1954年にバーゼルフェアで正式発表された世界初のダイバーウォッチ!
サブマリーナ |
説明 |
型番(ref) |
6204 |
ケースサイズ(mm) |
37㎜ |
ケース素材 |
ステンレススチール |
文字盤 |
ハニカム柄 |
ベゼル |
真鍮製 回転ベゼル |
防水性 |
100m防水 |
キャリバー(Cal.) |
Cal.A260 |
ムーブメント |
自動巻き 18,000振動/時 パワーリザーブ:約36~48時間 |
ブレスレット |
ステンレススチール |
製造期間 |
1953年~1954年 |
ダイバーズの開発に際してロレックスには3つの指針があったとされています。
- ①水圧に対して100%信頼できる耐水性をもつこと
- ②暗い水面下でも即座に判読可能であること
- ③ダイバーが安全に潜水できるよう時間が記録できること
これらの指針をもとに1953年に世界初のダイバーウォッチっとなるサブマリーナ6204が完成、翌1954年のバーゼルフェアで華々しく披露されました。
当時のオフィシャルカタログにサブマリーナとして初掲載されたRef.6204は、SS製ではなく耐久性に劣る真鍮ベゼルに5分ピッチのインサートを装備していました。また、「ハチの巣」を意味するハニカムダイヤルやペンシルハンド、先端ドット秒針などのユニークな特徴はいくつかのバリエーションが存在しており、サブマリーナ創世記の試行錯誤がうかがえます。
余談となりますが、モデル名を決定する際に、創業者ハンス・ウィルスドルフが気に入っていた「ディープシー・スペシャル」や、エンジニアが初期に呼んでいた「フロッグマン」「ノーチラス」という3つの候補が挙がっていたそうです。