更新日:2016年08月01日

カルティエ、円高で値下げ!8月5日に平均10%

2016年カルティエ価格改定 リシュモングループのIWC、パネライ、カルティエの3ブランドの価格改定が決定しましたね。
パネライは7月15日(金)にすでに約10%値下げした改定価格となっていますが、仏高級ブランド「カルティエ(CARTIER)」は、8月5日から時計や宝飾品などほぼ全商品にわたって日本での小売価格を値下げします。
商品カテゴリーやコレクションによりますが、平均約10%の値下げとなるそうです。
さらにカルティエはアクセサリーや補修品の価格、修理価格も引き下げる予定とのこと。
海外の免税店に時計を買いに行かなくても、円高の恩恵を受けられるとは、嬉しい限りですね!

昨今、金融緩和観測の後退や、英国のEU離脱により「安全資産」とされる日本円に買いが集まるなど様々な要因により、年初の1ドル120円から1ドル102円(8月1日時点)まで円高が進行しています。
とはいえ、円安や原料高のため価格を引き上げるブランドは多いですが、値下げを行う事例はかなり珍しいですよね!
実際、高級ブランドや高級時計メーカーは2013年以降、円安を背景に複数回値上げしてきましたが、円高を反映しての値下げというニュースはなかなか聞いたことがありません。
高級時計などの需要は比較的底堅いですが、この値下げにより一段の消費を促す狙いです。

時計やジュエリーで高い人気を誇るカルティエの定価値下げが、今後他のブランドにどのように影響するのかも気になるところですね!

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