更新日:2026年04月16日
パネライが築き上げてきた軍用時計の質実剛健さと、現代イタリアの官能的なラグジュアリーが最高次元で融合した「PAM01112」。パネライ独自の貴金属素材「ゴールドテック™」を纏い、2020年の「ルミノール 70周年」という節目の年に登場したこのモデルの深淵を紐解いていきましょう。
パネライゴールドテック™は、銅24%に、配合しており、芳醇なレッドの色調と高い耐酸化性の実現を目指したものです。
パネライ初となる、44mmのゴールドテック™ケースを備えたルミノールが登場しました。パネライといえば「デカ厚」のステンレスやブロンズのイメージが強いかもしれませんが、このPAM01112は、それらとは全く異なるベクトルでパネリスティ(パネライ愛好家)を虜にしています。その鍵を握るのは、素材工学の粋を集めた独自素材と、計算し尽くされた色彩のコントラストです。
2020年は、パネライにとって特別な年でした。1950年にトリチウムベースの夜光塗料「ルミノール」の特許を申請してからちょうど70年。この記念すべき年に、パネライは「ルミノール マリーナ」のコレクションを一新しました。
PAM01112は、その新生コレクションの中でも最高峰に位置付けられるモデルです。単なる装飾品としての金時計ではなく、パネライが「アイデンティティの再定義」として世に送り出した、非常に戦略的な意味を持つ一本なのです。
通常の18Kローズゴールドと比べ、銅の配合比率を大幅に高めることで、驚くほど濃密で情熱的な赤みを帯びています。さらに、金属の酸化を防ぐプラチナ0.4%を配合。これにより、金無垢時計の宿命であった「経年による酸化・変色」を抑制し、何十年経っても変わらぬ美しい輝きを保つことが可能となりました。
鮮やかなブルーのサテンソレイユ文字盤は、太陽光を受けて放射状に光り輝きます。ゴールドテックの「赤」と文字盤の「青」は補色関係に近く、お互いを最も引き立て合う色の組み合わせ。パネライ伝統のサンドイッチ構造(2枚重ね)による立体的なインデックスが、そこに深い陰影を添えています。
心臓部には、パネライの自社製自動巻きキャリバー「P.9010」を搭載。シースルーバックからは、その質実剛健な動きを眺めることができます。多くの時計好きがこのムーブメントを高く評価する理由の一つが、時針を1時間刻みで前後にジャンプさせて調整できる機能です。分針や秒針を止めることなく時刻調整ができるため、GMT時計のように時差のある場所への移動時に絶大な利便性を発揮します。
PAM01112を手に取るということは、パネライが歩んできた軍用ダイバーズの歴史と、現代の素材工学の頂点を同時に所有することを意味します。情熱的なゴールドが赤く燃え、深いブルーが海の静寂を映し出す。その瞬間、この時計は単なる計器ではなく、持ち主の人生を彩る「動く芸術品」へと昇華します。
既にステンレスのパネライを愛用してきた方にとって、このゴールドテックは「上がりの一本」にふさわしい選択肢。イタリアの伊達男が愛した「力強さと優雅さの融合」を、ぜひその腕で体感していただきたい傑作です。
| モデル | パネライ ルミノール マリーナ パネライ ゴールドテック™ 44mm
PANERAILuminor Marina Panerai Goldtech™ 44 mm |
|---|---|
| 型番(Ref.) | PAM01112 |
| ケース径 | 44mm |
| ケース素材 | パネライ サテン仕上げゴールドテック™ |
| ムーブメント | 自動巻きメカニカル、パネライ自社製P.9010 キャリバー、径 13¾リーニュ、厚さ6.0mm、31石、グリュシデュール®製テンプ、振動数28,800回/時インカブロック®耐震機構。 |
| パワーリザーブ | 3日間 |
| 機能 | 時、分、スモールセコンド、日付 |
| ダイヤル | ブルー、サンブラッシュ仕上げ、夜光アラビア数字とアワーマーカー。3時位置に日付、9時位置にスモールセコンド |
| 防水性 | 5気圧(50m) |
| ストラップ | アリゲーター ダークブルー, ベージュ ステッチ, 24/22.0 スタンダード サイズ |
| 価格 | 2,761,000円 (税込) |
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