【ロレックス】こだわりの部品について!マニュファクチュールの魅力に迫る!
-
ロレックスの部品
細部にまでこだわったマニュファクチュール製品
ロレックスの部品は
マニュファクチュールと言われています。
厳密には“ネジの一本まで自社一貫性で生産している”ことを表しますが、現代では
“デザインやムーブメントを自社生産している”というニュアンスになっています。
数ある高級ブランドの中でも、マニュファクチュールで生産しているところが多くありません。
独自の個性や斬新なデザイン性を重視するロレックスは、マニュファクチュールでこだわりの部品を生産しているのですね!
また、この自社一貫生産だからこそできた、独自の部品や特許も多数存在しています。
ロレックスのスーパーステンレス「904L」で画期的な進歩を遂げる?
ロレックスでは1958年ごろまで「316L」と呼ばれるステンレスを使用していました。
私たちがよく目にするキッチンなどで使われるステンレスに、強度や錆防止につながる物質を混ぜて作られた、高品質なステンレスです。
その一つ下の「304L」というステンレスもよく時計に用いられています。
そんな「316L」を使用しつつも、満足できなかったロレックスは、シードゥエラー発売を皮切りに、
「904L」という
超高級高品質なステンレスを使用し始めました!
「904L」はスーパーステンレスとも呼ばれ、今ではほぼすべてのモデルに採用され、ロレックスの一つの特徴ともなっています。硬度が高く、簡単には傷がつかないスーパーステンレスには多くのロレックスファンが魅了されました。
その反面、「904L」は加工がとても難しく生産者たちは苦労と開発を重ねました。
ここにもまた、マニュファクチュールだから成せた、ロレックスならではこだわりが詰まっているのですね!
国内外から人気の高い
GMTマスターのベゼルはロレックス独自開発の特許が採用されています。
旧モデルでも使用されていたセラミックですが、紫外線などの影響を受けやすかったりと、
長年開発者を悩ませていました。
そんな中でついに開発に成功したのが
「セラクロム」です!
ハイセラミックで、耐久性に優れていて、退色の心配もないベストな素材です。
従来は黒しかなかったカラーバリエーションも、赤や青に色付けが可能に。人気の高いGMTマスターの
”pepsi(ペプシ)”もこうして生まれたんですね!
この画期的なべセル「セラクロム」は、ロレックスの独自開発で、特許もしています。
★関連記事★
ロレックスのニックネーム!コレクターなら知っているユニークな愛称まとめ
ロレックスのユニークなニックネーム特集!ペプシやハルク?!
ロレックスマニアにはたまらないロレックスのプラチナ。
プラチナは金やほかの素材に比べ加工がとても難しく大変です。
重く扱いにくいだけでなく、研磨には最新の注意を払わなければいけないそうです。
そうした理由から、プラチナの時計はスイスの一部の工場でしか生産されておらず、
とても
希少価値が高いのです。
ひとつ一つにこだわりの詰まったロレックスの部品。
ロレックスマニアはこうした部品を交換してして世界に一つ、
自分だけの個体を楽しむ人も多いです。
中でも文字盤を交換して、雰囲気をがらりと変えるのが人気です。
部品は正規店でも、お近くの時計修理業者でも行っています。
ただ、人気の部品があまり流通していないので、気になるものがあれば在庫の確認が必須です!
オーバーホールと同時にお願いすることができるので、興味がある方は以下の記事も参考にしてみてください。
★関連記事★
【ロレックス】オーバーホールする・しない?!正規店と修理店の違いやカスタマイズについても!
ロレックスのアフターサービスについてご紹介!