分へのギフトに…。「良い時計が欲しい」と思われた多くの女性は、カルティエのラインナップをご覧になるのではないでしょうか。女性がウォッチを選ぶ基準は、男性のそれとは大きく異なります。実用機としてのスペックは勿論大切ですが、恐らくそれ以上にウォッチの外観に拘る方が多いように思います。ジュエラーとしても、そしてウォッチメゾンとしても一流のカルティエは、そんな女性達の心を掴むラインナップで溢れています。
こちらの「クレ」は2015年に登場したモデル。最もメジャーなモデルではないものの、カルティエらしいエスプリと、長年培ってきたサヴォワールフェールによって、美しく気高さを感じられるウォッチでした。くるっと囲まれたダイヤにも心躍りますね。これ一本でジュエリー要らずの存在感。そしてマニュファクチュールムーブメントを搭載しており、ジュエリーファンとウォッチファンと両方の所有欲を満たすことでしょう。
資産価値としては、現在安定した市場相場を保っています。思い入れも深くなるでしょうから、手入れをしながら自分の娘に、孫に…と受け継いでいくのもまた素敵ですね。
| モデル | クレドゥカルティエ Cle de Cariter |
|---|---|
| 型番（REF.） | WJCL0048 |
| ケースサイズ | 35ｍｍ |
| ムーブメント | 自動巻き Cal.1847MC |
| パワーリザーブ | 約40時間 |
| 防水 | 日常生活防水 |
| その他 | 2015年発売 |
| 定価（税込） | 3,888,000円（税込） |
※掲載内容は2022年10月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。
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