更新日:2017年11月07日

ロレックス エクスプローラー2 REF.16550 アイボリーダイヤルとは?!

ロレックス エクスプローラー2 REF.16550 レアなアイボリーダイヤルとは?
エクスプローラーⅡは、エクスプローラーⅠのコンセプトをさらに突き詰め、日付表示、24時間表示針&目盛り入りベゼル、リューズガードを装備した、進化系モデルです。

エクスプローラーⅡの第2世代であるREF.16550には、買取価格がアップする「レアモデル」が存在します。
前回のブログでは『センタースプリット』をご紹介しましたが、引き続き今回は『アイボリーダイヤル(Ivory dial)』について取り上げます。

通常のホワイトダイヤルよりも黄味がかったクリーム色(象牙色?)をしていて、その程度は個体によってまちまちです。
ロレックス エクスプローラー2 REF.16550 レアなアイボリーダイヤルとホワイトダイヤルを並べてみた
ちなみに海外では『クリームダイヤル(cream dial)』という表現がよく使われるようです。

このアイボリーダイヤル、実はその正体がはっきりしていません。
というのも、当時の資料が少ないため、「ホワイトダイヤルが経年変化した説」「最初から3色展開だった」など諸説あるのです。
ブラックやホワイトと比べ、アイボリーダイヤルはどうしても視認性が劣り、「極限の条件下においても視認性の高い時計」を目指した本来のエクスプローラーのコンセプトから外れていることや、以後のモデルではアイボリーを使用していないこと、また数少ない当時の資料はアイボリー色を強調していないこと等を踏まえた結果、塗料の配合の問題が理由で想定外の色になった可能性が高いのではないか、と言われています。

ロレックス エクスプローラー2 REF.16550 レアなアイボリーダイヤルを高く売るには?

すぐに改良されてしまったのか、流通量は非常に少なく、希少価値が高いことからヴィンテージ市場で高い評価を得るポイントとなっています。

ほんの数年前は80~90万円前後で販売されていたと思うのですが、最近では100万円を超えて、センタースプリットなどのレアポイントと相乗効果で、 200万円を超える個体も出てきているようです。

ロレックス エクスプローラー2 REF.16550とは?!

ロレックス エクスプローラー2 REF.16550とは 初代ロレックス エクスプローラー2 REF.1655が登場したのは1971年。
山岳・洞窟探検などで過酷な自然に挑む冒険家をサポートするため、エクスプローラーIの上級機種として開発されました。

24時間目盛りが読み取りやすいようにと小振りに抑えられたインデックス、大げさなほど大きな三角の12時インデックスと24時間針など、主張の強いデザインで当初は非常に人気を集めました。

昼夜の判別を可能にするオレンジの24時間針はGMTマスターの機能を応用したもので、違いはベゼルが回転しないところ。
それも短針が単独で動かせるよう改良されたCal.3185を搭載した1991年登場の第3世代REF.16570以降は、GMTモデルとしても活用することができるようになりましたので、かなり実用的になったと言えるでしょう。

ロレックス エクスプローラー2 REF.16550は、ロレックスらしからぬディテールで一時期不人気に陥った初代REF.1655の後に1984年頃登場した、エクスプローラー2の第2世代モデルです。

ドットインデックスやベンツ針(メルセデス針)、小振りになった三角マークなどデザインが大幅に変更され、白文字盤も登場しました。
ロレックス エクスプローラー2 REF.16550 アイボリーダイヤル
ムーブメントには28,800振動の自動巻き クロノメーターCal.3085を搭載し、風防はプラスチックからサファイアクリスタルに変更されています。
ブラックはインデックスのフチや長短針がシルバーなのに対し、ホワイトはダイヤルと同化しないように黒くペイントされているのも特徴的です。
アイボリーダイヤルのものにはインデックスの縁取りはシルバーのものが多く流通しているように見受けられます。
ロレックス エクスプローラー2 REF.16550は生産期間が4~5年と極めて短く、さらに販売された期間は2~3年とも言われており、流通量はあまり多くありません。

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