2017年 グランドセイコー 新作 ブライトチタン STGF313 とは?
高級時計といえばスイス製の時計と言われていた1960年に、日本の老舗時計メーカーであるセイコーがスイスに立ち向かい「世界最高級の腕時計をつくりだす」という理念のもと生み出したのが、グランドセイコーです。「初代グランドセイコー」は国産初のスイス公認歩度検定局のクロノメーター優秀級基準に準拠する、社内の厳密な精度検査を行い、その基準を満たしたものであり、歩度証明書付きで販売されました。
その後グランドセイコーは2017年にセイコーから独立。独立ブランドになった際に、すべてのグランドセイコーのモデルに、「Grand Seiko」のロゴが冠されました。
ムーブメントの設計から開発、製造、組立、調整、検査、出荷までを自社ですべて担う真の「マニュファクチュール」で、最先端の技術と国内最高レベルの匠の技を融合して作られています。パーツ一つひとつを素材そのものから研究・開発できる環境が、「正確さ」「美しさ」「見やすさ」そして「長く愛用できること」「使いやすいこと」をすべてかなえる時計づくりを可能にしており、視認性が良く、無駄のない、細部にわたって美しいデザインが魅力的です。
ブライトチタンとは、セイコーが開発したチタン合金のことです。
チタンは鋼鉄より硬くて錆びにくい性質を持ち、非常に軽いのが特徴的です。アレルギー反応が出にくいため、どんな方にでも安心してご使用頂けます。
しかし純チタンでは加工時に粘りが出てしまうため、研磨が難しくなってしまいます。
そこで合金にすることで、チタンの先に述べたメリットを活かしつつ、加工しやすいように改良したのがブライトチタンです。
では、時計の素材として採用されることの多いステンレススチールとはどのような点が異なるのでしょうか。
まずチタンより加工しやすいため、メンテナンスが行いやすい、また安価であるというメリットがあります。また近年では、316Lというアレルギー反応の出にくいステンレスを使用している時計もあるので、選択肢の幅が広がっています。
ホワイトとグレーで構成されたシンプルなデイト機能付き3針時計です。ケースサイズ約26mmのレディースモデルで、グランドセイコーの中でも小ぶりな印象を受けます。中心から放射状に波打ちが刻まれており、バーインデックスと相まってエレガントなデザインに仕上がっています。インデックスなど全体的に細めに作らており、フェミニンな雰囲気を醸し出しています。時計自体の主張が激しくなく、日常使いでシンプルな時計が欲しいという方にはオススメの一本です。
性能面では年差±10秒の高精度を保持し、メカニカルモデルではフルに巻き上げれば約72時間保つことが出来るため、いざという時に使用するのに手間がかかりません。
バーゼル2017最新作グランドセイコー ブライトチタン STGF313
(Basel 2017 New model Grand Seiko BRIGHTTITAN STGF313)
ブライトチタン |
説明 |
型番(ref) |
STGF313 |
ケースサイズ(mm) |
縦32.5mm 横26.0mm 厚さ9.2mm |
ケース素材 |
ブライトチタン |
防水性 |
10気圧防水 |
キャリバー(Cal.) |
キャリバー4J52 |
ムーブメント |
電池式クオーツ |
日本定価(予価) |
340,000 円+税 |
推定日本発売日前後1ヵ月新品未使用換金率 |
95%前後 |
推定日本発売日前後1ヵ月中古換金率 |
88%~92%前後 |
ケース幅26mmの小ぶりなサイズで、どのような装いにも合わせやすい、スタンダードなレディス・クオーツモデルです。
細やかな表情をもった放射型打パターンのダイヤル、シンプルな針やインデックスは、時計本来の機能を損なわないよう、しっかりと視認性を確保しながら、凜とした美しいシルエットを叶えています。