更新日:2023年11月07日

ロレックス ターノグラフ 6202!人気のサブマリーナモデルの原点とは!?



1954年のバーゼルワールドでサブマリーナのファーストモデルが発表されました。 そのベースとなったのがこの希少なターノグラフセミバックル仕様、ロレックス ターノグラフ 6202です。 裏蓋やドレス系モデルの雰囲気を受け継ぐペンシル針、双方向回転ベゼルなど、スポーツロレックスが生まれた時期ならではの意匠や機構がファンの心を捉えて離しません。

ターノグラフの初期モデルは1950年代に発表されました。 いくつかある特徴の1つがドレッシーな針です。 同じRef.6202でも、後期のモデルにはサブマリーナと同じベンツ針が採用されていますが、初期モデルにのみ、当時のドレス系モデルによく使用されたペンシル針が採用されています。 ドットマーカーが先端についているトップドット秒針も初期モデルにだけに見られる独特な点です。 最も初期のモデルはハニカム文字盤にペンシル針、トップドット秒針の組み合わせになっているため、後期の6202はベンツ針仕様へと変わる過渡期のモデルではないかと思われます。 サブマリーナではトップの時分から最初の15分までのみの1分刻みのメモリをレイアウトしていますが、このターノグラフは5分刻みのほか、1分刻みのメモリが施されています。

双方向回転ベゼルもサブマリーナの連なる進化の歴史を彷彿とさせます。 ロレックスで初めて採用された双方向回転ベゼルが、回転してゼロに戻るという意味からアルファベットの"O"になぞられて"TURN-O-GRAPH"と名づけられています。ミラーのブラック文字盤にゴールドでプリントされたモデル名がヴィンテージ感を引き立てています。 初期モデルならではの小ぶりなねじ込み式リューズのトップには、クラウンマークとともに「+」のマークが刻印されています。 この「+」マークは初期ターノグラフの他、1950年代前半かそれ以前のセミバブルバック/バブルバックを採用したモデルに見られます。(後期からはツインバックに変わり「-」マークになりました。) サブマリーナをはじめとするスポーツモデルの原点という歴史的価値も兼ね備えたロレックス ターノグラフ 6202は非常に価値の高いモデルであるといえるでしょう。


素材 :SS

ムーブメント :自動巻き/Cal.A296

製造 :1950年代前半

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