ロレックス デイトナ 6239 ティファニーWネーム!初期Wネームの魅力とは!!
ロレックスは1960年代から、各販売店地域でのブランドネームの訴求を狙って、ジュエラーから飽食店まで、様々な異業種ブランドとのコラボレートを行ってきました。
文字盤に他社のブランドロゴを併記した所謂Wネームは、レギュラーコレクションよりも製造数が桁違いに少ないため、その気小生とアイコニックなデザインからヴィンテージコレクターの間で重宝されてきました。
そんなWネームの黎明期に製造されたロレックス デイトナ 6239 ティファニーWネームについてご紹介します。
ティファニーWネームはWネームの中でも高い人気を誇っています。
デイトナ、GMTマスターの初期モデルからその存在が確認され、1964年~販売が開始されるファーストデイトナ、Ref.6239のWネームは64年~65年までの間に初期も出るに限って前記と後期で2種類のWネームモデルが確認されています。
前期のモデルはシルバーのデイトナ表記、ティファニーのロゴとともにアメリカで規制がかけられたラジウム夜光を使用していないことを示す"-"を前後に配した<-T SWISS T->の文字がこちらもシルバーでプリントされています。
このモデルはデイトナファーストモデルであるRef.6239の初期仕様モデルをベースとし、<ROLEX COSMOGRAPH>の下にシルバーで<DAYTONA>とティファニーのロゴがプリントされています。
デイトナサーキットとのスポンサー契約後に急いで製作したためか、<ROLEX COSMOGRAPH>の下にややスペースを空けて<DAYTONA>とプリントされています。
全体のバランスを考慮していないためか、後期のデザインと比べて表記全体がやや下にレイアウトされています。
1965年に販売される後期モデルからは文字盤の表記がすべて白で統一されています。
また、6時位置の表記も<T SWISS T>に変更されています。
<ROLEX COSMOGRAPH DAYTONA>の表記に関しても全体のバランスを考慮し、12時位置の表記が前期と比べやや上にプリントされているのが特徴です。
Ref.6639のポールニューマンにもティファニーWネームが存在しますが、その数はわずか5本といわれています。
ケース
ステンレススチール(SS)
ムーブメント
手巻き
Cal.72B